ヨーロッパでシェア拡大をめざす全米フットボールリーグ(NFL)が、新たな会員制ストリーミングサービスで大きな勝負に出る。アメリカというホームグラウンドから離れた市場で戦うために、テックの巨人とも提携。取材から見えてきたのは、リスクを恐れない攻めの姿勢だった。 ヨーロッパでシェア拡大をめざす全米フットボールリーグ(NFL)が、新たな会員制ストリーミングサービスで大きな勝負に出ている。 過去10年で、ロンドンで中継されるアメリカンフットボールの試合数は、年間1試合から4試合までしか増えなかった。だが今回NFLは、年間139.99ポンド(約2万1000円)で300試合以上をオンデマンド視聴できるストリーミングサービスの普及に乗り出した。 Netflix(ネットフリックス)風の配信サービス「NFL Game Pass」が、9月7日開始の新シーズンに先立ち、ヨーロッパの61の市場に向けてリニューアル
米NFL(ナショナルフットボールリーグ)とTwitterは5月11日(現地時間)、試合前の映像やハイライトなどを配信する複数年契約を結んだと発表した。NFLの試合自体のネット配信権はAmazonがTwitterから奪取したため、Twitterはそれ以外のコンテンツ配信に徹する。 30分間のライブ番組を制作し、NFLシーズン中にTwitterで週5日放送する。試合のハイライト、試合前の選手へのインタビュー、チーム別のパワーランキングなどを伝えるという。 TwitterとNFLは2013年から連携。昨年はNFL Networkが放送する中継番組「Thursday Night Football」(TNF)全16試合のうち、10試合を無料ライブ配信するなどした。だが今シーズンは、Amazonが試合自体のライブ配信権を獲得したため、Twitterは関連コンテンツの放送に徹する。 関連記事 LINEは
来月2月5日に、テキサス州ヒューストンのNRGスタジアムで開催されるアメリカンフットボール(NFL)の大祭、第51回スーパーボウル(Super Bowl LI)の放送権を持つFOXは、新たな放送技術を盛り込んで中継に臨む。その1つに、視聴者がフィールドにいる選手の目線で試合の流れを観られるリプレイ技術「Be The Player」を中継に導入する。 このBe The Playerは、インテルの360°リプレイ技術をFOXスポーツラボとインテルが共同で更に進化させたもの。インテルの360°リプレイ技術は従来FreeD社が編み出した、30~40台近いライブカメラをファイバーでつなぎ、大規模インテルサーバーでカメラソースからリアルタイム3Dグラフィックスを生成する技術。従来による第三者の目線でターゲット選手の動きを360°視野で観せるものから、今回はフィールドにいる選手の目線、特にクォーターバッ
NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は、ずいぶん前から、ほかのテレビ事業者を悩ませている視聴者数減少には縁がないとされてきた。しかし、先日のニールセン発表で、2016年シーズンは視聴率が8%低下したことが明らかになった。アナリストたちによると、これはテレビ業界が「じり貧」であることを示唆しているという。 革命は多くの場合、ものすごく時間がかかる。 NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は、ずいぶん前から、ほかのテレビ事業者を悩ませている視聴者数減少には縁がないとされてきた。しかし、先日のニールセン発表で、2016年シーズンは視聴率が8%低下したことが明らかになった。 テレビ番組のさらなるデジタル化を望む人たちは、この結果をリニアテレビ(従来のテレビ放送)を終わらせるための根拠として利用するかもしれない。アナリストたちによると、業界が頼りにしてきたスポーツ番組の視聴率低下は、いまは
NFLのフィラデルフィア・イーグルスは、多くのライブ動画を配信してきたが、ライブ価値のあるコンテンツを厳選することで、オンデマンドを好むターゲット層へ最適なコンテンツを届けようとしている。また、ライブストリーム社の技術を活用して、Facebookライブ動画やTwitterには提供出来ない体験を生み出している。 米プロフットボールリーグ(NFL)のフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)のメディア戦略は、ライブ動画の導入を検討しているパブリッシャーに重大なメッセージを投げかけている。それを本当にライブする必要があるか自問すべきというものだ。 イーグルスは、以前から動画のライブ配信に取り組んでいる。NFLのシーズン開幕中は、チームのWebサイト、モバイルアプリ、FacebookやTwitterのソーシャルチャネルなどで、毎週10~15時間のライブ動画を配信してきた
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