2018/1/6 17:10 野口学 企業向けのビジネスアプリケーションを開発・販売するソフトウェア企業として、世界最大のグローバル企業であるSAP。2014年FIFAワールドカップでドイツ代表が優勝を果たした陰の立役者としても知られるIT界の巨人は今、バイエルン・ミュンヘン、F1のマクラーレン、MLB、NBAといった世界トップクラスのスポーツ関連組織とパートナーシップを組むなど、25番目の産業としてスポーツ産業に注力している。では具体的に、SAPがスポーツ産業に対して提供しているソリューションとはいったいどのようなものなのだろうか? それは、日本のスポーツ界が大きく後れを取っている分野でもあった――。(取材・文=野口学) 【前編はこちら】ドイツをW杯王者に導いたIT界の巨人「SAP」は、なぜスポーツ産業へと参入したのか?企業向けのビジネスアプリケーションを開発・販売するソフトウェア企業