ベルリン発祥、都市型垂直農法を手がけるInfarm(インファーム)は2023年2月に日本市場からの撤退を発表した。「農業はついにここまできた」とまで言われた農業ベンチャー界の風雲児インファームに何が起きたのか。今回は、元インファーム日本法人代表(現在も投資家の一人) 平石郁生さんに、インファーム日本市場参入から撤退までの軌跡を余すことなく語ってもらった。 岩佐)ベルリン発祥の垂直農法(バーティカルファーミング)のスタートアップであるInfarm(インファーム)。そのデジタル技術を駆使した革新的な農法から世界中で飛躍的な進化を遂げるかに思った矢先、日本撤退を発表しましたよね。今回、インファームが日本市場撤退に至ったそもそもの要因は何だったのでしょうか。 平石)平たく言うと、日本市場の需要、日本人が日常的に食べる品種を提供できていなかったということですね。スタートアップ用語でいうところの「PM
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