すでに回っているフローがあるのに、わざわざテストみたいなことをする必要はないだろうというのが普通の意識ですけれど、先頭切ってやろうじゃないかというのが理念としてありました。 テレビから映画まで、映像制作現場でノンリニアの編集システムが当たり前となった昨今、誰もがノンリニア編集システムの使いやすさを認める一方で、その本来の力を発揮できていない状況が続いている。本編集が未だにリニアであるため、テープレスカメラで撮影した素材なのにわざわざテープに落として本編集に持っていったり、テープで撮影した素材をデジタイズしてファイルで仮編集しても本編集は再びテープだったりと、リニアとノンリニアの混在が逆に制作の負担となってのしかかっているのだ。 本来的な作品の質には直接関係ないこれらの作業を、皆がどうにかしたいと思いつつも、様々な事情から、完全にはリニアから離れられないでいるのが現実だ。だが、今回紹介するテ