人気LED電球の意外な落とし穴 「暗い」「重い」「切れる」と苦情 価格低下で急拡大するLED電球だが・・・(写真は、東芝製) 省エネで長寿命は評判のLED(発光ダイオード)電球市場が急拡大するなか、一方で「暗い」「すぐに切れた」「重くて照明器具に取り付けられない」といった苦情が増えている。 LED電球は一般の白熱電球と比べて、価格は4000円前後と安くないが、消費者の「エコ意識」の高まりと、従来の電球からそのまま取り替えられる便利さで売り上げを伸ばしている。しかし、実際は一般の白熱電球とLED電球は「別モノ」で、いろいろと注意する点があるようだ。 ■白熱電球とは「仕組み」が違う 国民生活センターに寄せられた苦情や相談は、「10年間使用できるというので買ったのに、すぐに切れた」、「調光用LED電球を買ったが、暗くすると明かりがチラつく。メーカーに問い合わせたところ、むずかしい商品なので性能に