ソフトバンクは4月28日、同社が11月9日付けで総務省から認可を受けた1.7GHz帯での携帯電話事業の免許(2005年11月9日の記事参照)を返納すると発表した。返納する理由は「BBモバイルを通しボーダフォンを買収したことで、免許を受けた時の条件であった新規参入事業社ではなくなったため」としている。 1.7GHz帯は、グループ会社のBBモバイルが、2007年4月1日からW-CDMA方式で携帯電話サービスを提供する予定だった周波数帯だ。しかし、ソフトバンクは3月17日にボーダフォンを買収することで英Vodafoneと合意(3月19日の記事参照)。新規参入であることを条件に認可された1.7GHz帯の周波数をどうするかが懸案になっていた。なお同社社長の孫正義氏は記者会見の席で「1.7GHz帯の周波数をどうするかは総務省と相談して決めたい」と発言していた。 総務省によれば、返納される1.7GHz帯
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