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ブックマーク / somethingorange.net (5)

  • うまい作品がおもしろいとは限らない。 - Something Orange

    同人ゲーム『うみねこのなく頃に』をエピソード2までプレイした。おもしろい! いや、もう、おもしろいどころじゃないですよ。圧巻ですよ。感動ですよ。 エピソード1があまりにも退屈なので、それを終えるまでひと月以上かかっているのだが、エピソード2は数日で読み終えた。 あまりにも濃密な物語体験にグロッキーになってしまったので、エピソード3に手を出すのはもう少し先にしようかと思うが、とにかくこれはすごい。素晴らしい。傑作。名作。いや――そうでもないかな? 『うみねこ』という作品をまえにして思わされるのは、その評価のむずかしさである。一筋縄ではいかないその内容もあるのだが、それ以前に、ひとつの作品として粗が多すぎる。 まず、最前書いた通り、序盤が退屈。それはもう異常に退屈。事件のひとつも起こらない登場人物紹介が延々数時間にわたって続くのは、ある種、拷問である。 たしかに『ひぐらし』に比べればずっと良く

    うまい作品がおもしろいとは限らない。 - Something Orange
    daddyscar
    daddyscar 2009/11/08
    「逆に、どれほど技術的に洗練されていても、おもしろくないものはおもしろくない。」極論過ぎ。そんなことはないだろ。
  • オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange

    同じ新潟市在住ということが判明したので、「自問自答」のRy0さん(id:jimonjitou)と呑んできました。 ふだんはオフ会などでも少人数で長く喋ることはむずかしいのですが、この日はたった3人で6時間にわたってオタクトークしました。楽しかった! 当然、色々な話が出たわけですが、なかでも興味深かったのは、現在の若いオタクたちの実相。いまの大学では、たとえば野球や音楽の話題などに混じって、普通にアニメの話が出て来る、オタク文化の大衆化はそこまで進んでいる、ということでした。 へえ、うわさには聞いていたけれど、当なんだ。ただ、そこで出る話題は、やっぱり薄い、『らき☆すた』とか『けいおん!』とか、だれが可愛いとか萌えるとか、そういう話がメインであり、少し踏み込んだ話をすると浮く、と。 なるほど、わかるわかる。ある意味、予想通りですね。 その話をきいて思ったのは、昔のオタクが一般人のなかで孤立

    オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange
    daddyscar
    daddyscar 2009/08/03
    整備されたから道を登ってこれたってのは、一般人がであって、そんなのやっぱりオタクじゃないんだよ。
  • 栗本薫や田中芳樹、西尾維新を語る「言葉」がほしい! - Something Orange

    いやまー何がいいたいかというと、なんとなくわかってきた、、、そうか、「ある基準」を超えると、そもそもカテゴリーという枠を超えるオリジナリティを感じるものなので、一つのジャンルで言い難くなるんだな。栗薫の『目石』とか、推理小説だ?といわれると、たしかに名探偵・伊集院大介シリーズなんですが、でもあれって違うよなー。とかそういう感じ。ああ、わかってきた、そうか、そうだライトノベルを低く見ているからとかそういうことではなく、ある作品は、その作者がちゃんと世界観を作り込んで基準値を超えると、カテゴリーで話がしにくくなるんだ。つまりは、そういうレベルだってことだ。 「『偽物語(下)/最終話 つきひフェニックス』 西尾維新著  - 物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために」 うんうん、わかるわかる。いや、たぶんわかる。 ようするに「ジャンルで作品をカテゴライズすることの限界」という話ですよね?

    栗本薫や田中芳樹、西尾維新を語る「言葉」がほしい! - Something Orange
    daddyscar
    daddyscar 2009/06/16
    うーむ。こんなこと書くと叩かれそうだけど、単純に小説としての質(価値じゃないからね)が低いから、批評が成立しづらいんじゃね?
  • 男女のあいだにハンディは必要か? - Something Orange

    昨日のラジオで話したことを記事にまとめておきます。 昨日はいくつかの作品を取り上げて、そのなかの人間関係について考察してみたのですが、そこで浮かび上がってきたのは「対等な関係性」というキーワードでした。 たとえば、「ライバル」の項目で取り上げた『ベルセルク』のガッツとグリフィスは、あまりにも真摯に対等であろうとしたために、さいごには敵対することになってしまいます。 また、遠藤淑子の漫画『マダムとミスター』の主人公、グレースとグラハムは、男女/主従という関係性を飛び越えて対等に渡り合います。 話を続けるうちに、自分はどうもこういう「対等な関係性」に惹かれるらしい、ということがわかってきました。 そこで思い出したのが、男性論を扱う学者である熊田一雄さんの記事です。熊田さんは、「近代社会では、男性に何らかのハンディをつけなければ、男女間の「対等な対」を説得的に描くことができなかった」と書き、高橋

    男女のあいだにハンディは必要か? - Something Orange
    daddyscar
    daddyscar 2008/12/07
    物語を念頭に置いた問いかけなんだけれども、現実の恋愛に敷衍しても面白いかも?つーかフケ専ホモは、ただそれだけで、逆ハンデのシステムに組み込まれちゃってるんだな.゚・(つД`゚)・゚.
  • ■ - Something Orange

    二階堂黎人さんの掲示板に書き込まれた巽昌章さんの投稿をがんばって読む。いや、なんというか、プロのもの書きって凄いよね。これ、原稿用紙にして軽く40枚はありますよ。たかがネットでの発言の反論でここまで書くか普通。 内容にかんしては文句ないんだけれど、せっかくなので掲示板に直接書き込むのではなく、どこかにアップしてリンクを張る方法を採ってほしかった。 いまのところ二階堂氏によってまとめられたものがアップされてはいるけれど、これはいずれ消去されてしまうらしいし、この記事は半永久的に保存しておく価値があると思う。 そういえばこのあいだ個人サイトの掲示板が衰退しているのを嘆く文章を書いたけれど、こういうことがあると衰退するのもむりはないと思えますね。 書きこめる量には限りがあるし、リンクもトラックバックもできないし、弱点だらけだもんなあ。個人掲示板はインターネットのコンテンツとしてはあまりにも閉鎖的

    ■ - Something Orange
    daddyscar
    daddyscar 2006/01/27
    二階堂黎人による『容疑者Xの献身』批判について
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