西鉄ストアが「Hadoop」と「Asakusa Framework」の組み合わせで基幹系システムを刷新し、2013年3月末から「Amazon Web Services(AWS)」上で稼働させている。開発元のノーチラス・テクノロジーズが2013年4月9日に発表した。Asakusa Frameworkは、オープンソースソフトウエア(OSS)の分散バッチ処理ソフトHadoopを使って基幹系バッチ処理を行うためのフレームワークである。 西鉄ストアが今回刷新したのは、売り上げの確定処理などを行う「売上・売掛金管理システム」、仕入・費用の計上や買掛金・未払い金などの債権管理・支払い管理を行う「仕入・買掛管理システム」、店舗内のテナントの売り上げや手数料を管理する「テナント管理システム」、個別原価法で損益を管理する「管理会計システム」の4つ。流通業としての同社の基幹系システムのほぼすべてを、Asakus