J1北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵(30)が、今季初ゴールへ、己を貫く。札幌は6日、アウェー・鹿島戦に臨む。7連敗中に加え、4戦連続無得点という状況の打開へ、武蔵が覚悟を口にした。「自分が1人でどうにかする。その思いでプレーしたい」。チームで1点を奪いにいくのがサッカーの鉄則だが、自らの力で道を切り開く。 リーグ戦16試合出場も、ノーゴール。周囲からの批判の声は分かっているが「当然のこと。自分が悪いのだから」と言い訳は一切しない。キャンプ途中からけがに苦しみ、シーズンに入ってからも右太もも裏痛などを発症。歩みは順調ではなかったが、前線で体を張って走り続ける闘争心が直近のプレーに表れてきているように、状態は確実に上がっている。0―1で敗れた前節・新潟戦(6月29日)を「球際のところで負けていた」と反省した上で「そこは最低限やらないといけない」と最前線から戦う姿勢を見せる。 最下位に沈み続