台湾の衛生当局は、台湾で初めてH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染した人が確認されたと発表しました。 それによりますと、感染が確認されたのは、台湾の53歳の男性で、先月28日から中国東部の江蘇省蘇州に滞在したあと、今月9日に台湾に戻ったということです。 台湾でH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染した人が確認されたのは初めてです。
中国南東部から北部の北京まで広がった鳥インフルエンザが本格的な感染爆発、パンデミック前夜の様相です。野鳥からも発見、鳥には弱毒なのに人は重篤の特性に加え、中国の貧しい医療事情から患者潜伏の可能性あり。16日までに公表の感染患者77人、死者16人で本当に網羅しているのか疑問が残ります。新型インフルエンザで記憶に新しい2009年のH1N1型は、過去に流行したウイルスと共通部分があって高齢者を中心に免疫が残っていましたが、今回のH7N9型は人間にとって全くの新型です。感染を広げながら進化するウイルスの特性も睨みながら、ウイルスが苦手とする夏まで目が離せません。もし日本に来るならば都議選があった4年前と同じ条件になり、「新型インフル5千人。お寒い都の監視体制」で指摘したように、公式発表と違い7月まで患者発生は続きました。 人民網の「H7N9型最新情報」などで公表の感染・死亡データをグラフにしました
中国でこれまで少なくとも2人が死亡し、5人が重体になっている、鳥インフルエンザの「H7N9型」のウイルスは、遺伝子の一部がヒトに感染しやすく変異していることが、国立感染症研究所の分析で分かりました。 専門家は「ヒトからヒトへの感染が起きていないか、注意深く監視する必要がある」と指摘しています。 国立感染症研究所は、中国当局から、ヒトへの感染が相次いで明らかになったH7N9型の鳥インフルエンザウイルスの遺伝情報の提供を受け、遺伝子の配列などを詳しく分析しました。 分析したのは、はじめに感染が確認された上海市の男性2人と安徽省の女性1人から分離されたウイルスの情報で、いずれも、ウイルスの増えやすさを決める特定の遺伝子が、ヒトの細胞の表面に感染しやすく変異していました。 このうち、上海市の一方のウイルスと安徽省のウイルスは変異した遺伝子の配列が一致していたということで、広い範囲で感染が広がってい
鳥インフルで2人死亡=H7N9型、初めて人に感染−中国 鳥インフルで2人死亡=H7N9型、初めて人に感染−中国 【北京時事】中国国家衛生・計画出産委員会は31日、上海市で鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染した87歳と27歳の男性がそれぞれ4日と10日に死亡したことを明らかにした。安徽省※(※=サンズイに除)州市の35歳の女性も危篤状態で、江蘇省南京市の病院で治療を受けている。 H7N9型は低病原性のウイルスとされるが、人への感染が確認されたのは初めて。29日に中国疾病予防コントロールセンターでH7N9型のウイルスを検出し、30日にこのウイルスによる感染と確定診断された。3人の感染ルートは分かっていない。(2013/03/31-17:51)
印刷 関連トピックス新型インフルエンザタミフル 米中西部アイオワ州で子ども3人が新種の豚インフルエンザウイルス(H3N2型)に感染していたことがわかった。いずれも豚と直接接触していないことから、米疾病対策センター(CDC)では、人から人に感染した疑いがあるとみている。 3人はいずれも軽症で、すでに回復している。 見つかったウイルスは、遺伝子の一部が09年に世界的に流行した新型インフルエンザ(H1N1型)のものに置き換わっていた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます
フランス・カン(Caen)で抗ウイルスのハンドジェルを子どもに使わせる女性(2009年8月28日撮影)。(c)AFP/MYCHELE DANIAU 【9月13日 AFP】新型インフルエンザA型(H1N1)の世界的大流行(パンデミック)の際、保健当局が普段から使用するよう勧めていたアルコールの殺菌ジェルに、新型インフル感染率の低減効果がほとんど無かったとする報告書が12日、米ボストン(Boston)で開かれている「抗菌薬および化学療法に関する学術会(Conference on Antimicrobial Agency and Chemotherapy、ICAAC)」で発表された。 報告書は、手指用の除菌剤などを含む消毒・ケアグッズを製造するダイアル・コーポレーション(Dial Corporation)が資金提供し、バージニア大学(University of Virginia)のロナルド・ター
新型インフルで20代男性死亡=全国38人目−熊本 新型インフルで20代男性死亡=全国38人目−熊本 熊本県は30日、新型インフルエンザに感染した宇土市内在住の20代男性が死亡したと発表した。男性に基礎疾患があったかは不明だが、家族も新型とみられるインフルエンザに感染していた。死因は不明。国内の新型インフルエンザ患者の死者は、疑い例も含め38人となった。 県健康危機管理課によると、男性は27日にせきなどの症状が出たため、28日に同市内の医療機関を受診。その際、39度台の熱があったほか、脱水症状もあった。簡易検査では陰性だったが、家族に新型とみられる感染者がいたため、タミフルを投与。29日午後5時15分ごろ、自宅で死んでいるのが見つかった。死亡後の遺伝子検査で、新型の陽性反応が確認された。(2009/10/30-13:43)
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