『冷凍お届けごはん 離れている家族に』(上田淳子/講談社) 好きな人や得意な人にとっては何てことない日々の料理も、苦手な人、慣れない人からしたら大変なこと。しかし離れた相手の場合、毎日作りにいくわけにもいかない。結果、栄養が偏ってないかな? ちゃんとしたもの食べてるかな? と不安になってしまう。それならいっそ、作って宅配便のクール便で送ってしまおう、というのがこの『冷凍お届けごはん 離れている家族に』(上田淳子/講談社)という本。食べる時にさっとレンジやフライパンで加熱するだけ、という状態にして相手に送ることで、料理が苦手な人の負担をぐっと減らせるのだ。 本書のポイントは、全てオーブンシートで包んで送るということ。こうすることで、洗い物などの手間も大幅に減り、送られた側もよりスムーズに料理を堪能することができるそうだ。そこで、実際に作って実家に送り、食べてもらった。