参院選の比例代表で落選した金子善次郎元衆院議員(69、自民)の公式ツイッターのフォロワー(閲覧者)の大半が、選挙権のない外国人を名乗るアカウント(登録者名)で占められていることがわかった。同氏の公式フェイスブック(FB)でも、賛意を示す「いいね!」のうち約8割がトルコから寄せられていた。専門家は「いずれも短期で急増し、あまりに不自然。フォロワーや『いいね!』は安価で購入でき、何者かが水増しした疑いがある」と指摘している。【本多健】 インターネットによる選挙運動が初めて解禁された参院選では、ツイッターやFBなどのソーシャルメディアが活用された。フォロワーや「いいね!」の数は、ネット空間における支持の強さの目安としてメディアに取り上げられるなど、注目されていた。 複数の専門家によると、金子氏はツイッターへのツイート(短文投稿)を5月7日に開始。約40日後の6月18日までにFBの更新情報を中