将棋の最多連勝記録を30年ぶりに更新した中学3年生の藤井聡太四段が2日、公式戦で初めて敗れました。連勝記録は「29」で止まりましたが、藤井四段は今後もタイトル獲得の最年少記録などを更新する可能性があり、引き続き活躍が期待されます。 しかし、2日、東京の将棋会館で行われた竜王戦の挑戦者を決める「決勝トーナメント」の2回戦で、若手の強豪、佐々木勇気五段(22)に敗れ、30連勝はなりませんでした。デビュー戦から勝ち続けてきた藤井四段にとって公式戦で初めての負けとなり、同時に、デビュー1年目にして期待されていたことしの竜王戦への挑戦を逃しました。 一方、藤井四段はこれまで連勝を続けるなかで、ほかのタイトル戦でも予選を勝ち進んでいて、棋王戦で挑戦者を決めるトーナメントへの進出を決めているほか、王将戦や叡王戦の予選でも駒を進め、タイトル戦の挑戦者となる可能性が残されています。 将棋のタイトル戦の挑戦者
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