6割がIS戦闘員引き取り支持=独世論調査、政府は慎重 2019年02月22日20時04分 【ベルリン時事】シリアで拘束された過激派組織「イスラム国」(IS)のドイツ出身戦闘員をめぐり、公共放送ZDFは22日、6割がドイツへの引き取りを支持しているとの世論調査結果を発表した。一方、政府は慎重な姿勢を示している。 〔写真特集〕「イスラム国」~異教徒を並ばせ、集団斬首~ 調査は1250人を対象に実施。「ドイツ出身戦闘員を引き取り、国内で裁判を受けさせるべきか」との問いに、61%が賛成。反対は32%にとどまった。 マース外相は、現在シリアに大使館がなく、戦闘員と直接連絡を取れる手段もないため、引き取りは「難しい」との認識を示している。