はてなブログに関するdebabochoのブックマーク (161)

  • 映画『ウィンストン・チャーチル』見せたいものは何だったのかというはなし。 - farsite / 圏外日誌

    2018年度作品賞ノミネートの1作『ウィンストン・チャーチル / ヒトラーから世界を救った男』。観終わってみれば、なんともちぐはぐだったなあ、という思いが残る。あの演説で、すごく感動したかったのに、うまく感動できなかった。なんでだろう? 原題 Darkest Hour の指し示す通り、作はフランスがナチスドイツに大敗して始まる英国の最悪の時期に首相となった彼が、自らの心の闇を払い、ダンケルクの演説に至るまでの1か月あまりを描く。 有能な政治家とはいえ失敗も重ね、回りは与党も野党も敵だらけ。さらに全体主義への徹底抗戦の意志をくじくがごとく、欧州大陸で最悪の事態が始まる。その瞬間、彼が何を思い、何を知り、何を決断して、あの大演説に至ったか……。そりゃあドラマだ。 ところが、実際盛り上がるはずなのに、なぜか心がついていかない。 シーンは良いのに物語にならない シーンのひとつひとつはどれも良い。

    映画『ウィンストン・チャーチル』見せたいものは何だったのかというはなし。 - farsite / 圏外日誌
  • スター・トレック:ディスカバリー - 世界の全肯定が生んだ新しい物語 - farsite / 圏外日誌

    2017年イチ推しの作品と訊かれれば、『スター・トレック ディスカバリー』を上げるしかない。それは私が長年のスタートレックファンだからで、とても客観的な評価とは言えないのだけれど、このシリーズが表現して見せた世界、宇宙には、心底感動した。ものすごくスタートレックでありながら、ものすごく新しい宇宙だ。 『ディスカバリー』の解決 50年の歴史と720話を超えるエピソード、作品内では300年にわたる歴史を描いてきたスタートレックの最新作。設定の入り組んだ魅力的な作品世界を忖度すれば、物語は容易にパターナリズムの虜となる。スター・ウォーズですらエピソード7でそうなりかけたのだ。ところが革新性のため古い設定を打ち壊せば、ファンはまったく納得しない。 これを、『ディスカバリー』は、どう対処したのか? 『ディスカバリー』は、あらゆるシリーズ、エピソードの設定を、ほとんど無秩序に取り入れた。設定の整合性で

    スター・トレック:ディスカバリー - 世界の全肯定が生んだ新しい物語 - farsite / 圏外日誌
  • http://twitter.com/i/web/status/921662587971895300

  • 『ダンケルク』ウンコの呼んだ夢と現実の物語 - farsite / 圏外日誌

    第二次大戦中に実際に起こった英軍の救出作戦を描いた『ダンケルク』。すごい。物のスピットファイアすごい。ユンカースの爆撃音すごい。人を満載にしたV級駆逐艦(に装ったシュルクーフ級駆逐艦)の画面いっぱいの巨体、すごいすごいすごい! ああ、プラモデルで作った10センチ足らずの駆逐艦HMASヴァンパイアも、実際はこんなに大きかったのか……。ボートダビットの厚み、備え付けられたロープの太さ。ああ、そうだったのか、そうだったのか! 理解! 圧倒的理解! そんなわけでノーランの写実主義的な戦場にすっかり魅入られて忘れちゃいがちだけど、これ映画作品としては、ウンコがきっかけなんですね物語の。で、物語の始まりは写実的でありながら幻想的。 完全に無人となったダンケルクの街。古くから続く美しい街並み。ところが家には人の気配もなく、水すら出ない、まるでディズニーランドのつくりもの。そんな不思議の世界でリアルな便

    『ダンケルク』ウンコの呼んだ夢と現実の物語 - farsite / 圏外日誌
  • 探査日誌 34526.5 - そして月面へ - アストロニア 惑星探査日誌

    我々は惑星テランの周回軌道上にある。ここから月面までは3ステップ、まず月周回軌道に移る。降下ポイントを決める。そして、着陸である。 惑星テランを回るパーキング軌道で、再度メインエンジンに点火する。 シャトルはテランの大気層をなめるように、月に向かって一直線に進んでいく。どうやら地球の重力井戸を脱出するために、実際の宇宙機が使うようなコースを取るわけではないようだ。特殊な宇宙ゆえの移動である。 一瞬だが、バレンの極方向はるか遠方に、複数のマーカーらしきものが見えた。これは何だろう? またひとつの謎が増えた。 月の周回軌道に入った。それを祝福するがごとく、地平線の向こうから太陽の光が差し込んでくる。いよいよ最終フェーズだ。 降下ポイントは3つのみ。母星テランに比べてその円の大きさから、相対的にバレンの小ささが推し量れる。眼下に見える半球の面積は、これまでテランで探索した範囲とほぼ同等だろう。

    探査日誌 34526.5 - そして月面へ - アストロニア 惑星探査日誌
  • セルフリッジ 英国百貨店 シーズン3 - 海外ドラマ全話レビュー - farsite / 圏外日誌

    Twitterを使った、英国ドラマ『セルフリッジ 英国百貨店』(原題: Mr. Selfridge)おおむね140文字エピソードガイド&感想 シーズン3(全10話)。 あらすじ 第一次大戦終結から間もない1919年、ロンドン。戦時中に進んだ女性の社会真しゆつは復員兵の失業につながり、旧来の男尊女卑的な社会からの脱却は、混乱と痛みを伴うものとなっていた。 ハリー・セルフリッジのローズの死から1年が経ち、セルフリッジ家は久々の明るい話題に沸いていた。ハリーの長女ロザリーが、亡命ロシア貴族、ボロトフ侯爵夫人マリーの子息セルゲイと結婚するのだ。しかし、セルゲイには野望が、そしてマリーには秘密があった。セルフリッジ家に同居することとなったふたりとの生活は、一筋縄ではいきそうになかった。 そんなか、ハリーは女性起業家、ナンシーと出会う。先進気鋭の彼女は、復員兵向けの住宅地造成の計画を立て、ハリーにス

    セルフリッジ 英国百貨店 シーズン3 - 海外ドラマ全話レビュー - farsite / 圏外日誌
  • 探査日誌 03421.4 - 宇宙への飛翔 - アストロニア 惑星探査日誌

    いよいよ宇宙に飛び立つときが来た。シャトルを完成させ、燃料を注入、発進する。 まずはシャトルの体をプリントアウトする。混合物4単位という比較的入手が容易なマテリアルでプリント可能だ。 これがシャトル体。これだけでは飛び立つことはできない。操縦席が必要だ。バッテリーの回復を待つ。 一人用密閉型(クローズド)操縦席をプリント、接続する。これでシャトルの完成だ。操縦席がすっぱりと切られたような、少々アンバランスな機体だが、何もない部分はカーゴスロットになっている。回収した未知物体など、大型の物資を接続、持ち帰ることができる。 ヒドラジン燃料を注入し、夜が明けた。いよいよ出発だ。 メインエンジン点火 離床 惑星テランの周回軌道に到達。視界の上部、朝になったばかりのエリアに、出発したベースと探査ビーコンのマーカーが見える。地上探査がいかに狭い範囲で行われていたかがよくわかる。 何周か軌道を回る。

    探査日誌 03421.4 - 宇宙への飛翔 - アストロニア 惑星探査日誌
  • 秘密の森 - 海外ドラマレビュー & キャラクターガイド - farsite / 圏外日誌

    Twitterを使った韓国tvN制作のドラマ『秘密の森』おおよそ140文字エピソードガイド&感想。 あらすじ 検察官ファン・シモクは、建設会社社長パクから呼び出され彼の家に向かうが、そこには死体となった彼の姿があった。竜山署の刑事ハ・ヨジンと共に犯人を追うシモクだが、彼は上司である次長検事イ・チャンジュンが、殺されたパクと裏で繋がっていたことを知っていた。シモクは検察内の不正を暴くことができるのか? 壮絶な騙しあいが始まる。 『秘密の森』は、日ではNetflixオリジナルドラマとして配信中。 www.netflix.com 登場人物 キャラクターがとにかく多く、かつスーツのおっさん率高めで混乱するので、メモとして。 ファン・シモク(演:チョ・スンウ) 西部地検刑事3部 検察官。天才的な頭脳を持つが、子供のころの情動調節障害の治療のため感情を失い、偏頭痛に悩まされる。被害者のパクが厚岩洞の

    秘密の森 - 海外ドラマレビュー & キャラクターガイド - farsite / 圏外日誌
  • 探査日誌 033962.3 - 最後の惑星探査 - アストロニア 惑星探査日誌

    地底探査を終え、更にいくつかの技術要素を獲得したことで、月旅行への準備はようやく整いつつある。 大きな謎を残したまま、この地下空間から離れることになる。ふと見上げると、斜めに断層が走っているエリアがあった。大深度地下の緑の総から、紫、途中薄いグレイブルーの層を挟んで、表層に近い茶色の層となる。 かなり深いエリアでこの層が見えるというのは奇妙だ。地表付近の構造になにかあるのだろうか? ともあれ、地下で回収した様々な物資を引き上げる。しかし細いスロープを上るのが困難で、途中でバッテリーが切れ動けなくなってしまった。 結局、地表の基地付近から大規模なスロープを造成をして、ローバーのいる層にまっすぐ到達できるようにした。これは時間のかかる作業だったが、達成感は高い。ずいぶん遠回りしたが、補助バッテリーを持ち込みようやく地表に帰還できた。 地下から持ち帰った不明物資を研究しても、まだ足りないものがあ

    探査日誌 033962.3 - 最後の惑星探査 - アストロニア 惑星探査日誌
  • 探査日誌 03297.1 - 謎の探査機 “ヴォイジャー” - アストロニア 惑星探査日誌

    大深度地下空間に対し、ローバーでの降下を試みる。何が発見できるかわからないからだ。しかしそこで我々が目にしたのは、来地底にあるはずのないものだった。 地下第2層までは、別に発見したより移動が簡単な洞窟を利用することにした。最初に発見した洞窟に造成したスロープは勾配が急になってしまったため、大型ローバー(トラック)の操作が難しくなってしまう。 ローバーの操作性は目下の大きな問題で、ステアリングがセンシティブなため、すぐに道を外れたり、横転してしまう。また、ちょっとした障害物で大きくバンプする現象もまだ完全に解消されてはいない。ブレーキがないのも問題で、急停止させるにはモーターを逆回転させるか、その場で車を降りるしかない。 あくまで惑星探査車なのだから、地球の乗用車のような操作性を求めるのは無理だ。とはいえもう少し操作性が良くならないと、使い物にならない。不明物体をひとつふたつ運ぶなら、脚で

    探査日誌 03297.1 - 謎の探査機 “ヴォイジャー” - アストロニア 惑星探査日誌
  • 『ライフ』 - 真田広之がとにかくいい映画。 - farsite / 圏外日誌

    真田広之がとにかくいいわけですよ、この映画。端正な英語演技、記憶に残る存在感、かといって主役を喰うわけでもなく。人種でどうこう言うのは苦手だけど、真田せんせいは過去多く演じてきた「ミステリアスなアジア人」から一歩進んで、ハリウッドトップクラスのバイプレーヤーとしての地位を確立したんじゃないかと思う。 あらすじ 宇宙ステーションで大騒ぎ 感想 演出の都合で現実よりだいぶ広い国際宇宙ステーションで、6人のクルーが恐怖と対峙するわけだけど、真田せんせいはそのシステムエンジニアとして、ステーションを恐怖から救うため活躍するのが仕事。その活躍っぷりは、実は能動的なことはほとんど何もしない主役ジェイク・ジレンホールよりよっぽど立派。 でも真田せんせいの活躍、存在感の理由は、日人ならではの何とかでなく、その「普通さ」にあると思う。むしろ普通であるがゆえに活躍の機会が与えられたんじゃなかろうか。 まず「

    『ライフ』 - 真田広之がとにかくいい映画。 - farsite / 圏外日誌
  • 探査日誌 03251.3 大深度地下へ - アストロニア 惑星探査日誌

    宇宙進出に向けての資源回収は着実に進んでいる。その探査の途上で、我々は大深度地下に広がる広大な空間を発見した。 不明物体を求める探査は、地上でも地下でも行っている。基地の周りは大型植物が少ないが、ときおりこういった奇岩に遭遇する。 奇岩の近辺には、無機物系の不明物体が埋まっていることが多い。これはグレイキューブと呼んでいる物体だ。ブルーキューブと呼んでいる物体もあり、この2種が特に多く発掘される。 この不明物体から、大型ローバー(トラック)の技術が得られた。先に得られているストレージ(倉庫)のテクノロジーと合わせ、積載量の非常に多い移動手段が確保できた。鉱床資源や不明物体の回収は一層効率化することになる。 問題は地下空間だ。最寄りで発見できた洞窟は、いきなり地下第二層までの空間が開けていた。試しにビーコン(灯台)を落としてみたが、かなりの深さだ。慎重にスロープを造成していく。 第2層でのラ

    探査日誌 03251.3 大深度地下へ - アストロニア 惑星探査日誌
  • 映画『ウォー・マシーン 戦争は話術だ!』 - 「情けない」おはなし - farsite / 圏外日誌

    観終わって、なるほどと感心した。こういう映画Netflixだからこそできたのかもしれない。ド派手なブロックバスターとも、単館系の物語映画とも、あるいはテレビサイズのドキュメンタリーとも違った、特異な手触りだ。 あらすじ 部下からの信頼も厚いアメリカ陸軍マクマホン大将は、泥沼化したアフガニスタン紛争で「勝利」を収めるため、現地に赴く。自分の手で実電できる範囲の勝利を自分自身で定義し、その実現のための手段を練る将軍。彼の試みは、成功するのか? 配信 ノンフィクションの手触り 最近読んだに、『アシュリーの戦争』という米国作家のノンフィクションがある。米軍初の女性特殊部隊が、どう構築され、アフガンの戦場でどう戦ったかを、綿密な取材を重ねたうえでひとつの物語のように書き上げただ。その結末はつらいもので、どっしりと思い感動が心に残る。それは「泣かせ」じゃない。個人の感情の話に走らず、組織や状況が

    映画『ウォー・マシーン 戦争は話術だ!』 - 「情けない」おはなし - farsite / 圏外日誌
  • 映画『ある決闘 - セントヘレナの掟』 - それは神話か、という話 - farsite / 圏外日誌

    一癖あると聞いて観に行った西部劇『ある決闘 - セントヘレナの掟』、なるほどちょっと毛色が違った。物語の大枠は連続殺人の潜入捜査、描き出すのは神話の誕生。 あらすじ 19世紀末、南北戦争の混乱が尾を引く米国テキサス州で、リオ・グランデ川に多数のメキシコ人の他殺体が流れ着くという事件が発生する。事態を重く見たテキサス州知事は、ひとりのレンジャーを潜入捜査員としてリオ・グランデ上流の町に派遣、犯人と目される町の支配者「宣教師」の調査を命じる。 しかし、彼と宣教師には浅からぬ因縁があった。彼の父親はかつて、宣教師に決闘を挑み、殺されていたのだ……。 感想 何と言ってもこの宣教師の存在感! ものすごい。禿頭碧眼で目の上に入れ墨を入れた、荒木飛呂彦の漫画から出てきたような濃いキャラだ。むしろいつスタンドを出してもおかしくないぐらい、スーパーナチュラルな不穏さで満ちている。 この世から半歩ズレてしまっ

    映画『ある決闘 - セントヘレナの掟』 - それは神話か、という話 - farsite / 圏外日誌
  • Gasolineさんのツイート: "はてなブログに投稿。西部劇を捻った殺人事件の潜入捜査モノと思いきや、これがこういう着地かという……。「レンジャーVS宣教師」ガンアクションもすごいよ! #

  • 探査日誌 03185.2 - 不明物体を探せ! - アストロニア 惑星探査日誌

    資源の不足は、洞窟探査が進んだことで解消されつつある。地下に大規模な樹脂鉱脈を発見したためだ。惑星テランの探査は加速している。 基地の形状を把握するため、近くに高台を造成してみている。各モジュールの使い勝手を良くするため、ノードをふんだんに使い左右対称のレイアウトとしている。 サンドストームにはよく遭うが、ここまで発展させることができた。降下ポッドを中心にして、モジュールを囲むように配置している。研究装置、大型3Dプリンター、製錬装置がそろい、またソーラーパネルや電池といったモジュールが開発されたため、エネルギーが潤沢に使えるようになった。 前回の探査時と違い、整然としたレイアウトの広い基地となったため、充足感というか、心強さがある。遠方の探査から基地の明かりが見えると、安心できる。 宇宙に進出するために、造車装置の建設が急がれる。技術開発のため、研究対象となる不明物体の収集が必要だ。 前

    探査日誌 03185.2 - 不明物体を探せ! - アストロニア 惑星探査日誌
  • 探査日誌 03082.6 - 資源不足を乗り越えて - アストロニア 惑星探査日誌

    探査日誌 03082.6 基地の周辺は天然資源に乏しく、基地の開発はままならない状況だ。墜落した複数の宇宙機の残骸を発見し、そこから物資を得ている。 嵐の中、基地の造成を急ぐ。ただやみくもに造成するわけにもいかない。前回の探検の反省を活かし、施設の配置も使い勝手を考慮したものにしたい。 問題は、探査範囲を広げるために必要なテザーやソーラーパネルの材料となる混合物、そして基地のノードやモジュールを造成するために必要な樹脂。このふたつの露天鉱床が、なかなか発見できないことだ。近隣の鉱床はあらかた掘りつくしたが、それぞれ3単位程度の物資しか掘り出せなかった。 そんな中、樹脂の大型結晶("泉"と呼んでいる)を発見できたのは幸いだ。ここからいちどに回収できる樹脂の量は3単位に足らない程度だが、数サイクル経つと資源が回復する。時間が必要なため、これさえあれば鉱脈探査は不要というわけにはいかないが、無い

    探査日誌 03082.6 - 資源不足を乗り越えて - アストロニア 惑星探査日誌
  • 映画『パトリオット・デイ』 - 真実の物語、偽物は誰だという話。 - farsite / 圏外日誌

    観終わって調べてみて、びっくりした。これ、M・シャラマンの『シックス・センス』並みの叙述トリック作品じゃないか。ボストンマラソン爆弾テロ事件を、状況も登場人物も現実に極限まで近づけて描いているのに、肝心のあるものだけが、現実じゃない! いやそこが映画のポイントじゃないし、観てればなんとなくわかるし、製作者も隠してるわけじゃないけど、念のためネタバレ嫌いなひとは注意してください。 あらすじ 2013年4月15日、米国パトリオット・デイ。ボストンマラソン大会の会場は、一瞬にして恐怖の現場へと変わった。ゴール付近で爆発した爆弾による殺戮と混乱、恐怖の伝染。この恐怖を一刻も早く終結させるため、FBIと市警察の100時間に及ぶ追跡が始まる……。 偽物は誰だ! きのうまで幸せに生きていた、たまたまそこに居合わせただけの無数の被害者・犠牲者。また、テロに立ち向かう膨大な警官、捜査官。様々な人々の人生の断

    映画『パトリオット・デイ』 - 真実の物語、偽物は誰だという話。 - farsite / 圏外日誌
  • 探査日誌 03001.1 - 惑星テラン再び - アストロニア 惑星探査日誌

    探査日誌 03001.1 我々は惑星テランへに降下、新たな探査を開始する。今回の目標は、テラン衛星への進出と調査である。 2度目の冒険だ。以前は自分のいる惑星の名前すら把握できないまま探査を進めていたが、いまはちゃんと名前も分かっている。降下は前回と同じく瞬く間で、断続的な姿勢制御とレトロエンジンだけで済んでしまった。 着陸ポイントは、以前よりもっと殺風景なところだった。巨大植物はおろか地表植物があまり見当たらない。礫岩まじりの赤い土と青いダストのまだらが延々と続き、大型植物はおろか地衣性植物(要は草花だが、どれも根を張っているように見えない)もほとんど見当たらない。地平線の向こうに見える山も僅かだ。北方にある3つの山を、山塊Aと呼称することにする。この山塊Aが、ほぼ唯一の自分の場所を確認する手がかりだ。 紫色に染まる地平は美しい。だが、今回の目標は月なのだ。はやく資源を集めてシャトル打ち

    探査日誌 03001.1 - 惑星テラン再び - アストロニア 惑星探査日誌
  • Astroneer / アストロニア 探査日誌 これまでのあらすじ (2) - アストロニア 惑星探査日誌

    時に25世紀。ひとり惑星に降り立った探査員は、青いダストと謎の植物が覆う大地で、未知を求め冒険を始める。 地表に露出した様々な鉱脈から得た物資でツールを作成し、探査範囲を拡張していく探査員。墜落した宇宙機の残骸や巨大な植物から発見した未知の物体からは、新技術が続々と得られていた。 そんな中、偶然発見した地表の穴から、この惑星の地下には巨大な空間があることを発見する。ローバーを開発し、地下への旅を始める探査員。 しかし探査は順調には続かなかった。あまりに複雑な地下構造に探査の進展は鈍化し、また得られる未知の物体も限られたものとなった。 同時に、システム面での問題も深刻化、フレームレートが落ち、操作性が極端に落ちた環境では、もはや簡単な掘削作業すら困難となった。探査は行き詰まりを迎える。 探査の最後に、開発されたシャトル機で宇宙に出る探査員。 しかし探査員は、誤って惑星の未知の領域に着陸。最後

    Astroneer / アストロニア 探査日誌 これまでのあらすじ (2) - アストロニア 惑星探査日誌