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ブックマーク / note.com/shi3zblog (14)

  • 噂のノーコードAIシステム開発環境Difyを使ってツールを作ってみた。使った感想|shi3z

    最近にわかに話題のLLMツール「Dify」を僕も使ってみた。 いいところと「?」となったところがあったので纏めておく Difyとは、GUIでワークフローを組むことができるLLM-OPSツールだ。 ComfyUIのようにワークフローが組めたり、GPTsのように自分専用のアシスタントを作れたりできる。 特に、OpenAIのGPTシリーズとAnthropicのClaude-3、そしてCohereのCommand-R+なんかを組み合わせて色々できるところは良いところだと思う。また、ローカルLLMにも対応しているので、企業内でのチャットボットを作るんだったらGPTsよりこっちの方がいいだろう。 元々色々なテンプレートが用意されているが、テンプレだけ使うとGPTsっぽいものを作れる(それだってすごいことだが)。テンプレを改造するだけでも欲しいものが作れる人はいるし、ここはノーコード環境と言える テンプ

    噂のノーコードAIシステム開発環境Difyを使ってツールを作ってみた。使った感想|shi3z
  • AI時代に起業するということ|shi3z

    生成AI以前と以後で、会社のあり方は決定的に変化していくのだと思う。 たとえば、昨日はとある会議で、「この(AI)サービスの原価はいくらか」という議論が沸き起こった。 AIサービスなのだから、AIの利用料くらいしかかからないかというとそうでもない。実際、AIを動かすためにはAIそのものにかかるお金以外の人件費がかかる。誰かに売る人の人件費や、システム開発のための人件費や、サポートのための人件費だ。ただ、AIサービスの場合、人件費を極限まで最小化することができる、という点が決定的に違う。 また「AIの利用料」も、「APIの利用料」なのか、ベアメタルサーバーの月額利用料なのか、それとも自社に持っているGPUマシンの電気代なのか、という議論のポイントがある。 あまり多くの人は語らないことだが、実は起業には再現性がある。 つまり、一度でも事業をうまく立ち上げたことがある経験を持つ人は、次も事業をう

    AI時代に起業するということ|shi3z
  • 驚異の1ビットLLMを試す。果たして本当に学習できるのか?|shi3z

    昨日話題になった「BitNet」という1ビットで推論するLLMがどうしても試したくなったので早速試してみた。 BitNetというのは、1ビット(-1,0,1の三状態を持つ)まで情報を削ぎ落とすことで高速に推論するというアルゴリズム。だから正確には0か1かではなく、-1か0か1ということ。 この手法の行き着くところは、GPUが不要になり新しいハードウェアが出現する世界であると予言されている。マジかよ。 https://arxiv.org/pdf/2402.17764.pdf ということで早速試してみることにした。 オフィシャルの実装は公開されていないが、そもそも1ビット(と言っていいのかわからない,-1,0,1の三状態を持つからだ。 論文著者はlog2(3)で1.58ビットという主張をしている)量子化のアルゴリズム自体の研究の歴史は古いので、BitNetによるTransformerの野良実装

    驚異の1ビットLLMを試す。果たして本当に学習できるのか?|shi3z
    deejayroka
    deejayroka 2024/02/29
    “BitNetというのは、1ビット(-1,0,1の三状態を持つ)まで情報を削ぎ落とすことで高速に推論するというアルゴリズム。だから正確には0か1かではなく、-1か0か1ということ。”
  • Copilot Studioを使ってみた。注意点と実際にかかるお金の話など|shi3z

    Copilot StudioはMicrosoft 365 E5というお高いパッケージに入らないとプレビュー版すら使えないらしい。 仕方ないので会社で入りましたよ。会社に所属してるのは3人だけど、E5だと25人分のアカウントがついてくる。 しかし!!! 金さえ払えば使えるというほどイージーなものではなかったので皆さんにお伝えします。ちなみにE5に入っただけで月額45000円(1800円x25で)になりました(ただし七日間の試用期間中にキャンセルすれば無料に)。 まずMicrosoft365で企業アカウントを作り、会社のメンバー的な人に個人アカウントを発行します(この時点でかなりハードルが高い)。 そしてCopilot Studioのページからリンクに飛べば、企業の個人アカウントでログインできた。やったぜ! しかしログインしても、様子がおかしい。 なんかフローチャートが出てきて、フローチャート

    Copilot Studioを使ってみた。注意点と実際にかかるお金の話など|shi3z
  • GPT-3.5-Turbo / GPT-4-Turbo 1106のJSONモードの使い方|shi3z

    時間未明(午前三時)ものすごいスピードで語られたOpenAI初の開発者向けイベントDevDayで発表されたGPT-4-TurboとGPT-3.5-TurboによるJSONモード。 これはものすごく強力なんだけど、Python APIによる使い方がどこにも描いてないので試行錯誤の末見つけましたので共有いたします。 from openai import OpenAI import openai import os openai.api_key = "<APIキー>" client = OpenAI() def gpt(utterance): #response = openai.chat( response = client.chat.completions.create( #model="gpt-4-1106-preview", model="gpt-3.5-turbo-1106", r

    GPT-3.5-Turbo / GPT-4-Turbo 1106のJSONモードの使い方|shi3z
    deejayroka
    deejayroka 2023/11/08
    “Python APIによる使い方”
  • もうみんなプログラマーになれるよ|shi3z

    僕の20年来の親友にnpakaというプログラマーがいるんだけど、彼はもう超凄い。何でもすごい。何でも書けるし何でも早い。を書くのもプログラムを書くのも、新しいわけわかんない説明書がバグだらけの環境に慣れるのも早い。 んで、これまではちょっとしたことも難しいことも全部npaka(布留川君)に頼んでたんだけど、最近二人とも独立したからつまんないこと頼むのは悪いなと思って「あれはできるんだっけ」くらいのことは自分で何とかしようかなと思った。 それでChatGPTに「Swiftで⚪︎⚪︎やるにはどうすんの?」と聞いたら、Swiftについてほとんど何も勉強してないのに作りたいものが何となくすぐにできてきちゃって、でもまあやっぱりChatGPTだと知識が古いので詰まったらネットで検索すると、だいたい結局npaka(布留川君)のページが出てきてやはり信頼と実績の大先生(仲間内ではそう呼ばれている)です

    もうみんなプログラマーになれるよ|shi3z
  • OpenInterpreter / ついにAIがガチのアシスタントに!これは凄い、というか凄すぎる|shi3z

    凄いものが出てきてしまった。 ChatGPTの「Code Interpreter」が話題になったが、あれはあくまでクラウド上で動いているだけ。それを模してローカルで動作するようになった「Open Interpreter」は、衝撃的な成果である。 Open Interpreterのインストールは簡単。コマンド一発だ $ pip install open-interpreter起動も簡単 $ interpreter -yこれだけでOK。 あとはなんでもやってくれる。 たとえばどんなことができるのかというと、「AppleとMetaの株価の推移をグラフ化してくれ」と言うとネットから自動的に情報をとってきてPythonコード書いてグラフをプロットしてくれる。 凄いのは、ローカルで動くのでたとえばApplescriptを使ってmacOSで動いているアプリを直接起動したり操作したりできる。「Keynot

    OpenInterpreter / ついにAIがガチのアシスタントに!これは凄い、というか凄すぎる|shi3z
  • AI Bunchoモデルで何か物語めいたものを生成する|shi3z

    もともと小説を書くためのAIなので物語には強いだろう。しかも日製だし。 ということで大先生が早速試していた。 僕も真似をしてさっそく使ってみたのだが、そのままだとかなり短い文章しか出てこない。使い方に工夫が必要そうである。 そこでこんなコードを書いた。 def b(prompt): input_ids = tokenizer.encode( prompt, add_special_tokens=False, return_tensors="pt" ).cuda() tokens = model.generate( input_ids.to(device=model.device), max_new_tokens=320, temperature=0.6, top_p=0.9, repetition_penalty=1.2, do_sample=True, pad_token_id=tok

    AI Bunchoモデルで何か物語めいたものを生成する|shi3z
  • プレ・シンギュラリティ、もう始まってない?|shi3z

    毎日AIニュースを追いかけていると、当然、波がある。 「今週は落ち着いてるな」とか「今日はやばいな」とか。 今日は、久々に「やばいな」という日だった。 まず、一日のうちにSOTA(State Of The Art)超えしたという大規模言語モデルを三つくらい見た。明らかにおかしい。 さらに、AttentionとMLPを使わない大規模言語モデルの実装も見た。世界を三次元的に解釈して合理的な質問と答えを行う大規模言語モデルもあれば、4ビット量子化した60モデルは8ビット量子化した30Bモデルよりも高性能という主張がなされたり、Googleは論理回路の設計を強化学習で行なっているという。どれもこれもにわかには信じ難いが、今目の前で起きていることだ。 「シンギュラリティ」の定義には、「AIAIを設計し、改良し続ける」という部分があるが、今のAIは人間も考えているが、実はAIAIを設計している部分

    プレ・シンギュラリティ、もう始まってない?|shi3z
  • これぞ革命!?ゼロから大規模言語モデルを学習できるReLORA登場(7/18追記あり)|shi3z

    導入 当に革命的な技術なのか? 「君たちはどう生きるか」で驚いている間にすごい論文が世界の話題を掻っ攫っていた。 その名も「ReLORA」簡単に言えば、「事前学習にLoRAを使う」というものである。 これは当に革命的な発見かもしれないので、僕の仮説も含めて丁寧に説明する。 まず、大前提として、「LoRA」という技術について LoRAは、「Low Rank Adaptation(日語で言うとすれば低階適応)」という技術で、これまでは主にファインチューニングに使われてきた。 ファインチューニングとは、あらかじめ学習されたニューラルネットワークに対して追加で学習させ、概念を強調させたり新しく覚えさせたりする。 たとえば、僕の顔でStableDiffusionをファインチューニングすれば、僕みたいな顔の絵がどんどん出てくる。 言語モデルにおけるLoRAも同様で、新しい概念や「こういうやりとり

    これぞ革命!?ゼロから大規模言語モデルを学習できるReLORA登場(7/18追記あり)|shi3z
  • GPTのモデル構造を可視化した|shi3z

    GPTのモデル構造を目で見てみたい! そんな気持ち、わかるでしょ? 技研フリマをやりながら、どうにかこうにか出力したよ ご覧あれ やり方メモ from transformers import AutoTokenizer, AutoModelForCausalLM from torchviz import make_dot tokenizer = AutoTokenizer.from_pretrained("gpt2") from transformers import pipeline, set_seed generator = pipeline('text-generation', model='gpt2') m= generator.model x= m.generate() y= m.forward(x) image = make_dot(y.logits, params=dict(

    GPTのモデル構造を可視化した|shi3z
  • ChatGPTをブロックでプログラミングできるようにしてみた(ソースコード付き)|shi3z

    4/19 ソースコードのバグを修正しました 花粉症で午前二時に目が覚めた。 ふと 「ChatGPTの結果を組み合わせて物語を作ったり議論したりするのをPythonで書くの面倒臭くない?」 と思った。 誰かが作っていそうなので探したのだが、僕の観測範囲では世界のどこにもなかったので、とりあえずBlocklyで作ることにした。 今夜19時からは、日ディープラーニング協会が主催する大々的なイベントがあり、connpassとPeatixであわせて6000人近い人が参加するらしい。 そこに登壇するときのネタとして、なんか作っておくか、と思った。 GPT Blocklyの基的な構造 基ブロックは三つ 基ブロックテーマを設定するブロックと、話の流れに対し、ある「人物」として、「提案」もしくは「反論」などを行うブロック。 それと、複数の意見をまとめて要約するブロック である。 意見を述べるブロック

    ChatGPTをブロックでプログラミングできるようにしてみた(ソースコード付き)|shi3z
  • StableDiffusionを使った新しいAI作画サービスを作りました。日本語でOK。無料です|shi3z

    StableDiffusionが発表された衝撃で、二時間でワッと作ったGakyoですが、ワッと作っただけあってまあものすごく雑だったわけです。 でも、作画サービスって、実はここ1年くらいずっとやっていて、まあアクセス数とかも知れたものだったので、そんなに来ないだろうなと思っていたのですが、ここのところのMidjourney / DreamStudioそしてStableDiffusionの話題性を舐めてました。 最速で作ったWebサービスですが、雑に作ったために、覚悟してはいたものの、最速で回線費用がやばいことに。 ほんの2日で10万円近い出費です。業がUberEats配達員である吾輩には厳しい。 これ、何かというと、Cloud Firestoreなので連打ですね。連打されると厳しい。 それで連打対策とかもやったのですが、根的にキューがないと成立しないだろうなと思ってWebサービスをゼロ

    StableDiffusionを使った新しいAI作画サービスを作りました。日本語でOK。無料です|shi3z
    deejayroka
    deejayroka 2022/08/28
    “「たとえ待ち時間が長くなっても無料で使いたい」という人は一定数いるはずで、そういう人のためにできるだけ無料で使い続けられるようにしたいと考えています。”
  • 嘘だろ?深層学習が3Dゲームを再現|shi3z|note

    深層学習の世界では時折・・・と言っても、一ヶ月に一回くらいだが・・・信じられないようなことが起きる。 以前、ゲーム画面を見ただけでパックマンやらマリオやらを再現するAIが出現したと聞いたとき、「嘘だろ」と思ったのだが、まあ言うてパックマン。なんとなくできるのかもしれない。 しかしこの手のものはあまりにも直感に反するので自分の手で確かめないと当かどうかわからない。 そんな時のために僕の仕事机には7台のGPUマシンがあるわけだが、たまたまRTXが遊んでいたので実行してみたら、「嘘だろ」としか言いようがない結果を目の当たりにすることになった。 GTAVこと「グランセフトオートV」は、自動車泥棒になって架空の街を走り回るゲームだ。 こいつをひたすらAIに学習させると、GTAVをAIが再現するという、全く直感に反することが行われるらしい。3Dゲームというのは、それを作った経験のある人なら誰でも、恐

    嘘だろ?深層学習が3Dゲームを再現|shi3z|note
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