アーティスティックスイミングの「キス・アンド・クライ」で得点が表示されて喜ぶイタリア代表=マリンメッセ福岡で2023年7月18日、平川義之撮影 「フィギュアスケートみたい」との声が日を追うごとに増えている。 福岡市で行われている水泳世界選手権のアーティスティックスイミング(AS)は、今大会から採点の瞬間を待つ空間「キス・アンド・クライ」が設置された。さらに、演技の採点でもフィギュアスケートと同じように、演技要素ごとの採点がされるようになった。 演技を終えたばかりの選手たちが息を切らしながらソファに座り、コーチと手を取り合い、緊迫の面持ちで電光掲示板を見つめる。 得点が電光掲示板に表示されると、選手たちは抱き合って喜んだり、その場で大粒の涙を流したり、時にはチーム全員の表情が凍りつくこともあった。 これまでのASは、国際大会などの実績を基にした「序列」が事実上固まっており、よほどのことがない
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