室町時代の有力守護大名、細川氏の邸宅を再現した精巧なジオラマが好評を博しています。屋根から庭から建具からみっちり作り込まれていて、本当に武士が住んでそう。 洛中洛外図に描かれた16世紀中盤の京都を参考に、管領細川氏の邸宅を再現(画像提供:宗秀斎さん/以下同) 黒ずんだ屋根の色合いがリアル 庭園の池の表現も見事です 上から見下ろすとまた違った味わいが まるで本物を空撮したみたい? 作者は日ごろから神社や仏閣のミニチュアを製作している宗秀斎(@sousyuusai_ar)さん。今回は国宝の「洛中洛外図」(米沢藩上杉家に伝来した「上杉本」)に描かれた「細川殿」を参考に、16世紀中盤の邸宅を再現しました。 宗秀斎さんが参考にした、細川殿の図(画像出典:Wikipedia) 製作期間は約1カ月半。屋根の垂木や建具など、目立たない箇所まで作り込む過程も投稿されており、並々ならぬ苦労がうかがえます。 あ