CPU黒歴史第6弾は、インテルの「XScale」である。こちらは技術的というよりも、政治的な理由で放棄されてしまったプロセッサーだ。そのXScaleの前身にあたるのが、「StrongARM」と呼ばれるプロセッサーである。まずはこちらの話から始めよう。 ARMとDECが共同開発 特許訴訟でインテルに買われたStrongARM 時は1995年。ARMとDEC(Digital Equipment)は共同で、新プロセッサーの開発プロジェクトを開始した。ARMは省電力で比較的素性のよいコアのIP(知的財産)を持っていたものの、高速化・高性能化に関しては今一歩であった、他方でDECは高速なプロセッサーに関する技術は十分に持っていたものの、小型機器に利用できるプロセッサーは持ち合わせていなかった。 そこでARMの持つプロセッサーIPを、DECの技術で高性能化しよう、というのがこの共同プロジェクトであった
トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手町)は20日、太陽光、水、二酸化炭素(CO2)のみを使った人工光合成に世界で初めて成功したと発表した。CO2吸収だけでなく、バイオ燃料の生成も可能といい、環境問題の解決策として注目されそうだ。 人工光合成の研究は、1970年代から世界的に進められている。ただ、高濃度の紫外線や、特殊な薬品を使用する必要があり、植物と同様な自然状態での光合成の成功は例がなかった。 今回の研究では、光合成の作用のうち、水を分解して酸素を作り出す反応を半導体に、CO2から有機物を取り出す働きをもうひとつの半導体と特殊な金属に担わせることで「自然状態」での光合成に成功した。有機物として酢酸が生成されるが、アルコール成分などバイオ燃料の生成も可能という。 梶野勉・主席研究員は「CO2を『資源』に活用できる可能性が開ける。エネルギー問題の解決につながれば」と話している。
自然科学研究機構 分子科学研究所(IMS)は、18π電子を有する大環状ポルフィリンやフタロシアニンからなる二次元高分子を合成したことを発表した。同二次元高分子は、紫外から近赤外まで幅広い波長領域での光吸収を可能にし、さらに、高い光伝導性を誘起できることから、新しい構成を有する太陽電池の構築などにつながる可能性があるという。 二次元高分子は、規則正しいポア構造を有する共有結合性高分子で、積層することで一次元チャネル構造を形成する。原理的に分子一層が一枚の原子シートを提供することができ、軽い元素を共有結合で連結して分子骨格を成し遂げているため、軽くて丈夫という特徴がある。また、ポアサイズは一義的に分子構造によって決定され、分子設計により思い通りの細孔を作ることができるため、設計可能な新しい多孔性物質として期待されている。 同研究所の江グループは、二次元高分子にπ電子系を導入することで、新しいπ
印刷される方はこちらをご覧ください(PDF形式、212kバイト) このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。 2011年7月20日 光ディスクの記録容量を倍増させる 「位相多値記録再生方式」の原理検証実験に成功 株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、映像や音楽データの保存に用いられる光ディスクの記録容量を飛躍的に拡大できる「位相多値記録再生方式」を考案し、記録容量が2倍となる"位相*14値"において、データを記録、再生する検証実験に成功しました。「位相多値記録再生方式」の原理は、光の干渉*2で生じる微小な干渉縞(マイクロホロ
情報通信研究機構(NICT)は、産業技術総合研究所(産総研)および日本大学と共同で、光通信のための新しい原理の量子受信機を開発し、光通信理論のビット誤り率限界を打破する実証実験に成功したことを明らかにした。同成果は、米国物理学会速報誌「Physical Review Letters」のオンライン版および誌面に掲載された。 光通信の性能は、0と1の信号を識別する際のビット誤り率によって決まる。ビット誤り率は、伝送システムの雑音を除去することで小さくできるが、それでも原理的に消せない雑音(量子雑音)が存在している。そのため、従来の光通信理論では、ビット誤り率はある一定の限界(ショット雑音限界)より小さくすることはできないとされていた。一方、量子通信理論では、量子雑音を制御することができれば、ビット誤り率をさらに低減できることが知られていたが、信号を受信する過程での量子雑音制御は技術的に難しく、
アルバック理工は、90℃のお湯で3kW級(100V、30A)の発電が可能な可搬型小型発電システムを開発したことを発表した。 原子力発電所の停止などによるエネルギー電力需給バランスの崩れなどから、省エネルギー技術の開発と未利用エネルギーによる発電技術の実用化が求められている。特に、150℃以下の低温熱源は、工場廃熱や温泉熱、太陽熱などが存在するが、ほとんどが未利用もしくは熱としての利用に限られている。その一方で、低温熱源を利用した発電システムの実用化も検討されているが、いずれのシステムも発電規模が50kW以上と大きいため、大量の熱が必要で、設置場所や設置費用などの初期コストの問題から、導入先が限られるという課題があった。 同社が今回開発した発電システムは、150℃以下の低温熱源で、3〜12kWの小規模発電を軽トラックで運搬可能なサイズ、かつ低騒音により、熱源に手軽に設置することを目指したもの
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
前の記事 「ポストPC時代」を定義する4つのファクター 携帯で開け閉めできる鍵(動画) 次の記事 2m離れた所から指紋を読み取れるカメラ 2011年5月20日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Charlie Sorrel 「ジェダイのマインド・トリックは私には効かない」 遠い未来(あるいは、遠い昔?)、映画『スター・ウォーズ』のオビ=ワン・ケノービは、問題のドロイドを探しているストーム・トルーパーに対して、それほど高飛車な態度を取れなくなるかもしれない。帝国が、精神力の弱いストーム・トルーパーたちに指紋スキャナー『AIRprint』を持たせていたら、このスキャナーは、オビ=ワン・ケノービが横柄な態度で手を振る姿を捉えて、彼の指ひとつひとつの指紋を採るだろうからだ。 AIRprintは、米Apple社から発売された製品のようにも聞こえるが、実際には、およそ1.8メート
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く