WebKitでの試験実装を利用したデモ WebGLをご存知だろうか? 端的にいえば、Webブラウザ上で3D描画を可能にする技術だ。ただ従来までの3Dテクノロジーと違うのは、プラグインを必要としないこと、Webブラウザ上でネイティブ動作し、場合によってはハードウェアアクセラレーションにより高速動作が可能になるという特徴がある。ゲーム開発メーカーのWolfire Gamesによれば、近い将来にも3DゲームはWebブラウザへと稼働プラットフォームを移行する可能性があるという。 WebGL自体はまだ実装が開始されたばかりの仕組みであり、現状ではAppleが支援するオープンソースのレンダリングエンジンWebKitで試験的に実装が行われただけだ。だがそのデモを見れば、片鱗の部分だけでも可能性が体感できるだろう。 仕組みとしてはHTML5で導入されるCanvasタグを使って3D描画を実現している。Ope
NTTコミュニケーションズは2009年8月3日,WANサービスの「Arcstar IP-VPN」でユーザー宅内のルーター設置を不要とする「ルーターレス」プランの提供を同日から開始すると発表した。アクセス回線を通してバックボーン網からルーター機能を提供することで,宅内へのルーター設置が不要となる。これにより,ユーザーの導入や運用にかかるコストが削減できるという。 今回の新プランは,パソコン端末の台数が少ない小規模拠点での導入を想定する。利用できるアクセス回線は,0.5M~10Mビット/秒のイーサネット専用線(NTT東日本・西日本ワイド)か,確保帯域が1Mビット/秒で最大10Mビット/秒までバースト通信できる「バーストイーサタイプ」の2種類。それぞれの「ルーターレス」プランは,通常プランと比べて月額料金を1万500円安く設定した。 従来のイーサネット専用線を導入する場合,宅内ルーターの導入費用
情報資産を一元集中させるデータセントリックの拡大に従い,企業が抱くネットワークへの要求も増えていく。課題は,データ量増大に伴うネットワークコスト増の抑制と,設計・管理の手間をいかに削減するかだ。そこでKDDIは,2009年7月1日から「KDDI Wide Area Virtual Switch」の提供を開始する。データセントリック化によって生じる多様なニーズに対応した,次期法人ネットワークサービスである。 レイヤーの異なる複数のネットワークを仮想的に統合 ICTの利用形態の変化や,ビジネスデータの集約,集中によって,企業のデータ管理の負担が増している。そうしたなかで,利用の拡大が見込まれるのがデータセンター。電源供給や耐障害性・セキュリティが高く,情報資産の管理もしやすいからだ。 ただし,このままデータの集中が進めば,データセンターと拠点間に多大なトラフィック負荷が掛かり,現状のネットワー
NECがいよいよLui(ルイ)関連製品を出荷する。PCオンデマンドをコンセプトにしたパーソナル指向の強いソリューションだ。その成立には、いつでもどこでもインターネットにつながるネットワーク環境の充実が不可欠だ。果たして、Luiはどこに着地しようとしているのだろうか。 ●目の前に自分のPCが出前される Luiの仕組みは簡単だ。サーバーとなるPCに装備された専用の拡張ボードに、ディスプレイ出力を入力、ハードウェア的にそれを横取り、圧縮等の処理を加えてネットワークに転送する。リモーターと呼ばれる端末は、送られてきたサーバーの画面情報を、自分の画面に表示する。また、リモーター側のマウスやキーボード操作は、そのままサーバーに送られ、通常のWindows操作ができる。まさに、自分のPCが、自分のいるところに出前されるPCオンデマンドだ。リモーターがサーバーに接続されている間、サーバーのディスプレイ出力
ニフティは3月26日、スパムブログを自動判別できるフィルタリング技術を開発、同技術による調査で国内ブログの4割がスパムブログであるという調査結果を発表した。 国内のブログ数全体に関する調査はこれまでも発表されていたが、スパムブログに関する調査結果は珍しい。今回のフィルタリング技術およびスパムブログ調査について、ニフティ コミュニケーションデザイン部の上符裕一マネージャーと名越潤也氏に伺った。 ■ アフィリエイトや特定サイト誘導目的のブログを「スパム」と定義 ――本日はよろしくお願いします。初めに、スパムブログに関するフィルタリング技術の開発に至った経緯を教えて下さい。 名越:弊社ではスパムブログを「アフィリエイトで広告収入を得ることや、特定のサイトへ誘導したりすることを目的として生成されるブログのこと」と定義しています。 スパムブログの問題は大きく3つです。1つはブログサービス事業者にとっ
バックボーンのトラフィックは,インターネットが広く一般に使われるようになった1995年から,18カ月で2倍のペースで急激に増え続けている(図2)。 図2●増加し続けるトラフィックをさばくために高速化を続けるイーサネット IEEEのHSSGのページで公開されているチュートリアルや,電気情報通信学会PN研究会の発表資料「λアクセスプロジェクトの概要」,電子情報通信学会ソサエティ大会の発表資料「次世代イーサネット(100G/40G)および関連技術の動向」などに基づいて作成した。ネットワークのトラフィックは年々増加しており,特に1995年からは18カ月ごとに2倍という早いペースで増え続けている。イーサネットは,それに対応するために高速化を続けてきた。 [画像のクリックで拡大表示] それに歩調を合わせる形で,イーサネットも常に高速化を続けてきた。1995年に100Mビット・イーサネット,1998年に
サン、人気オープンソースDB『MySQL』を10億ドルで買収、その戦略は 2008年1月17日 IT コメント: トラックバック (0) Scott Gilbertson Photo: MySQL 米Sun Microsystems社は1月16日(米国時間)、インターネット上で最も急速に成長しているオープンソース・データベース『MySQL』を買収すると発表した。 米Google社や米Facebook社などの大手や、もっと規模の小さい多くの新興企業を中心とした各社が、MySQLを使って自社サービスのデータを保存している。MySQLのダウンロード件数は1日約5万回に達し、その人気は高まる一方だ。 Web 2.0とインターネット全体の開発を促進していると考えられている4つのオープンソース技術の頭文字から作った「LAMP」という造語があるが、それらの4つのうち、MySQLは「M」に当たる。「L」は
米国でモバイルWiMAXの事業化が計画通りに進まない可能性が高くなった。全米規模でのモバイルWiMAX網の構築を計画していた米スプリント・ネクステルが,予定していた米ベンチャー企業との提携を白紙撤回するなど迷走しているからだ。モバイルWiMAXへの期待感の縮小が,米国内外の事業者に波及する懸念が出てきている。 米携帯電話大手のスプリント・ネクステルは11月9日,新興WiMAX事業者である米クリアワイヤとのモバイルWiMAX事業での提携合意を解消することで両社が合意したと発表した。今回の提携解消には,スプリント・ネクステルの業績不振や,同社で長く最高経営責任者(CEO)を務めたゲイリー・フォーシー氏の退任を含めた社内の混乱が影響しているとの見方がある。 スプリント・ネクステルは,モバイルWiMAXサービスのブランドを「XOHM」(ゾーム)と名付け,次世代の高速移動通信網として本腰を入れて取り
インターネットの世界をマップにすると・・・ ネットの世界を東京の地下鉄に当てはめると、こんな風になるという例らしい。 Apple駅からMSN駅までは乗り継いでいかないといけないとか、eBay駅の次がPaypal駅だとか、微妙に関係がマッチしています。 拡大画像は画像をクリックすると見られます。
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