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ブックマーク / science.srad.jp (5)

  • 世界初の「タイムフリーゾーン」を目指すノルウェーの島 | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 ノルウェー北部の島「Sommaroy」は、5月18日から7月26日までの期間、日没が存在しない白夜の島となる。11月から1月にかけても太陽がまったく昇らない。この島に住む人々が、「世界初のタイムフリーゾーン」を宣言しようとしているという。 彼らの主張は、学校や勤務時間をより柔軟にできるようにしたい、というもの。島民のKjell Ove Hveding氏は声明で、「日光は常に登っており、それに応じた行動をする」と述べた。真夜中の午前2時に子供たちがサッカーをして遊び、人々が家のペンキ塗りや芝刈りを行い、若者たちが泳いでいるのを見かける。それを認めて欲しいだけだという。 住民たちは既にノルウェーの国会議員に署名を渡し、彼らの努力の実務的、法的な影響について議論を行っているという。住民たちの主張が通れば、ソムロイは学校や仕事の時間をより柔軟に調整できるよう

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    dewdrop 2019/06/25
  • 藤原定家は京都でオーロラを見た | スラド サイエンス

    藤原定家の「明月記」には建仁4年正月19日と21日(1204年2月21日、23日)に京都で「赤気 (せっき)」が出たとの記述がある。国立極地研究所は中国歴史書「宋史」にみられる太陽の黒点の記録と突き合わせることで、定家の見た赤気が数日にわたって観測される「長引く赤いオーロラ」であることを確かめたそうだ(研究成果、 Space Weather - Journal Highlights、 論文アブストラクト)。 京都・仁和寺の「御室相承記」にも1204年2月21日~23日に3日続けて赤気が出たとの記述があり、現在調査されている日の文献では「長引く赤いオーロラ」の最古の記録だという。国立極地研究所では、これらの記録および宋史にみられる黒点や「長引く赤いオーロラ」の記録と、樹木年輪の炭素同位体比から復元した当時の太陽活動の強弱を比較することで、平安・鎌倉時代における巨大磁気嵐の発生パターンを明

    藤原定家は京都でオーロラを見た | スラド サイエンス
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    dewdrop 2017/03/28
  • 仕事が最もはかどる場所は「青空の下」 | スラド サイエンス

    ドイツのFraunhofer-Institut für Arbeitswirtschaft und Organization (IAO)の研究によると人間が最も活動できるのは、雲のある青空の下だそうだ(The Register、家/.)。 オフィスにあるような一定した照明よりも、雲によって引き起こされる光の変化があることが人間の活動には最適だそうだ。IAOではすでにこの光を模倣した天井照明装置を開発しているとのこと。1枚のボードあたり288個のLED照明が搭載されており、その30cm下に設置されたデフューザーによって直接光が目に入らず、雲の動きを模倣した変化ある光環境を実現するものだという。 人間の作業効率を上げる方法は出尽くした感もあったが、探せばまだまだあるということか。

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    dewdrop 2012/01/06
  • 米研究者ら、「一年が364日」のカレンダーを編み出す | スラド サイエンス

    ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが「毎年曜日が変わらないカレンダー」を編み出したそうだ(ジョンズ・ホプキンス大学、家/.)。 天体物理学者Richard Conn Henryと応用経済学者であるSteve H. Hankeは計算プログラムなどを駆使して、毎年同じ日が同じ曜日になるカレンダー「Hanke-Henry Permanent Calendar」を作り出した。このカレンダーでは例えば2012年がクリスマスが日曜日であれば、2013年も、その次の年も、クリスマスは毎年日曜日であり続ける。 Hanke-Henry Permanent Calendarは日数が30日間ある月が2度続いた後、31日間の月が1度入るという91日間のサイクルを採用している。合計364日であるため、5-6年ごとに1週間足すことで暦と太陽と月の運行のずれを補正するとのこと。 経済学的観点から見ても、「91日」と

  • 読書の達人は脳の「視覚辞書」で言葉を認識 | スラド サイエンス

    読書スキルに長けている人は言葉を「読む」のではなく、言葉の形を記憶した「視覚辞書」を元に言葉を認識するため読むスピードが非常に速いそうだ (Georgetown University Medical Center のニュース、家 /. 記事より) 。 言葉の認識は視覚と音韻の双方から処理されているとする神経科学者らもいるそうだが、今回の研究ではこれが常ではないということが明かになったとのこと。言葉を認識する際の MRI 画像をみると、例えば「hair」と「hare」の 2 つの同音異義語は全く異なる領域のニューロンが活性化するという。言葉の認識に音韻も関わっているのであれば近い、もしくは同じニューロンが活性化すると考えられるが、実際には全く異なる言葉として処理されていることが分かる。 しかし最初から視覚のみで認識されるのではなく、初めて見る単語は時間をかけて発音し音とその単語を対にすると

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