「トランプ王国」熱狂のあと 3年後のラストベルト:6 ニューヨーク・マンハッタンを出発し、アパラチア山地を西へ。かつての産炭地や、天然ガス採掘で景気のよい街々では、多くの人が今もトランプ支持を語った。 それでは、郊外はどうだろうか? オハイオ州の中心都市クリーブランドから車で南へ1時間の郊外、メダイナ郡のレストランで、居合わせた客に聞いてみた。同郡は住人の94%が白人。家計の中間所得は全米(5万7700ドル)を上回る7万1600ドル(約780万円)で、比較的裕福なエリアだ。 私が初めてこのレストランを訪れたのは、2015年12月30日夜。まずは当時、3年前の雰囲気をお伝えしたい。 3年前、郊外でもトランプ熱 1人で食事をしていた地元銀行員のジェイソン・グラバー(30)は、選挙に関心がある様子で、喜んで取材に応じてくれた。「例年は年明けに予備選が始まるこの時期になると、もっと選挙に関心を持つ
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