タグ

ブックマーク / bijutsutecho.com (9)

  • 途中閉幕の「佐藤可士和展」。展示風景を特別掲載

    途中閉幕の「佐藤可士和展」。展示風景を特別掲載4月25日から始まった緊急事態宣言によって会期途中で閉幕した国立新美術館の「佐藤可士和展」。その主な展示風景を抜粋して紹介する。 日を代表するクリエイティブディレクターのひとりとして知られる佐藤可士和(さとう・かしわ)の過去最大規模となる個展「佐藤可士和展」が、東京・六木の国立新美術館で開催された。同展来の会期は5月10日までだったものの、緊急事態宣言の影響で4月24日をもって閉幕。これを受けて、主催の国立新美術館・SAMURAI・TBSグロウディア・朝日新聞社協力のもと、その主な展示風景を掲載する。 国立新美術館「佐藤可士和展」展示風景 入口 1965年東京都生まれの佐藤は、多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、株式会社博報堂に入社。2000年には独立し、クリエイティブスタジオ「SAMURAI」を設立した。90年代から現在に至るま

    途中閉幕の「佐藤可士和展」。展示風景を特別掲載
  • 黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定

    黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定「中銀カプセルタワービル」で知られる黒川紀章が自身の別荘として設計し、50年にわたって非公開とされてきた長野県の「カプセルハウスK」が、修繕を経て5月に一般公開。現在は保存のためのクラウドファンディングも行われている。 「カプセルハウスK」の外観 写真=山田新治郎 「中銀カプセルタワービル」などで知られる建築家・黒川紀章が自身の別荘として長野県北佐久郡に建て、50年にわたって非公開とされてきた「カプセルハウスK」が、5月に一般公開される。 「カプセルハウスK」は、「中銀カプセルタワービル」と同じBC-25型のカプセルを住宅の諸室として用いた建物。急斜面に立ち、玄関やリビングのある中央部の周囲には、2つの寝室、茶室、厨房の4つのカプセルが取り付けられている。 公開にあたっては、工学院大学建築学部の鈴木敏彦研究室

    黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定
    dnsystem
    dnsystem 2021/04/16
  • 黒瀬陽平とカオスラによるハラスメント被害者を支援する団体が設立。ウェブサイトで経緯や文書を公開

    黒瀬陽平とカオスラによるハラスメント被害者を支援する団体が設立。ウェブサイトで経緯や文書を公開黒瀬陽平と合同会社カオスラによるハラスメント被害を受けた安西彩乃の民事訴訟、そして被害回復の支援を目的とする団体「Be with Ayano Anzai」が設立された。ウェブサイトでは、経緯や訴訟に関する文書が公開されている。 「Be with Ayano Anzai」ウェブサイトより 黒瀬陽平によるセクシュアルハラスメントと、合同会社カオスラによる組織的パワーハラスメントの被害を受けた安西彩乃の支援を目的とする団体「Be with Ayano Anzai」が立ち上げられた。 件の発覚は2020年7月23日。株式会社ゲンロンが「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」の事業において、「重大な契約違反を確認」したとしてカオスラとの契約解除を発表。その翌日、カオスラはアシスタントスタッフへのパワーハラ

    黒瀬陽平とカオスラによるハラスメント被害者を支援する団体が設立。ウェブサイトで経緯や文書を公開
    dnsystem
    dnsystem 2021/02/04
  • 角川武蔵野ミュージアムがグランドオープン。「荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」や「米谷健+ジュリア展」も開幕

    角川武蔵野ミュージアムがグランドオープン。「荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」や「米谷健+ジュリア展」も開幕11月6日、埼玉県所沢市に「ところざわサクラタウン」がグランドオープン。同敷地内にある「角川武蔵野ミュージアム」も同時にグランドオープンを迎える。オープニングでは「荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」や「米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい」などが開催される。 角川武蔵野ミュージアム 11月6日、埼玉県所沢市に「ところざわサクラタウン」がグランドオープンし、同敷地内にある「角川武蔵野ミュージアム」も同時にグランドオープンを迎える。 ところざわサクラタウンとは、KADOKAWAと埼玉県所沢市が、「みどり・文化・産業」が調和する地域づくりを目指し、協働で建設した巨大施設。そのなかの文化の発信拠点に位置づけられているのが、角川武蔵野ミュージアムだ。 すでに7月のプレオープンで「隈研吾/大地とつながる

    角川武蔵野ミュージアムがグランドオープン。「荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」や「米谷健+ジュリア展」も開幕
  • 早稲田大学演劇博物館、コロナで「失われた公演」の資料をオンライン展示へ。「演劇現場へのエールに」

    早稲田大学演劇博物館、コロナで「失われた公演」の資料をオンライン展示へ。「演劇現場へのエールに」早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が、新型コロナウイルスの影響によって中止となった演劇の中止・延期公演資料を収集。その資料の公開・発信を目的としたオンライン展示を実施する。 新型コロナウイルスの影響で中止になった数多くの演劇。その記憶を後世に伝える動きを、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が見せている。 アジアで唯一の演劇専門総合博物館として知られる早稲田大学坪内博士記念演劇博物館は今年6月、新型コロナで公演中止や延期となった演劇の情報収集を開始。劇団・劇場・関係団体に対し、チラシやポスター、プログラム、パンフレット、公演中止を知らせるDM等の文面などの提供を呼びかけた。 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 その成果として、同館は10月上旬よりチラシ画像を用いた「失われた公演」のオンライン展示を開催す

    早稲田大学演劇博物館、コロナで「失われた公演」の資料をオンライン展示へ。「演劇現場へのエールに」
  • 「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く

    「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く5月6日から6月17日まで東京のギャラリー「ART&SCIENCE GALLERY LAB AXIOM」で開催された「BLACK BOX(#ブラックボックス展)」は3万人以上の来場者が詰めかけ、最終日には国内ギャラリーでは過去類を見ない6時間待ちの行列ができるほどの盛況をみせたが、後に会場内での痴漢被害を訴える女性が現れるなど、展覧会の枠を超えた騒動を引き起こした。そこで同展主催者である「なかのひとよ」に、展覧会で発生した経緯について話を聞いた。 ──まず「ブラックボックス展」の概要について確認したいと思います。ギャラリーに来場した人は「同意書」に署名をし、入場すると中には何もなく、ただ真っ暗な空間が広がっている。会場を出ると「許可書」を渡され、同展の展示内容に関する事実の口外を禁止するいっぽう、絶賛または酷評

    「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く
    dnsystem
    dnsystem 2020/01/17
  • チームラボの個展を通じて考える「美術館の存在意義」。姫路市立美術館の挑戦

    世界文化遺産であり、国宝である姫路城。姫路市立美術館は、その東隣に1983年に開館した美術館だ。特徴的な赤レンガの建物は、かつての姫路陸軍兵器支廠の西倉庫。終戦の年の空襲で焦土と化した市街地のなかで、城とこの倉庫は奇跡的に残り、戦後には市役所として復興の要所になったという歴史がある(2003年には国の登録有形文化財に登録されている)。 姫路市立美術館外観 この美術館が、2017年度から文化庁の指導を仰いで真剣に取り組んでいるのが「ひとにも、モノにもやさしい美術館」を目指す環境改善。半年余りの改修工事を経て、今年4月にリニューアル・オープンを迎えた。このリニューアルを記念して開催されているのが、特別展「チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」だ。 展では、大規模なデジタルインスタレーションである《世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい》(2018)、

    チームラボの個展を通じて考える「美術館の存在意義」。姫路市立美術館の挑戦
  • バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー

    バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー 2019年1月に東京・日の出で発見され、都が撤去した「バンクシー作品らしきネズミの絵」。作の議論のひとつが、バンクシーのものかという作品の真贋。また、バンクシー人によるものだと判明した場合にも、作品を一般公開することは公共物に描かれた「落書き」を都が認めることになり、ダブルスタンダードではないかという批判も出ている。また、バンクシーの手法を真似た作品も日各地に出現するなか、「この騒動すべてがバンクシーの作品と呼べるのではないか」という指摘もある。バンクシーに直接インタビューをした経験を持ち、バンクシーに関するの翻訳を多く手がけてきた鈴木沓子は、一連の騒動をどう見ているのか。作品の意味を解説する。 文=鈴木沓子 バンクシーがその活動初期から描いているキャラクターで、もっとも登場頻度の高いモチーフが、今回

    バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー
  • 「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く

    「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く5月6日から6月17日まで東京のギャラリー「ART&SCIENCE GALLERY LAB AXIOM」で開催された「BLACK BOX(#ブラックボックス展)」は3万人以上の来場者が詰めかけ、最終日には国内ギャラリーでは過去類を見ない6時間待ちの行列ができるほどの盛況をみせたが、後に会場内での痴漢被害を訴える女性が現れるなど、展覧会の枠を超えた騒動を引き起こした。そこで同展主催者である「なかのひとよ」に、展覧会で発生した経緯について話を聞いた。 ブラックボックス展で配布された「許可書」 ──まず「ブラックボックス展」の概要について確認したいと思います。ギャラリーに来場した人は「同意書」に署名をし、入場すると中には何もなく、ただ真っ暗な空間が広がっている。会場を出ると「許可書」を渡され、同展の展示内容に関する事

    「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く
  • 1