動画視聴の実態・アメリカ編――動画広告の発展(2) 2008年5月16日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) 動画広告市場の成長予測がどうなっているかを見た前回に続いて、アメリカの動画視聴の実態についての指標を見てみよう。 comScore によれば、昨年12月、米国の月間の動画視聴数は100億を突破したという。そして、その内容は、Google(というよりもGoogle傘下のYouTube)の圧勝だった(Googleドメインの動画視聴のうちYouTubeが97%以上を占めている)。 昨年12月のネット動画視聴が多かったのは、アメリカ脚本組合のストでテレビ番組が貧困だったせいなのではないかとcomScoreの幹部は言っていた。そうした影響はあるかもしれないが、9月に視聴された動画が92億、11月が95億だったのだか