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ブックマーク / wiredvision.jp (16)

  • MediaTekとNTTドコモのライセンス契約締結の意味するところ | WIRED VISION

    MediaTekとNTTドコモのライセンス契約締結の意味するところ 2010年8月 3日 経済・ビジネスITハッキング コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネスITハッキング (これまでの 木暮祐一の「ケータイ開国論II」はこちら) すでに各所で報じられているが、先週、台湾のMediaTek社とNTTドコモの共同記者会見が開催され、NTTドコモとNECカシオモバイルコミュニケーションズ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、富士通の4社で共同開発した、LTEの基的な機能の開発が不要となるLTE対応通信プラットフォーム「LTE-PF」のライセンスをMediaTek社にライセンス供与するという。 ただ、それらの記事を見る限りでは、MediaTekがどういう事業を行っている企業なのかがなかなか伝わってこない。さらに今回のNTTドコモとの提携が、今後わが国の携帯電話端末ビ

  • グーグルはなぜ電力会社になりたいのか--可能性と影響について | WIRED VISION

    グーグルはなぜ電力会社になりたいのか--可能性と影響について 2010年1月21日 (これまでの マイケル・カネロスの「海外グリーンテック事情」はこちら) 2003年のことだったと思う。当時の勤め先(CNET News.com)で同僚だったデクラン・マカロー(McCullaugh)と私は、検索ビジネスの将来や、これから新たに登場してくる会社がグーグルGoogle)に大打撃を与える可能性があるかどうか--ちょうどグーグルがヤフー(Yahoo)にそうしたように--について議論したことがあった。 「グーグルは次のインテル(Intel)になる」というのがその時の彼の主張だったことを覚えている。 グーグルを単なるソフトウェア会社やインターネット関連の会社と考えることはもはやできない、と彼は続けた。グーグルの強さの秘密は同社が運営する巨大なデータセンターにある。半導体製造工場を新設することに比べれば

  • 広告ネットワークが儲かり、個々のサイトが儲からない理由 | WIRED VISION

    広告ネットワークが儲かり、個々のサイトが儲からない理由 2009年5月18日 (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) ネットメディアの広告経済にはふたつの道が開けている。 ひとつは、広告をサイトに貼り、その収入でやっていく方向だ。 しかし、バナーであれ、コンテンツ連動広告であれ、クリック課金型の広告は、個々のサイトよりも広告ネットワークのほうが儲けられる。加入サイトの利益は、だいたいにおいてそれほど大きくはない。 理屈を考えてみれば、それは当然だ。 検索連動広告やコンテンツ連動広告を始めたグーグルは、大手広告会社が相手にしてこなかった中小の企業を顧客とすることで成功をおさめた。しかし、広告を出すサイトは、無限ともいえるほどの数がある。これまでとは桁違いの中小の広告クライアントが出現したとはいえ、広告ネットワークに参加するサイトの増加率のほうが高ければ、ひとつのサイ

  • 米軍、「テレパシー」研究を本格化 | WIRED VISION

    前の記事 何でも知ってる『Wolfram Alpha』:新検索エンジンに楽しくQ&A 米軍、「テレパシー」研究を格化 2009年5月19日 Katie Drummond and Noah Shachtman Photo: ONR 戦場無線も、軍用携帯情報端末(PDA)も、歩兵の手信号でさえ、もういらない。将来の兵士たちが連絡を取りたくなったときは、お互いの思考を読むようになるからだ。 少なくとも、米国防総省のマッド・サイエンス研究部門である国防高等研究計画庁(DARPA)の研究者たちは、そうなることを望んでいる。次の会計年度におけるDARPAの予算には、『Silent Talk』(無言の会話)と呼ばれるプログラムに着手するための400万ドルが含まれているのだ。 プログラムの目標は、「発声による会話を使わずに、神経信号を分析することによって、戦場での人から人へのコミュニケーションを可能にす

  • 電話をかけるとメールが返信される『空電』の試験運用開始:NTTメディアクロス | WIRED VISION

    電話をかけるとメールが返信される『空電』の試験運用開始:NTTメディアクロス 2008年11月 5日 経済・ビジネスITメディア コメント: トラックバック (0) 平城 奈緒里/Infostand NTTメディアクロス(社:東京都港区)は、電話をかけるだけでメールが返信される『空電』サービスを開発し、10月31日から試験運用を開始した。雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどの各種メディアで紹介される広告などの詳細情報を簡単に取得する仕組みになるという。 携帯電話ユーザーが広告などに掲載されている電話番号に電話をかけると、詳細情報が掲載されたインターネットサイトのURLなどを掲載したショートメッセージが自動的に返信される。ユーザーは、情報取得のためのメールアドレス、URLなどの入力が不要になる。 対応機種はNTTドコモのFOMAと、ソフトバンク3G(第3世代)の各機種。11月7日発売の女性向け生

  • 画面と連動して「動く3D画像が飛び出す」本:拡張現実技術の動画 | WIRED VISION

    画面と連動して「動く3D画像が飛び出す」:拡張現実技術の動画 2008年10月30日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Jose Fermoso ドイツで2008年10月15日〜19日(現地時間)、フランクフルト・ブックフェアが開催された。来場した子供たちは、大好きなからUFOが3Dオブジェクトで飛び出すのを目にして死ぬほどびっくりした。 だが、拡張現実(AR)技術の展開プランを多数用意しているドイツのMetaio社にとっては、今回の出展内容は最初の一歩にすぎない。ARは、われわれがお気に入りのゲームや書籍とかかわる際のあり方を変える可能性がある。子供たちが最初に試したときにおそらく気づいたように、現実世界に3Dの画像を重ねることは、没入感のある体験になる可能性がある。 ドイツのarsEdition社による近刊のインタラクティブ3D書籍『Aliens & U

  • バブルは「いつ」はじけるのか−経済物理学からのアプローチ | WIRED VISION

    バブルは「いつ」はじけるのか−経済物理学からのアプローチ 2007年9月18日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」は こちら) 今回は、経済学で「不平等度」を計測するために導入された「ジニ係数」を使った興味深い分析を紹介しようと思う。 「格差社会」というのが話題になってから、「ニート」とか「下流」とかを中心に据えて、世代間格差や正社員・パート間格差などについての論評がたくさん出版され、いくつかはベストセラーになっている。でも、「当に日が不平等社会になっているかどうか」、という点については、経済学者の間で論争になっている状態で、まだそんなに明白なことじゃない。なのにマスコミが、ごく一部の特殊な若者の生活ぶりをさも典型的な若者像のように放映するものだから、国民が錯覚に陥っているんだろうな、と個人的には感じている。 今回話す

  • 動画の視聴実態・日本編・動画共有サイト――動画広告の発展(4) | WIRED VISION

    動画の視聴実態・日編・動画共有サイト――動画広告の発展(4) 2008年6月 3日 ITメディア コメント: トラックバック (0) (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) ●熱心な利用者を獲得したニコニコ動画 前回は、日の動画視聴全般の調査データを見てみたが、今回は、動画共有サイトに絞って各種の調査を見てみよう。 ネットレイティングスが公表したデータによれば、YouTubeの視聴は2006年には急速に伸びたものの、2007年になると利用者一人あたりの平均訪問回数も平均利用時間の伸びも止まった。かわってニコニコ動画が急成長している。昨年8月の時点で、ニコニコ動画は、一人あたりの平均訪問回数でYouTubeの1.7倍、平均利用時間で3.14倍になっている。 もっとも、利用者数ではYouTubeのほうがかなり多い。昨年12月のネットレイティングスの視聴率ランキングによ

  • 動画の視聴実態・日本編――動画広告の発展(3) | WIRED VISION

    動画の視聴実態・日編――動画広告の発展(3) 2008年5月27日 メディア コメント: トラックバック (0) (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) ●高齢層の「ニュース好き」 前回、アメリカで行なわれた動画調査をもとに、ニュース動画がどれくらい見られているかが、世代を超えたネット動画の広がりを見るひとつの指標になるのではないかと書いた。 日の調査を見てもこうしたことは言えそうだ。 1年前の調査でデータが少し古いが、「gooリサーチ」の「第6回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」(有効回答数:38,017名)からもこうした傾向は見てとれる。 若年層と比べて、50歳以上の世代が段違いに視聴している動画ジャンルは、第一に映画、第二にニュース・天気予報だ。逆に若年層が見ているのは音楽やアニメ、お笑い・バラエティといったジャンルである。 ●性や世代によって差が大き

  • ソーシャルネットの焦点、データポータビリティ | WIRED VISION

    ソーシャルネットの焦点、データポータビリティ 2008年5月27日 IT コメント: トラックバック (0) (これまでの 佐々木俊尚の「ウィキノミクスモデルを追う」はこちら 前回、次のようなことを書いた。--自分の所属するソーシャルネットワークが可視化されれば、ソーシャルネットワークはユーザーのもとに帰ってくる。情報の粘着性仮説に依拠すれば、このとき初めてソーシャルネットワークは、ユーザーサイドのイノベーションを起こす場所となり得る。 だがサービス運営側にとってみれば、主導権がユーザー側に持って行かれるというのは、実のところあまり嬉しい話ではない。そこでソーシャルネットワークの主導権争いが発生することになる。「ユーザー vs 企業」というのが基的な構図だが、これに企業同士の争いもからんでくる。 ユーザーが徒手空拳にソーシャルネットワークの主導権を確立するのは難しいから、何らかのシステム

  • 動画視聴の実態・アメリカ編――動画広告の発展(2) | WIRED VISION

    動画視聴の実態・アメリカ編――動画広告の発展(2) 2008年5月16日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) 動画広告市場の成長予測がどうなっているかを見た前回に続いて、アメリカの動画視聴の実態についての指標を見てみよう。 comScore によれば、昨年12月、米国の月間の動画視聴数は100億を突破したという。そして、その内容は、Google(というよりもGoogle傘下のYouTube)の圧勝だった(Googleドメインの動画視聴のうちYouTubeが97%以上を占めている)。 昨年12月のネット動画視聴が多かったのは、アメリカ組合のストでテレビ番組が貧困だったせいなのではないかとcomScoreの幹部は言っていた。そうした影響はあるかもしれないが、9月に視聴された動画が92億、11月が95億だったのだか

  • 「OpenSocial」は日本のSNSをめぐる状況を変えるのか? | WIRED VISION

    「OpenSocial」は日SNSをめぐる状況を変えるのか? 2007年11月 8日 ITメディア コメント: トラックバック (2) (これまでの濱野智史の情報環境研究ノート」はこちら) ■1. はじめに――「OpenSocial」について 前回の最後で、次回は「同期性」についての考察を再度展開すると予告していたのですが、この議論はそれほどup to dateな話題ではありませんので、今回は予定を変更して、先週Googleから発表された「OpenSocial」について考えてみたいと思います。 ご存知のとおり、「OpenSocial」とはSNS上のデータを外部からも参照・利用可能にするための共通のAPIというもので、日ではmixiが対応を発表したことでも大きな話題になりました。米国では、すでにFaceBookがまさにそのようなAPI 「FaceBook Platform」を公開し、ウ

  • 文章の特徴を分析して個人を特定するプログラム | WIRED VISION

    文章の特徴を分析して個人を特定するプログラム 2007年10月 3日 IT コメント: トラックバック (1) Noah Shachtman 2007年10月03日 Credit: Jupiter Images オンラインでは匿名だから、勝手なことを書きこんでもバレっこないとお思いの読者も多いだろう。だがやはり身許が特定される恐れはある。 アリゾナ大学人口知能研究所では、米連邦政府の資金援助を受けて、インターネット上の人々の動きを、その人の書き癖から追跡する方法を確立しようとしている。 全米科学財団(NSF)のプレスリリースによると、アリゾナ大学のきわめて野心的な『Dark Web』プロジェクトは、「テロリストが作成したすべてのウェブ・コンテンツを系統立てて収集、分析することを目的」としている。 『Arizona Daily Star』紙の記事によると、この「分析」には、「執筆者1人1人を

  • 価格は購入者が決定:『レディオヘッド』の戦略は成功の模様 | WIRED VISION

    価格は購入者が決定:『レディオヘッド』の戦略は成功の模様 2007年10月 3日 カルチャー コメント: トラックバック (1) Terrence Russell 2007年10月03日 イギリスのロックバンド『Radiohead』は、最新アルバム『In Rainbows』の予約販売を開始、ダウンロード版にいくら支払うかを購入者に決めてもらうという、奇妙な(しかし予測できなかったわけではない)行動に出た。 バンドのスポークスマンによると、ファンたちは今のところ、販売店での価格とだいたい同じくらいの価格を支払っているという。 謎めいた雰囲気のリーダー、Thom Yorke氏は、最近行なわれた『TIME』によるインタビューの中で、このような行動に出た動機について次のように説明した。 「契約したレコード会社の人たちのことは好きだ[Radioheadは、EMIとの契約を2003年に終了、現在はレコ

  • チケ取りの経済学 | WIRED VISION

    チケ取りの経済学 2007年8月14日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) 先日、BS放送でストレイテナーというバンドの幕張メッセでのライブを観ていたら、その中のインタビューでアーティストが、「観たい人がチケットを取れるようにこの会場を選んだ」というようなニュアンスのことをいっていた。なるほど、そうだったのか、ぼくは思わずうなってしまった。なぜなら、ぼくがこのライブに行かなかったのは、他ならぬ幕張メッセだったからである。ぼくは、このバンドのファンだし、いつもはなかなか手に入らないチケットがこの回は手に入りそうなことは知っていたのだが、結局、行こうとは思わなかった。なぜなら、そこが幕張メッセだからだ。 ストレイテナーは、Mステ出演の際、「今最もチケットが取れないバンド」と紹介されるような破竹の勢いのJポップバンドだ。数年前までは、下北沢シェルターとか渋谷クアトロなどの小さい小

    dodolaby
    dodolaby 2007/08/14
    価格機構が「需要の強さ」をきちんと反映しないような財については、価格とは異なる購入者選別の方法が取られるのが一般的だ。これを、経済学者・林敏彦は「疑似価格機構」と呼んでいる
  • WIRED VISION / 濱野智史の「情報環境研究ノート」 / 第11回 セカンドライフ考察編(6) :ニコニコ動画が「活況を呈している」のはなぜか?

    第11回 セカンドライフ考察編(6) :ニコニコ動画が「活況を呈している」のはなぜか? 2007年8月 9日 ITメディア コメント: トラックバック (1) (11-2)から続く ■11-3. ニコニコ動画が「活況を呈している」のはなぜか? ニコニコ動画とセカンドライフは、昨今では次のように対比されることもあるようです。すなわち、セカンドライフがマスメディアで空騒ぎされるのとは対照的に、ニコニコ動画はマスメディアでは無視されているに等しいにも関わらず、急速にユーザー数を集めている、と(例えば大西宏のマーケティング・エッセンス - 「すれ違う「セカンドライフ」評価だけど」)。大西氏は、この対比を裏付けるデータとして、「総利用時間」(滞在時間)を指標にしたネットレイティング社のランキング結果を引き合いに出しています(ネットレイティングス、「総利用時間」による日のウェブドメインランキングを算

    dodolaby
    dodolaby 2007/08/14
    ニコニコ動画は、こうした人力で運営されている「まとめサイト」の機能を、いわばアーキテクチャ的に補完しているものとして捉えることもできます
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