ハロウィーンの象徴である、かぼちゃをくり貫いたジャック・オ・ランタン。 今では当然のように『かぼちゃ』が使われますが、もともとはかぶだったのだそう。 アイルランドの昔話によると、昔、スティンギー・ジャックという鍛冶屋の男がいて、悪魔をだまして飲み代を払わせたといいます。天国にも地獄にも入ることができなかったジャックは悪魔に残り火を投げつけられ、かぶの中でこの世を彷徨うようになったそうです。 それが、どうしてかぼちゃになったのかというと、アメリカにはかぶがなかったから。 アイルランドからの移民がアメリカへやってきた当時、かぶがなく、かぼちゃで代用したのが、そのまま定着したといいます。 ハロウィーンは、キリスト教のお祭りだと誤解されているようですが、キリスト教の節日なのは翌日のハロウマス(Hallowmas=万聖節)の方。 聖人の霊が戻ってくる事から転じて他の霊も戻ってくると発想が飛んで、それ