中央アフリカの首都バンギ市内をパトロールする国連平和維持活動部隊(2016年1月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【4月1日 AFP】国連(UN)は3月31日、中央アフリカに駐留する国連平和維持活動(PKO)部隊とフランス軍兵士らから性的虐待を受けたとして、これまで100人以上の被害者が名乗り出たと発表した。新たに浮上した疑惑には、少女に獣姦を強要するなどのおぞましい内容が含まれている。 国連は同国中部のケモ(Kemo)州へ調査チームを派遣し、女性や少女らから聞き取りを行った。それによって明らかになった内容に、潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は、「心底衝撃を受けた」という。 国連のステファン・デュジャリック(Stephane Dujarric)報道官は、「派遣された多くの兵士らが、人々を守るどころか、邪悪な心を抱いて行動していたという事実