イスラム系少数民族ロヒンギャの難民。バングラデシュのミャンマー国境沿いの町テクナフで(2017年9月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/K M ASAD 【9月6日 AFP】ミャンマーとバングラデシュを隔てるナフ(Naf)川の河口で6日早朝、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民を乗せたボート数隻が沈没し、少なくとも子ども5人が死亡した。バングラデシュ国境警備隊(Border Guard Bangladesh)がAFPに明らかにした。 当局よると、ミャンマー北西部ラカイン(Rakhine)州とバングラデシュを隔てるナフ川河口で大勢のロヒンギャ難民を乗せた3~4隻のボートが沈み、死傷者はさらに増える恐れがあるという。 国境警備隊の隊員はAFPに、「これまでに男女の子ども5人の遺体が複数か所で見つかった」と語った。 ラカイン州では武装勢力と治安部隊が衝突を続けており