「まじめないい人がうつ病になる」というのは、精神医学で「執着気質」や「メランコリー親和型」などのうつ病になりやすい性格が論じられたことを単純化した表現で...
私は10数年間、鬱に苦しんできました。 きっかけは公務員になった18歳の時。 上司からの強烈なパワハラ。 「おまえはダメだ!」と毎日責められ続け・・・ めまい。おう吐。不眠。といった症状に襲われました。 いつだって人の心を苦しめるのは『恥』ですよね。 公務員はクビ。恥を食べて鬱はさらに悪化した。 しかし働かなくては食べていけないので・・・ 鬱を隠してアルバイトを始めました。 「ちょっと疲れてるだけ、きっと今に治るさ!」と安易な考えだったと思います。 「鬱を認めたくない!」という気持ちがあったのかもしれません。 まぁ・・鬱が無理をしても何も良いことはありません。 「コレ運んで!」とバイト先の店長からダンボール箱を渡される。 箱を手に持ち運ぼうとした瞬間・・・ ドンッ!と床に箱を落としてしまった。 店長が(コイツまたか・・・)という顔をする。 こういう意味のわからないミスを繰り返す私に対して、
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 2017年は将棋界にとって幸せな一年だった。藤井聡太七段の破竹の快進撃。羽生善治竜王の永世七冠獲得。 その一方で、表舞台からひっそりと姿を消していた棋士もいた。 先崎学(せんざき・まなぶ)九段。1970年生まれ、プロ入りは17歳。異才ひしめく「羽生世代」の一人。 「先(せん)ちゃん」の愛称で知られ、ユーモアにあふれる明るい人柄と、酒や博打を愛する“昭和の将棋指し”の空気を伝える一人として、棋士仲間やファンから親しまれていた。その文才から、週刊誌での連載や著作も数多い。 本書『うつ病九段』は、そんな先崎九段がうつ病を発症し、棋士の生命ともいえる公式戦を休場していた一年間の出来事を自ら綴ったものである。 うつ病は脳の病気 藤井ブームが沸き起こる少し前。既に忘れている人も多いだろうが、将棋界は文字通りのどん底にあった。人間よりも強くなって
私は五年ほど前に椎間板ヘルニアと躁鬱病と統合失調症のトリプルパンチで半年間の寝たきり生活を送っていた。病床に伏した理由は明確で、「仕事を失う」「恋人を失う」「家を失う」「金を失う」「身近な人間と死別する」というイレギュラーな出来事が、三日間の間に立て続けに連発したからだ。私はこれを「3days 5accidents」と名付けている。 強烈な躁状態から強烈な鬱状態へ「生きていても何も良いことはない」と思った私は、そのまま鬱状態に陥れば良かったものの「やけくそになってしまえ」という方向に自分の意識がドライブされてしまい、躁状態に陥った。躁状態に陥った人間の所業は凄まじく、ここには綴り切れない幾つものミステイクを犯した。そして、およそ二ヶ月間続いた躁状態の反動として、強烈な鬱期が訪れた。当時の私には統合失調症も併発しており、椎間板ヘルニアも発症した私は見事にぶっ倒れた。そこから私の「闘病生活」が
いま、台湾から関西空港に向かう飛行機の中でこの記事を書いている。関空からはホノルルに向かう。台湾では、屋台料理の蛤にあたって数日間死んでいた。何もせずに眠り続けていると「何もせずに眠り続けている自分はクズなんじゃないだろうか」などと考えてしまう。が、そんな時こそ、三年寝太郎の昔話を思い出すようにしている。 常々書いていることだけれど、社会不適合者という言葉について考える。自殺者が3万人いて、鬱病患者が100万人いるらしい社会に適応したら、おかしくならない方がおかしいのではないだろうか。必要なのは適応よりも開墾で、自分みたいな人間でも生きやすい土壌を作ることが、結果的に「自分みたいな誰か」にとっても生きやすい世の中になるのではなかろうかと、頭痛をこらえ、腹痛をこらえ、考えた。多分、鬱病は異常ではないと思う。人間として『当たり前の反応』だと思う。 ibaya.hatenablog.com 三年
働く男性が心の病に苦しむケースが増えているようだ。 「男がなぜ苦しいのかって、それはひとえに、目に見えない暴力を受け続けているから。そこから逃げられないのは、こんなこともできない自分が悪いんだという『罪悪感』があるからです」。“女性装の大学教授”として知られる東京大学東洋文化研究所の安冨歩教授は、男性の心の苦しみについてこう語る。 「東大教授」「経済学者」という超エリートでありながら、自由に自分を表現する安冨氏だが、氏自身も、かつては男性特有の息苦しさを感じ続けていた。なぜ、現代の男性は生き辛さを感じ、苦しんでしまうのか。その根本的な原因を伺った。 息苦しさ、生き辛さの正体は「目に見えない暴力」と「罪悪感」 躁うつ病を含む気分障害の患者数の男女比は、女性のほうが1.7倍ほど多い(「厚生労働省 患者調査2014」より)のですが、自殺死亡率では男性が女性の約2倍(警察庁「自殺の概要」より)と圧
こんにちは、自称可愛い乞食ことライターの「おまえ」です。 みなさん、今日は3月の月曜日ですね!! 本日が何の日か、ご存知でしょうか。別に何かの記念日ではありません。 3月の月曜日、実はこの日は1年の中で最も自殺リスクが高まる日と言われている時期なのです。 以前メンヘラ.jpでは、こんな記事を掲載しました。 「自殺リスク」は何によって高まるのか? アルコール、家族構成、誕生日… この記事によると、「自殺リスク」はアルコール依存や経済的損失などの個人的な要素以外に、「時期」によっても変動するとWHOのデータを引用しながら説明されています。 そしてその自殺リスクが高まる時期というのが、 月で言うと「3月」の 曜日で言うと「 月曜日」なんだとか。 そう、つまり、今日は危ない日だということです。 ちなみに3月の中で一番リスクが高いのは「3月1日」と言われています。 この記事を読んでいる方々は無事に3
当サイトは『元ヨーグルトメーカー開発研究員』が監修、執筆しています! 正しい乳酸菌の知識を学び、あなたに美容健康ライフを!!! ダイエットしたいとは思いつつ、食べられないのは辛い…そう感じている方も多いはず。 理想的な「食べながら痩せる」ダイエット法として朝バナナ、朝スムージーのような“一食置き換え系ダイエット”は何種類もあります。 どれも流行のような一面もあり迷ってしまいますね。 この中でも効果が期待できて体にやさしいヨーグルトでのダイエット方法の一つ「ホットヨーグルトダイエット」についてご説明をします。 ヨーグルトでなぜ痩せる!? ヨーグルトがダイエットに効果あり…ですが実はその詳しいメカニズムはよく分かっていません。 様々な研究が行われていますが、なんとも複雑であり、完全な解明にはまだまだ時間を要するとの事。 しかし、皆さんもご存知の通りヨーグルトがダイエットに効果をあげているのは体
今から約2年後の2018年4月1日から、精神障害者の雇用が義務化されます。制度の施行を前に、現在の精神障害者の雇用はどうなっているのか調べてみました。 調査の結果、精神障害者の雇用状況にまつわるあまりにも厳しい現実が見えてきます。 今回は、 ・国の定める「精神障害者」とは何か ・精神障害者はどれくらいいるのか といった基本的な部分から ・雇用されている精神障害者はどれくらいいるのか ・現状の問題点 までの「精神障害者雇用の現在」についてお話しします。 メンタルヘルスにお悩みの皆様だけでなく、健常者の方々にも是非読んでいただきたいです。 ■「精神障害者」とは そもそも「精神障害者」とはどのような人たちを指すのでしょうか。 厚生労働省による「精神障害者保健福祉手帳」の対象者の定義がわかりやすいので、以下に引用します(強調は筆者によるものです)。 >>何らかの精神疾患(てんかん、発達障害などを含
以前、僕は『鬱という台風に備えよう』という記事を書きました。 以前の記事をざっくり説明すると ・鬱と台風は似ている(もっと言えば「大荒れの状況を生み出す存在」であるうえに、もっと理性的に似ている)。 ・台風を消滅させることは不可能である(なにをしても落ち込むのは仕方ないこと)。 ・強固な家(シェルター)に入っていれば「不安」だが、台風を凌ぐことは十分に可能。 ・台風が上陸しているときの外出(変な行動は)大変リスクが高い。 ・シェルターは自分で作らなくてはならない。 こんなところでしょうか。気になる方は各自、前の記事を見てください。 紹介した記事を見てもらったらわかると思いますが、肝心要のシェルターについての情報がまりにも曖昧だということがわかります。個人的にあまり断言できないという、デリケートな部分なために曖昧なままにしたつもりでも、これではなにがなんだかわからないためこうした記事を書くこ
皆さんは鬱と聞いてなにを想像しますか? 僕は「鬱」と聞くと「台風(嵐)」を想像します。 理由はこの二つがとても良く似ていると個人的に捉えているからですね。 おそらく読者が今想像しているのは「大荒れの感情」みたいなものかもしれませんが、個人的にはもっと理性的に、もっと実用的に鬱と台風は似ていると思っています。 今回は台風(嵐)がやってくる過程をなぞりながら、鬱について考えていきます。 【発生から前兆】 まずは台風を想像してみてください。 熱帯地域あたりで発生し、勢力を強めながら日本列島に向かっています。 日本列島では台風が近づくことで風向きがくるくるしたり、空の色がおかしくなったり、雲の流れが変だったり、やがては大荒れになることを各所で示し始めています。 上で執拗に(嵐)と書き加えたのは「天気予報のなかった時代」を想像してほしかったからです。 今でこそ「台風」とはこういう台風のイメージですけ
うーん、これ、わかるなぁ。私もここまでは行ってないけど一番ひどい状態のときは文字が頭に入らなくて本が読めなかった。[無料記事]なぜ、人は「うつ」になるのか|田中圭一 @keiichisennsei /ずんずん @zunzun428 https://t.co/iMp4pQPdb5— スイ@軽めの繭期 (@SUI_meganezuki) 2016年5月9日 ケイクスで今無料記事になってる『なぜ、人は鬱になるのか』を頷きながら読んでしまった。ずんずんさんと田中さんは、鬱だったとき、文字が頭に入ってこなくて、時計も読めなくなり、電車に乗り間違えたりもしたという。そういうときは、自分で自分を責めてどうしようもなくなると。私もここまでは行ってないけど、似た経験をしたことがある。 私の体験 何年か前の話。一回目の転職で、新しい会社で営業として働き始めた頃、追い詰められすぎて、体重が激減した時期があった。
かるび(@karub_imalive)です。 GWの真っ最中だというのに、うつ病に関する記事がいくつか上がっていたので、少し自分なりに発見した「うつにならないための秘策」を書いてみたいと思います。 鬱病は病気。 - アニイズム 鬱は病気っていうけどさ 僕も、中小Sierのエンジニアとして、自分自身うつになりかけた経験もありますし、*1さらに人事・営業部門といった間接部門に移ってからは、沢山のうつ状態の人を送り出したり、休職から復帰する手助けをしてきました。 上記エントリの内容やブックマークコメントを読むと、健康管理は自己責任というけれど、それができてりゃうつにはならないわ!的な意見が多かったです。 それはすごく分かります。 会社は社員を働かすための仕組みだから自衛が難しい だって、会社は基本的には社員を働かすための仕組みですから。社員を働かすために、色々な管理や仕掛けは作り出しても、「君、
いまや8人に1人がかかっているといわれる現代病「うつ」。これだけ蔓延しているにもかかわらず、この病気に対する誤解はまだまだ多い。多数の患者と向き合ってきた精神科医が、その誤解を1つずつひも解いていく。
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