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ブックマーク / realsound.jp (18)

  • 『不適切にもほどがある!』の“本当に言いたいこと” 賛否両論の意見こそが物語とリンク

    〈おじさんが おばさんが 昔話しちゃうのは 17歳に戻りたいから〉 〈おじさんが おばさんが 昔話しちゃうのは 17歳には戻れないから〉 物語が折り返しを過ぎた『不適切にもほどがある!』(TBS系)。第6話「昔話しちゃダメですか?」のミュージカルシーンで歌われた、一見真逆だと思われる事柄が背中合わせで共存する歌詞を聞き、どうやらこの「逆も真なり」が、作の骨子なのではないかと思えてきた。 1986年(昭和61年)から、38年後の2024年(令和6年)の世界にタイムスリップしてきた昭和10年生まれ、50歳の体育教師・小川市郎(阿部サダヲ)は、骨の髄まで昭和の価値観に染まった昭和のおじさんだ。2024年を生きる人々は、令和の常識から考えれば不適切極まりない市郎の言動にふれて驚愕し、あるいは憤りながら、ふと考える。「ダメダメ尽くし」の令和のコンプライアンスが禁じるところの、「ダメ」の実態とは一体

    『不適切にもほどがある!』の“本当に言いたいこと” 賛否両論の意見こそが物語とリンク
  • 比嘉愛未、『つくたべ』は“ご褒美のような作品” 春日さん役・西野恵未との信頼関係を語る

    料理を作るのが好きな野さんと、べることが好きな春日さん。「」を通じてふたりの女性が出会い、共に卓を囲むことで関係を深めていくNHK夜ドラ『作りたい女とべたい女』(以下、『つくたべ』)。その繊細であたたかな描写はSNSで多くの共感の声を集め、シーズン2にも大きな反響がみられた。 中でも印象に残っているのは、野さんこと野ユキ役を演じた比嘉愛未が自分の気持ちに真摯に向き合っていく過程だ。作を「ご褒美のような作品」と称する彼女の言葉からは、作に対する溢れんばかりの愛が伝わってくる。そんな比嘉に『つくたべ』シーズン2にかけた想いを語ってもらった。 Season2の野さんは「自分らしく生きるために成長してる段階」 ーー夜ドラ枠で続編が制作されるのは初めてとのことですが、『つくたべ』の続編が制作決定したと聞いた時の率直な感想をお聞かせください。 比嘉愛未(以下、比嘉):「夜ドラ枠史上

    比嘉愛未、『つくたべ』は“ご褒美のような作品” 春日さん役・西野恵未との信頼関係を語る
    egamiday2009
    egamiday2009 2024/04/10
    “無意識に人を傷つけてしまうことがあるのが、「普通」という言葉なんだと思います。自分自身も「普通は〇〇じゃん?」っていう言葉は、もうあまり使わないようにしなきゃと強く思いました。”
  • 『時をかけるな、恋人たち』は実にパーフェクトなドラマだった 最終話での名台詞の数々

    航時法違反として未来からやってきた監査に捕らえられ、記憶を剥がされることになる翔(永山瑛太)と廻(吉岡里帆)。翔が未来へと戻って行った後に“フォゲッター”に座った廻だったが、気が付くと記憶はまだ残ったまま。それは翔の指示で八丁堀(シソンヌ・じろう)がフォゲッターを無効化させていたからであり、和井内(石田剛太)と天野(伊藤万理華)も知ってのこと。「忘れるのもつらいですけど、忘れさせるのもつらいですから」という天野の言葉は、“記憶”をひとつのカギとしたこの物語においてこれ以上ない金言であろう。 前回淡い期待を抱いた通りの展開から始まった、12月19日放送の『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系)最終話。まず言ってしまえば、第1話からの一定したリズムを維持しつづけ、コメディとラブストーリーの絶妙なバランスを崩すこともなく、中盤での大きな方向転換も巧みに機能させて最後まで駆け抜ける。前

    『時をかけるな、恋人たち』は実にパーフェクトなドラマだった 最終話での名台詞の数々
  • コンビニから本がなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの本屋さん」はどうなる

    コンビニからがなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの屋さん」はどうなる 出版取次大手の日出版販売(日販)が、コンビニエンスストアに雑誌や書籍を配送する事業を、2025年2月には終了するという。10月26日、共同通信社が報じた。現在、日販は全国のファミリーマートとローソン計約3万店に配送している。共同通信社によれば、撤退後は、セブンイレブンに配送しているトーハンが配送事業を引き継ぐ方針とのことだ。 いよいよ、格的な紙離れの影響が出てきたか、という印象である。コロナ禍の中で、電子書籍の売上は伸びた一方で、紙の書籍の売上は落ち込みつつあり、リアル書店の数も減少した。日版のコンビニからの撤退は、これまで堅調と思われていたコンビニですら、紙の雑誌・書籍の売上が落ち込んでいることを如実に表している。 しかし、今回の決定を冷静に見る識者も少なくない。というのも、以前

    コンビニから本がなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの本屋さん」はどうなる
  • 『こっち向いてよ向井くん』が教えてくれた“自分”である大切さ 大きな向井くんの“一歩”

    『こっち向いてよ向井くん』(日テレビ系)の第1話、33歳で10年間彼女のいない主人公の向井くんこと向井悟(赤楚衛二)は、人並みの幸せをぼんやりと手に入れることを望んでいたが、それがなかなかできない人として登場する。 しかし向井くんは、義理の弟の元気(岡山天音)が経営するバーで知り合った坂井戸洸稀(波瑠)から、「適当に雰囲気で過ごして、なんとなーくかわいい子とつきあって、なんとなーく幸せになれるわけ、ないよ。みんなほしいものをちゃんと、ほしいって願ってると思う」とキツい言葉をつきつけられてしまう。 これは、単に優柔不断な向井くんのことを指しているわけではなく、なんとなくみんなと同じことを望むということは、実は「家父長制に知らず知らずにのみこまれている」ことを示していると感じた。 このドラマを最後まで観ると、第1話で描かれていた、「自分でほしいと思うこと」ではなく、「なんとなく周りがそうして

    『こっち向いてよ向井くん』が教えてくれた“自分”である大切さ 大きな向井くんの“一歩”
    egamiday2009
    egamiday2009 2023/09/22
    “なんとなくみんなと同じことを望むということは、実は「家父長制に知らず知らずにのみこまれている」ことを示している”
  • 人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」

    リアルサウンドブックでたびたび登場している、秋田県羽後町の「ミケーネ」は、人口約1万3000人の農村の田園風景の中に立つ個人経営の書店だ。実は記者が小学校のころから通っている書店で、数多くの漫画との出会いの場を提供してくれた店でもある。今回は阿部久夫店長と、「ミケーネ」で漫画を買うというラブライバーの武田遼哉さんに直撃インタビュー。地方の書店の現状と課題、そして未来について考えてみた。 「ミケーネ」の外観。地域の文化発信基地である書店を守ることはできるのだろうか。 地方書店はAmazonのVIP顧客!? ――書店に関しては、都心と地方の格差が著しいと言わざるを得ません。おそらく、一般のお客さんは数十万部が印刷されるベストセラーは、どこの書店に行っても並んでいると思っているかもしれません。しかし、実態は人気のあるタイトルほど大都市の大型書店に集中し、地方の個人経営の書店に並んでいないという実

    人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」
    egamiday2009
    egamiday2009 2023/06/19
    この話ってほんとにずっとこのままなんだろうかという
  • 地方書店の相次ぐ閉店  高齢者が本を買う場所がなくなる状況、シニア向け雑誌にも大きな影響?

    書店の減少がシニア雑誌を苦境に追い込んだ? 昭和49年(1974)創刊のシニア向け健康雑誌「壮快」で知られるマキノ出版が、3月2日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。同誌は創刊以来、数々の健康法ブームを生み出し続けてきたパイオニアとして名高いが、近年の出版不況やインターネットの普及を受けて売上が減少していたという。 数年前までは若者の雑誌離れが叫ばれていたが、対するシニア向けの雑誌はまだ安泰という識者も少なくなかった。しかし、実態としては部数減が続き、決して盤石ではなかったのだ。シニア向け雑誌の部数減が続く要因の一つに、リアル書店の減少を挙げる識者もいる。 出版業界を俯瞰すると、漫画のように電子書籍との親和性が高い分野は好調で、出版社は決して不況というわけではない。一方で、Amazonやネット書店の影響を大きく受けるリアル書店は、業界全体が確実に不況である。 日出版インフラセンターに

    地方書店の相次ぐ閉店  高齢者が本を買う場所がなくなる状況、シニア向け雑誌にも大きな影響?
    egamiday2009
    egamiday2009 2023/04/03
    「現在の60~70代がさらに年齢を重ねた5年、10年後には、多くの雑誌が休刊に追い込まれる」
  • 漫画雑誌も苦境の時代? 漫画編集者に聞くそれでも出版社が雑誌を重視する理由

    秋田県羽後町にある書店ミケーネの雑誌コーナー。写真=背尾文哉 年々発行部数が激減する雑誌 漫画業界が盛り上がっている。近年立て続けに『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』などのヒット作が連発し、爆発的に単行が売れているのだ。コロナの巣ごもり需要などもあって電子書籍が浸透したため、漫画が読まれる機会は増え、海外にもファンを獲得しつつある。漫画発祥のコンテンツは世間に浸透しており、現代の日文化を牽引していると言っていい。 対して、雑誌はどうか。部数を順調に伸ばしているのはシニア向け女性誌の「ハルメク」くらいであり、全体的に厳しい現実と言っても過言ではないだろう。特に漫画雑誌の発行部数は減少の一途である。日雑誌協会が発表した最新のデータによれば、「週刊少年ジャンプ」の印刷証明付き発行部数は128万2500部(2022年7月〜2022年9月の3ヶ月毎の平均印刷部数

    漫画雑誌も苦境の時代? 漫画編集者に聞くそれでも出版社が雑誌を重視する理由
    egamiday2009
    egamiday2009 2023/02/19
    “目当ての漫画を読んだついでに他の漫画も読んでくれる可能性があるのです。理想は、何気なく読んだ漫画のファンになってくれること”
  • 『魔法のリノベ』こだわりの見せ方はどう実現した? 岡光寛子プロデューサーに聞く裏側

    波瑠が主演を務める月10ドラマ『魔法のリノベ』の最終話が、9月19日22時よりカンテレ・フジテレビ系にて放送される。大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(波瑠)と、工務店の長男で、営業成績0点のバツ2シングルファザー・福山玄之介(間宮祥太朗)がバディを組み、住宅リノベ提案という“魔法”で、依頼人すら気づいていない悩みや問題をスカッと解決していく模様を描いた作。最終話の放送を前に、カンテレの岡光寛子プロデューサーにインタビュー。小梅役の波瑠、玄之介役の間宮祥太朗らの現場でのエピソードや、制作にまつわる裏話を語ってもらった。 「まるふくの空気=現場の空気」 ――波瑠さん演じる小梅、そして間宮祥太朗さん演じる玄之介の印象を教えてください。 岡光寛子(以下、岡光):瑠東監督といつも話している

    『魔法のリノベ』こだわりの見せ方はどう実現した? 岡光寛子プロデューサーに聞く裏側
    egamiday2009
    egamiday2009 2022/11/04
    「全10話で11軒分のビフォーアフターを相談してやっていくという、とてつもない人力作業でした」
  • 村田沙耶香が語る、世界に向けて小説を書くこと 「自分にとって都合の悪い作品を作りたい」

    今の自分が見ている現実は、絶対的なものではないかもしれない。村田沙耶香はこれまでも読者の足元をぐらつかせるような小説を書いてきたが、最新作『信仰』(文藝春秋)でもまた、既存の価値観を問い直している。 好きな言葉は「原価いくら?」だという現実主義者の主人公が、同級生からカルト商法を持ちかけられる––。「信じること」に正面から向き合った表題作をはじめ、65歳時点で生きている確率が可視化された世界を描く「生存」など、8篇の小説・エッセイが収録されている。 フェイクニュースや陰謀論が飛び交う現代において、信じるとは一体、どういうことなのか? どのような思いで小説を書いているのか? 村田に今、作家として感じていることを聞いた。(小沼理) 速度の速い正しさが怖い ――表題作の「信仰」を書いたきっかけを教えてください。 村田:知り合いがマルチにハマった時とか、友達がモラハラしてくる人と付き合っていて別れ

    村田沙耶香が語る、世界に向けて小説を書くこと 「自分にとって都合の悪い作品を作りたい」
    egamiday2009
    egamiday2009 2022/09/04
    “「これが正しいんだ」と確固たる思いがある時が危うくて、そうして書いた小説を後から読み返すとおぞましいことが多いです。速度の速い正しさは怖い”
  • アメリカ女性文学の研究者が見出した、少女マンガとの繋がり 大串尚代インタビュー

    アメリカ女性文学の研究者である大串尚代が『立ちどまらない少女たち〈少女マンガ〉的想像力のゆくえ』(松柏社)を出版した。文学と少女マンガの類似性とは? そもそも文学的想像力や少女マンガ的想像力とはいったい何か? 今回のインタビューでは『立ちどまらない少女たち』を書くきっかけをはじめ、少女マンガだけでなく、BLや文学まで、幅広く話を聞いてみた。(柳ヶ瀬舞) アメリカ児童文学の世界を少女マンガから吸収 ――少女マンガとアメリカ文学の交差について書かれた『立ちどまらない少女たち』ですが、書を書かれたきっかけを教えてください。 大串尚代(以下、大串):私は幼少の頃からアメリカ文学と少女マンガがずっと好きだったのですが、それぞれ別ものと思っていました。ただ2000年前後になると、京都精華大学にマンガ学科ができて、また日マンガ学会も設立されて、マンガが研究対象になると知って。そんななかで『キャンディ

    アメリカ女性文学の研究者が見出した、少女マンガとの繋がり 大串尚代インタビュー
  • ソニーのCrunchyroll買収、海外アニメファンの反応は? 業界への影響を分析

    8月9日(現地時間)にソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとAT&Tが、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントがFunimationを通して、AT&Tのアニメ事業「Crunchyroll」の買収を完了したことを発表した。取引にかかる確定契約の締結は2020年12月に発表されていた。 Crunchyrollは、500万人以上のSVODサービス加入者を有し、成長を続けているアニメのDTC(Direct to Consumer)サービス。200以上の国と地域で1億2千万人を超える登録ユーザーに対し、AVOD、モバイルゲーム、マンガ、イベント、キャラクターグッズ、配信サービスを提供している。 日ではあまり馴染みのないCrunchyrollについて、アニメに造詣が深いライターののざわよしのり氏は、以下のように解説する。 「もともとは、日のアニメに海外のファンが字幕をつけて違法配信していた

    ソニーのCrunchyroll買収、海外アニメファンの反応は? 業界への影響を分析
  • 瀬戸康史主演で『男コピーライター、育休をとる。』ドラマ化 「何かに気付くきっかけに」

    瀬戸康史が主演を務めるWOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』が、7月9日よりWOWOWプライムで放送、6月25日よりWOWOWオンデマンドにて配信されることが決定した。 『男コピーライター、育休をとる。』書影 作は、男性会社員による育児休業(以下「育休」)体験記を綴った、魚返洋平のノンフィクション体験記を映像化するハートフルコメディ。コピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、面白さに満ちた育休の6カ月を、笑いと涙で綴り、育休取得への道のり、育休中の生活、職場復帰の問題という、会社員が直面する諸問題について、言葉を巧みに操るコピーライターがユーモアあふれる文体で洞察されている原作だ。 WOWOW初主演となる瀬戸は、男性の育休取得がまだ当たり前と言えない日社会において、保活、パパ友づくり、育児分担などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公・魚返洋介を演じる。 脚

    瀬戸康史主演で『男コピーライター、育休をとる。』ドラマ化 「何かに気付くきっかけに」
  • 大塚英志が語る、日本の大衆文化の通史を描く意義 「はみ出し者こそが権力に吸収されやすい」

    太平記から漫画、模型、アニメ、ボーカロイドまで、日の大衆文化の通史を一冊ので描き切った日文研大衆文化研究プロジェクトによる書籍『日大衆文化史』(KADOKAWA)。 大塚英志氏 このでは、漫画の鳥獣戯画起源論など、現代の日文化が中世や近世にルーツを持つとする説は、戦時下に政治的に必要とされて「創られた伝統」だと退けた上で、それとは別に一貫して存在してきた運動を描いていく。 「お約束」や共通前提(歌舞伎でいう「世界」)を踏まえながら新要素(同じく歌舞伎でいう「趣向」)を入れて作品が生み出されていくという、二次創作的とも言える仕組みこそが「文化」であり、それは有象無象の大衆=民俗学者の柳田國男がいう「群れとしての作者」が担ってきた、という見立てのもとで見えてきた「日」「大衆」文化史の姿とは――主筆を務めた国際日文化研究センター教授・大塚英志氏に訊いた。 『日大衆文化史』は通史を

    大塚英志が語る、日本の大衆文化の通史を描く意義 「はみ出し者こそが権力に吸収されやすい」
    egamiday2009
    egamiday2009 2021/01/22
    “人びとは歴史に「見通し」を求めている。そこに答えられなかったら退場していくのは作家じゃなくて研究者のほう””あなたたちとは違う見通しができましたよ”
  • 「勇気はゲームが育んでくれた」 TBS・宇内梨沙アナウンサーが語る“ゲームへの愛情と実況ch開設の経緯”

    ゲーム好きの著名人・文化人にインタビューし、ゲーム遍歴や、ゲームから受けた影響などを聞く連載“あの人のゲームヒストリー”。今回登場するのは、TBSのアナウンサーとして活躍する宇内梨沙だ。 宇内は11月にYouTubeチャンネル『ゲーム実況はじめました。~女子アナゲーマー宇内e~』を開設。担当するラジオ番組『アフター6ジャンクション(ラジオ)』やSNSでも、折に触れて自身のゲーム好きを公言していたが、それらの“好き”が前面に出た実況がゲームファンからも好評だ。 今回はそんな宇内に、幼少期からゲーム遍歴や思い出のタイトル、ゲームによって人生が変わったエピソード、チャンネル開設の経緯、ゲーム実況への並々ならぬ思いなどについて、番組でも共演経験のあるゲームジャーナリスト・批評家・編集者のジニ(Jini)が話を聞いた。(編集部) 宇内梨沙(うない・りさ) TBSアナウンサー。『ひるおび!』『Bizス

    「勇気はゲームが育んでくれた」 TBS・宇内梨沙アナウンサーが語る“ゲームへの愛情と実況ch開設の経緯”
    egamiday2009
    egamiday2009 2021/01/02
    「アナウンサーに限らず、肩書よりもその個人に何ができるのかが問われるようになると思うんです。アナウンサーだけではなく、タレントの方がアナウンサーのような仕事を受けたり、アーティストの方がMCをしたり」
  • 森見登美彦が語る、愚かで愉快な青春 『四畳半タイムマシンブルース』はラムネみたいな小説に

    森見登美彦の初期代表作のひとつでアニメ版にもファンが多い『四畳半神話大系』の続編となる『四畳半タイムマシンブルース』が、7月29日にKADOKAWAより発売された。作は、『四畳半~』のアニメ脚を手掛け、森見とも親交の深い劇団ヨーロッパ企画の上田誠の戯曲『サマータイムマシン・ブルース』が原案。主人公たちが、アパートに現れたタイムマシンで、エアコンのリモコンを取り戻すため昨日と今日を行き来するドタバタコメディ作品。 リアルサウンドブックでは、ファン待望の続編を上梓した森見にオンライン取材を敢行。森見にとっても久々となったキャラクターたちとの再会について、原案のある作品への取り組み方について、また自身が大学生だった時に感じていた「青春」についても語ってもらった。(編集部) (C)迫田真実/KADOKAWA ーー新作『四畳半タイムマシンブルース』は、劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠さんによる戯曲

    森見登美彦が語る、愚かで愉快な青春 『四畳半タイムマシンブルース』はラムネみたいな小説に
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/08/25
    「書きながら考えていったほうが、予想外の方向に文章が膨らんでいく。たぶん、最初にプロットをつくってしまうと、書きながら考えるという作業をサボってしまう」
  • 桐谷美玲は“月9ブランド”を取り戻せるか? 『好きな人がいること』に見るフジテレビの本気

    フジテレビ系月曜夜9時から放送されている『好きな人がいること』(フジテレビ系)は、パティシエの櫻井美咲(桐谷美玲)がイケメン三兄弟の家に居候しながら海の家でひと夏を過ごすコメディタッチの胸キュンラブストーリー。第二話まで見て一番に感じたのは、気で月9を立て直そうとしている作り手の気概だ。 近年の月9は視聴率面で苦戦している。作の前に放送された『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下、『いつ恋』)は全話の平均視聴率が9.7%(関東地区)、その次の『ラヴソング』の平均視聴率は8.5%(同)と、最低視聴率が続いている。 もちろん視聴率と作品の面白さは別の問題だ。坂元裕二が脚を書いた『いつ恋』は後半こそ若干完成度が落ちたものの、テレビドラマ史に残る傑作だったと言える。『ラヴソング』も難点は色々あるが、女優経験のない藤原さくらを主演に抜擢して吃音の女性を主人公にした意欲作だったこと

    桐谷美玲は“月9ブランド”を取り戻せるか? 『好きな人がいること』に見るフジテレビの本気
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/07/25
    「本来、月9を筆頭とするフジテレビのドラマは、伝統など無視して、冷酷なまでに流行を追い求める俗っぽい軽薄さにあったはずだ。」
  • 横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」

    90年代、Hi-STANDARDのギター・ボーカルとしてパンクブームを牽引した横山健。現在はBBQ CHICKENSやソロ名義のKen Yokoyamaとして活動をするだけではなく、PIZZA OF DEATH RECORDSの代表取締役社長として、若手バンドの発掘・育成にも力を入れている。今やインディーズ界のトップランナーとなった彼は、混迷する昨今の音楽シーンについてはどのように捉えているのだろうか。ロングインタビューの前編では、CDが売れない現状と、その中でのレコード会社が担う役割まで、ざっくばらんに語ってもらった。聞き手は、3年前にもレーベル運営について横山健に取材した経験を持つ、音楽ライターの石井恵梨子氏。(編集部) ――以前、音楽業界が危機的状況だ、我々はこの先がない斜陽の産業にいるんじゃないか、という話をしたのが2010年の夏でした。 横山:もう3年前なんだ。当時はほんと「この

    横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」
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