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ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (9)

  • 海堀あゆみが引退の理由を語る(後編)「どんなことにも意味がある、絶対に」

    現役中、引退後を含めて、かたくなに口を閉ざしてきた海堀があえて今回、斜視で物が二重に見える症状のことに触れたのにはある強い想いがあるからだった。(前編はこちら) 引退を発表していた澤穂希のために戦ったという皇后杯。見事優勝で有終の美を飾った「いろんなことが起きる可能性は誰にでもあると思うんです。でも、どんなに苦しい状況でも一度自分で受け入れないと何も始まらない。自分も受け入れてなかったらヒステリックにサッカーしていたかもしれないし、目の症状が出たせいでサッカーをやめることになったと言い訳にしていたかもしれない。受け入れた上で何をどうするかが大事。自分はいろんな人の助言やサポートがあったから現実を受け入れられた。だからすべての出会いに感謝しています」 さらには斜視の症状が出たこと自体は、大きな壁ではなかったと言い切った。 「そこはちゃんと立ち向かってクリアしてますから(笑)。要はそこから頑張

    海堀あゆみが引退の理由を語る(後編)「どんなことにも意味がある、絶対に」
    einoji
    einoji 2016/02/12
    ’16 2/9 いろんなすごい人がいるから、学ぼうと思って頭でも考えようとした。でも目のことがあって、『お前は感覚なんだよ』って言われているのかなって思いました。自分らしく吹っ切れた気がします。/早草紀子
  • なでしこGK海堀あゆみ、引退の理由を語る(前編)「信条に反することはできない」

    「海堀あゆみ現役引退」――この突然の発表は女子サッカー界に大きな衝撃を与えた。 引退の理由について真摯に語った、元なでしこの海堀あゆみさん 2011年、ドイツワールドカップ(W杯)決勝のPK戦で見せたビッグセーブを記憶している人も多いだろう。この大会はまだまだ未熟だった海堀を大きく成長させた。その後、ロンドン五輪、カナダW杯ともに準優勝と、なでしこジャパンが積み上げた歴史とともに歩んできた海堀が、今年1月に突然引退を発表した。 「ドイツW杯がピークだった」のか、「カナダW杯決勝での大量失点が尾を引いた」のか、果てには「澤(穂希)ロス」とまで囁かれ、引退の理由について多くの憶測が飛び交った。しかし、そのいずれでもないことは、海堀が乗り越えてきたこの2年間が証明している。感情表現が得意ではない彼女が丁寧に紡ぐ言葉には、プロとしての誇りと覚悟、そして感謝が溢れていた。 「自分でもスッキリしてるな

    なでしこGK海堀あゆみ、引退の理由を語る(前編)「信条に反することはできない」
    einoji
    einoji 2016/02/12
    ’16 2/9 手術は無事に成功。日常生活には全くの支障がないくらいに回復した。しかし、動体視力から生まれる俊敏性を強みとしていたGK海堀としては違和感を拭いきれなかった。判断がどうしても0コンマ何秒…/早草紀子
  • 【プロ野球】「人工知能搭載」のピッチングマシンが野球を変える!?|プロ野球|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

    人工知能を搭載した「Pitch18」。パネル操作ひとつで、瞬時に希望する球を投げることができる 毎年、正月になると、タレントの石橋貴明率いるチームと現役プロ野球選手で結成されたチームが野球で対決する「リアル野球BAN」なるスポーツバラエティ番組がある。その内容を簡単に説明すると、投手の代わりにピッチングマシンを使用し、その球を打者が打つ。その際、野手は守らず、打球が飛んだ方向でヒット、アウトなどが決まる。その名の通り、「野球盤」をリアルに再現したもの。今年も札幌ドームで行なわれ、WBC日本代表候補の稲葉篤紀(日ハム)、糸井嘉男(オリックス)、長野久義、坂勇人(ともに巨人)の4人が登場し、大きな盛り上がりを見せた。そして、この時に使用されていたピッチングマシンが、いま球界の間で密かな注目を集めている。 それが「Pitch(ピッチ)18」と呼ばれるもので、金沢大学の名誉教授である尾田十八氏

    【プロ野球】「人工知能搭載」のピッチングマシンが野球を変える!?|プロ野球|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
    einoji
    einoji 2013/01/31
    石橋貴明率いるチームと現役プロ野球選手で結成されたチームが野球で対決する「リアル野球BAN」なるスポーツバラエティ番組がある。/この時に使用されていたピッチングマシンが、いま球界の間で密かな注目を…
  • 【プロ野球】落合監督と選手たちとの8年(5)『逆風~物言わぬ指揮官、沈黙のわけ』|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball

    「言葉が足りない」――今年9月、落合の今季限りでの退任が発表された。7年間で4度も優勝した監督がなぜ、事実上の解雇となったのか。その原因としてよく指摘されたのがこの部分だった。采配や、故障情報など内部情報をメディアや球団に説明することはほとんどない。それが内外からの批判につながったというのだ。 だが、落合はじつは雄弁家だ。今でも価値観を共有する野球人との話は夜を徹して続くことがある。言葉が足りないのではない。意図的に黙しているのだ。今シーズン、試合後の3秒会見が話題になった。「動けているから、いいんじゃないか」。日々、ひと言だけ残して去っていく。その理由をこう話していた。「オレがなんか言ったら言葉尻だけとらえられて、書かれる。だったら、何も言わない方がいいじゃないか。オレの言葉を理解するやつは何人かいるかもしれない。でも、理解しないやつの方が多いんだ。昔から散々、そういう目に遭ってきたから

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    einoji 2011/11/15
    「監督から『頑張れ』なんて言われたことはない。どこがいいか、どこが悪いか。そこを指摘される。あの人がいいと言ったらそれは本当にいいんだと思うし、だめと言ったら本当にだめなんだなと思える」
  • 【プロ野球】落合監督と選手たちとの8年(4)『非情~情の采配を捨てた理由』|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball

    「非情」と「冷徹」。どちらも監督・落合を表現する言葉だろう。表情や言葉が少ないだけにもともと情が薄いと受け取られやすい。ただ、このイメージが決定的になったのは、中日を半世紀ぶりの日一へと導いた2007年の日シリーズだった。 11月1日、日ハムを拠地に迎えた第5戦、中日が日一へ王手をかけたこの試合で先発を務めた山井大介は驚くべき快投を見せた。ストレート、スライダーとも抜群に切れていた。まったく相手を寄せつけず、8回までひとりの走者も許さなかった。日シリーズで初めて完全試合が達成されるのか。イニングが進んでいくにつれ、すべての視線が山井に注がれていった。 そして、敵も、味方も、球場全体がプロ野球史上初の快挙を待ち望んでいた9回表、落合は日中を驚かせる決断を下した。ゆっくりとベンチを出ると、無表情で審判に告げたのだった。「ピッチャー、岩瀬」 その瞬間、スタンドからは悲鳴が聞こえた。

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    einoji 2011/11/14
    「今年はオレが情を捨てたんだ。こっちはどうしてもシーズンで頑張った選手をシリーズでも使いたくなる。でも、それじゃだめなんだ。監督というのは選手、スタッフ、その家族、みんなを幸せにしないといけない…」
  • 【プロ野球】落合監督と選手たちとの8年(3)『勝利~三冠王がたどり着いた守りの野球』|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball

    「改革」と「勝利」。ふたつの使命を負った落合はまず、意識改革に着手した。2・1紅白戦、6勤1休キャンプ、そして開幕投手・川崎憲次郎……。懐疑の目で見られながらも、徐々に選手たちの心に変革を起こしていった。球界の常識を覆(くつがえ)していった。ただ、その改革を当に成功させるためには結果が必要だった。では、いかにして勝つか。この点で、落合は就任当初からまったく迷いがなかった。「オレは今でもホームランさえ狙わなければ4割打てたと思うよ。ボールに負けないようにと思うから、余分な力が入ってずれるんだ。でもな、打者ってのはどれだけ打っても4割までなんだ。でも、守りなら10割が可能なんだ」 投手を中心とした守りの野球――これは落合が野球人生を通じて到達した「勝利の鉄則」だった。打撃を極めた三冠王が監督になった。豪快に打ち勝つ野球を見たいと思うのがファン心理だろう。だが、落合は打撃を極めたがゆえに、その

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    einoji 2011/11/14
    「月にこれだけ打てば、こうなるだろう。だったら、きょう何本も打ったから、明日は打てなくても大丈夫だなって。そう考えれば余裕ができるんだ。今の選手は数字に弱いな…」
  • 【プロ野球】落合監督と選手たちとの8年(2)『改革~オレ流の常識は球界の非常識』|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball

    日の先発ピッチャーは、ドラゴンズ、川崎」 2004年、中日対広島の開幕戦、試合前のアナウンスにスタンドがどよめいた。その衝撃は瞬(またた)く間に全国へと広がっていった。新監督・落合博満が3年間も登板のない川崎憲次郎を開幕投手に抜てきした。「オレ流」。現役時代からの型破りなイメージを指揮官としても決定づけた。当の落合はそんな周囲の反応をどこか、楽しむかのように、また、真意を胸に秘めるかのようにベンチで含み笑いを浮かべていた。 開幕・川崎の衝撃から遡(さかのぼ)ること数カ月、まだ、吐く息が白い季節に落合は中日ドラゴンズの白井文吾オーナーと契約を交わした。5年間、優勝から遠ざかっていた球団を根的に建て直すため、グループ総帥は指導者経験のない一匹狼に白羽の矢を立てたのだ。「このチームを変えたい。勝てるチームにしてほしい」 「わかりました」「改革」と「勝利」。契約書にも記されたこのふたつの使命

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    einoji 2011/11/12
    「オレが現役の頃は、バッティングをしないと練習していないと見なされた。でも、オレは2時間も3時間もノックを受けていた。下半身ができないうちにバットは振らないという持論があったから…」
  • 【プロ野球】落合監督と選手たちとの8年(1)『絆~衝撃退任から始まった奇跡』|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball

    監督の落合博満は選手たちをじっと見守っていた。CSファイナルステージ、明日なき覚悟でぶつかってくるヤクルトとの死闘は5戦目までもつれ込んだ。それでも、ベンチの指揮官は確信したように戦いを見つめていた。そして、勝った。2年連続日シリーズ進出。今季限りで退任する指揮官へ向けて、選手たちがつくってくれた花道は、日最高の舞台まで続くことになった。「オレは何もしていないよ。見ていただけだ。強かったな。選手たちはすばらしい」 勝利の後、落合は言った。就任以来、指揮官がこれほど選手を信頼し、褒めたことはなかった。今、落合竜は特別なテンションで走り続けている。 落合と選手たちの花道。始まったのは、ペナントレース終盤の9月22日だった。4.5ゲーム差で迎えた首位ヤクルトとの直接対決4連戦。その大一番の開始3時間前、球団が落合の今季限りでの退任と、次期監督に高木守道氏が就任することを発表したのだ。「なぜ、

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    einoji 2011/11/11
    谷繁「監督が泣いているのは知っていたよ。オレはあの時、ああ、落合博満という人に認められたんだなと思った。だって今までそういうことをしなかったし、そういうことをする人じゃないから」
  • 【プロ野球】数字で振り返る、中日・落合監督の〝名将度〟|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball

    中日は、落合博満監督の退陣が発表されて以降、首位・ヤクルトに肉薄している。9月22日の退陣発表後、10月2日時点で7勝2敗1分。特に荒木雅博、井端弘和、谷繁元信といったベテラン勢の活躍が目を引く。落合監督に有終の美を、という彼らの気持ちが伝わってくる。 ともあれ、落合監督は退陣する。今年の順位はまだ出ていないが、2位以上は確定的だ。ということは、8年間の監督生活のうち、7年は「1位か2位」だった、ということになる。その他の1年も貯金3の3位。これは、近年のプロ野球においては、際立った成績である。 落合監督が就任する前年、03年の中日は2位だった。つまり上位のチームを引き継いで、就任1年目にすぐに優勝。その後、毎年優勝争いをして、すでに優勝3回。上位のチームを引き継いでも、これは、なかなかできることではない。それは、同じような境遇の監督と比較してみると、よく分かる。 近年、上位のチームを引き

    einoji
    einoji 2011/10/03
    落合監督は、いわゆる「スター軍団」ではなく「実力派」と言われる選手たちを率いて、確実に勝つというタイプの監督なのだ。  投打のチーム成績を見ていくと、チーム防御率とチームの順位が、ほぼ一致している。
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