国内有数の進学校・開成高校の目の前にあるJRの西日暮里駅(東京都荒川区)。そのホームをくぐる形で、道灌山(どうかんやま)通りが東西に走っています。道灌山とは西日暮里公園周辺の小高い台地を指し、その名は江戸城を築城した武将・太田道灌に由来すると言われています。(枝久保達也) 【画像】日本各地のローカル鉄道の絶景 道灌山通りは10本の線路が並ぶJRの高架線と、日暮里・舎人ライナー、京成線の下をくぐります。さらにその下に地下鉄千代田線が走るという、都市鉄道ならではの複雑な立体交差です。 ところが、この立体交差から東へ200メートルほど進むと、都心には不似合いな踏切に出くわします。「日暮里道踏切」です。この踏切、眺めていてもなかなか列車はやってきません。ようやく踏切が鳴動し、遮断機が降りたかと思うと、やってきたのは赤い機関車がけん引するコンテナ列車。そう、ここは貨物線の踏切なのです。 目の前の踏切
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