印刷 韓国政府はこの冬、電力不足で大停電になるおそれがあるとして、電力需要ピーク時のネオンサインの禁止や、首都圏の地下鉄の運行本数削減などの「緊急節電策」を決めた。知識経済省は日本の節電策も参考にしたとしており、「日本国民に負けずに協力してほしい」と呼びかけている。 期間は12月から来年2月末までで、電力需要のピークとなる午後5時から2時間、すべての商業施設などでネオンサインの点灯を原則として禁じる。首都圏の地下鉄は午前10時から正午まで運行間隔をあける。 さらに、契約電力が1千キロワット以上の大口利用者には、電力使用量を昨年比で1割減らすよう義務付け、100キロワット以上の利用者には暖房の温度を20度以下にするよう求めた。違反が判明すれば、最大300万ウォン(約20万円)の過料を科す方針だ。 関連記事停電再発防止にLED推奨 韓国、低所得者層に補助金(10/5)韓国の大規模停電「人