昨年11月に復刻版として再び発行された「まるかじり気仙沼ガイドブック」が、震災後の地域を見直すきっかけとして脚光を浴びている。 A5サイズ、161ページ、オールカラーからなる同書は、気仙沼の地域資源に光を当て、地域の風土や歴史、文化から観光、土産物、飲食店まで、あらゆる地域情報を網羅したもの。復刻版では、震災での被害状況や復旧復興への課題、復刻の経緯などが前書きとして加筆された。 同書は、気仙沼商工会議所が2008年2月に6000部を発行。地域の魅力を知ってほしいと市内の中高生に配布したところ反響が大きく、同年6月に3000部を増刷。市内の書店などで500円で販売し、ほぼ完売していた。 企画したのは市民団体「スローフード気仙沼」。震災後の復旧復興を考える上で、地域に根差した独自のまちづくりを進めるには、歴史や文化や自然環境を知ることが不可欠だと考え、市民団体のシビックフォース(東京都千代田
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