うなぎの稚魚の取り引き価格が不漁の影響で高騰するなか、宮崎市の暴力団員の男ら3人が、取り扱うのに必要な登録をしないまま、140匹の稚魚を隠し持っていたとして逮捕されました。警察は、販売目的に密漁していた疑いもあるとみて調べています。 逮捕されたのは、宮崎市の山口組系の暴力団員、押川亮輔容疑者(26)ら3人です。警察の調べによりますと、3人は今月18日、宮崎県高鍋町のアパートの部屋に、うなぎの稚魚140匹を、取り扱うのに必要な登録をしないまま隠し持っていたとして、県の条例に違反した疑いがもたれています。 警察は、ことしに入って高鍋町の川の河口付近で、不審な行動をする男たちがいたため、捜査したところ、アパートの部屋でバケツに入れられた稚魚が見つかったということです。 うなぎの稚魚は、不漁の影響で取り引き価格が今月下旬で1キロ108万円と高騰していて、警察は、3人が販売目的で密漁していた疑いもあ