鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地史料館の屋外にある「二式大型飛行艇」の保存整備作業が終了し、２２日、一般公開が再開された。 １９４２年に旧日本海軍が導入した飛行艇で、乗員１０人。水面に離着水し、最大速度は時速４５３キロ、最大航続距離は約７２００キロと、当時、世界最高水準の性能を誇っていたという。１６７機が製造され、偵察や輸送に使われた。 現存するのはこの１機のみ。香川県の旧海軍基地にあった機体を米海軍が持ち帰って調査。７９年に返還され、船の科学館（東京）で展示後、２００４年に史料館に移された。雨漏りや塗装の剥がれがあり、７月末から修復作業に入っていた。 再公開を前に２１日、非公開の機内も含め、報道陣に公開された。外観は鮮やかな緑色と銀色で塗り分けられている一方、機内は操縦席や機器類の傷みが進んでいる部分も多かった。 松永幸雄館長（６４）は「３か月間、足場が組まれ、機体を見ることができ

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てんやより、海の幸を盛り合わせた「海の幸天丼」が11月28日に発売される。価格は単品（みそ汁付き）で850円。また、年末恒例の「年越し天ぷら」が11月22日より予約受付開始される。価格は600円から。 「海の幸天丼」は、北海道オホーツク産ホタテ、ずわい蟹、海老、いかの4種の海の幸が盛り合わされた天丼。オホーツク海で養殖した肉厚なホタテは“ミディアム・レア”に揚げられ、サクッとした歯応えと凝縮した旨みが味わえる仕上がりとなっているのだそう。 「年越し天ぷら」は、大晦日限定で販売される季節メニュー。海老単品から「天盛り」まで、各種用意されている。予約受付期間は11月22日から12月30日までとなっている。早期予約特典として、12月25日までに2,000円以上予約すると「生そば 4人前」がプレゼントされるとのこと。

ピックルスコーポレーション(2925)は昆布とスルメを使った、うまみ豊かな松前漬けを漬け込んだキムチ「ご飯がススム　松前キムチ」を12月1日に発売する。松前漬けのねばりと、ピリッと辛いキムチの変化に富んだ食感が楽しめる。 塩昆布などを製造する、くらこん（大阪府枚方市）とのコラボ商品として企画。パッケージには同社のキャラクター「塩こん部長」をあしらった。松前漬けはカツオの風味でコクがあり、キムチの辛みとの相性がよく、ご飯に合う。キムチの辛さは、子どもでも食べられる程度に抑えた。主原材料には国産の大根、白菜、ニンジンを使った。 セ氏10度以下で冷蔵保存する必要がある。内容量は150グラムで、希望小売価格は284円。〔日経QUICKニュース（NQN）〕

ワナの扉が完全に閉まらないよう足を伸ばしてハチミツを取るゴンタ（２０１３年９月５日、高知県香美市）＝四国自然史科学研究センター提供 四国山地に生息するツキノワグマが、ワナの中に置かれたハチミツをまんまと盗み食いする様子を無人カメラがとらえた。 四国自然史科学研究センター（高知県須崎市）などが生態調査用に設置したワナで、このクマは過去に２度引っ掛かっており、捕まらないコツを学習したようだ。 同センターによると、クマは推定１６歳のオスで全長約１・５メートル。「ゴンタ」と名付けられている。 ワナはドラム缶（長さ１メートル、直径０・６メートル）２本をつないだ構造で、一番奥に置かれたハチミツ入り容器を引っ張ると、入り口の鉄製扉が閉まる仕組みだ。 ゴンタが盗み食いをしたのは９月５日夕。高知県香美市のワナの無人カメラに記録された写真は〈１〉入り口から腹ばいになって侵入、体を伸ばし、扉が落下しても閉じ込め

お待たせ、磯浜のホッキ　２年８ヵ月ぶり漁再開　宮城・山元 船上で水揚げしたホッキガイを選別する漁師＝２２日午前１１時２０分ごろ 東日本大震災で大きな被害が出た宮城県山元町の磯浜漁港で２２日、震災後に休止していた特産のホッキガイ漁が約２年８カ月ぶりに再開した。 　漁船２隻が町南部の沖合約２キロで操業。海底に沈んだがれきを避けながら、マンガと呼ばれる捕獲漁具を引き、約３時間の漁で計１８００個ほどを捕った。県の検査で放射性物質は不検出だった。 　漁船船長の斎藤清さん（５２）は「大きくて身も厚い」と笑顔を見せた。漁港に水揚げ後、漁師が総出で貝殻をむき、砂出しなどの処理をした。 　山元町産のホッキガイは年間約４０トンと県内一の水揚げを誇ったが、津波で流出した約４０００個の消波ブロックに阻まれ、漁の休止を余儀なくされた。東北大の協力で海底のがれきの分布を特定し、再開にこぎ着けた。 　水揚げしたホッキガ

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枝幸漁協、初の漁獲高１００億円超え　ホタテ単価上昇　秋サケも豊漁 （11/23 01:45） 今年も最終盤となったホタテの水揚げ＝２２日、枝幸町山臼漁港 【枝幸】枝幸漁協（須永忠幸組合長、２７５人）の今年の漁獲高が過去最高を大幅に更新し、２１日現在、約１１２億円に上っている。留萌・宗谷管内の漁協別で１００億円を超えるのは初めてだ。今年の枝幸はホタテの質が良く単価が跳ね上がったのに加え、秋サケも豊漁で漁獲高の過去最高を更新、イカ、マスなども軒並み豊漁だった。 これまでの年間最高漁獲高は２０１１年の約９７億円で、今年は既に約１５％上回った。今年の魚種別（１０日現在）では、ホタテが前年同期比約５割増の約５５億円。漁獲量は増えていないが、貝柱の玉が大きいことなどから平均キロ単価が前年比約６割も上がった。 全道的には不漁の秋サケも、枝幸では前年同期比約４割増の約２１億円で既に年間の過去最高を更新した

天草市牛深町で高級珍味「からすみ」作りが最盛期を迎えている＝写真＝。 牛深近海で水揚げされたボラの卵巣を塩漬けした後、塩を抜いて２週間ほど天日干しして完成させる。同町の道脇水産では、従業員が表面にしみ出してくる油分を布で拭き取る作業を繰り返し、艶やかなべっ甲色に仕上げていた。 同水産では約１０００本を出荷する予定。道脇巌社長（７４）は「今年はボラの水揚げが少なかったが、例年通り、身の締まった濃厚な味わいになった」と話していた。 主に正月の贈答品として関西方面に出荷される。店頭価格は１００グラムあたり５０００円ほどになる。

ズボガニを使うことを想定した洋風、中華風の新メニューを試食する職員ら（永平寺町の天谷調理製菓専門学校で） 脱皮後で殻が軟らかい雄のズワイガニ「ズボガニ（水ガニ）」を、福井の新たな観光資源として売り出そうと、公益財団法人「福井観光コンベンションビューロー」（福井市）が取り組んでいる。殻がむきやすくて食べやすい上に、価格も手頃だが、県外では、ほとんど流通しておらず、「知る人ぞ知る」名物。同財団は新メニューの試作も進めており、「県内でなじみの味を全国区に」と意気込んでいる。（原典子） ズワイガニは十数回脱皮を繰り返して成長。ズボガニは、その過程の若い雄で、殻から身が「ずぼっ」と取れることからこの通称が付いた。主に肩と脚の身を食べ、みそは少ないが、味は成長後の「越前がに」と変わらず、値段は１０分の１だ。 ただ、水分が多く、殻が軟らかくて傷みやすいため、消費は主に県内に限られる。同財団は、これを逆手

各地で修業を重ね、季刊誌「四季の味」の編集長、森須滋郎さんの元に集まった料理人らでつくる「笹目会」のメンバーたちと全国の著名な老舗料理店などを巡っていた私が静岡に店を開いたのは、食材の宝庫だからです。駿河湾では近海ものの魚がたくさん揚がりますし、土地が肥沃（ひよく）で野菜も取れる。６月に舞阪で水揚げされるスズキは塩焼きでも刺し身でも素晴らしいですし、アオタと呼ばれるクルマエビよりひと回り小さいマキエビは絶品です。麻機（あさばた）のレンコンなど野菜も豊富で、３月下旬から４月上旬に取れる新鮮なタケノコはしょうゆと酒だけで煮る「直火煮」で驚くほど甘くなり、まさに春の恵みというべきうまさです。　東海道新幹線の新富士駅が開業したときには、地元の「富陽軒」さんからの依頼で「巻狩弁当」という駅弁を開発しました。こちらも富士山周辺の自然の素材を滋味たっぷりに仕上げた弁当で、食材豊かな静岡ならではのお弁当で

ヒバクシャ署名830万人分超す (10/3) 芸南賀茂地区の避難者ゼロに (10/3) 高宮中生、車いすバスケに挑戦 (10/3) 易しい日本語で外国人に災害情報 (10/3) 平山郁夫絵画コン、３大賞決まる (10/3) 舟券売り場計画　議会、反対せず (10/3) マツダ、20年にＲＥ搭載のＥＶ (10/3) ｢金子堅太郎賞｣に葉佐井博巳さん (10/3) 豪雨被災者300人をカープ戦招待 (10/3) 海田町役場、完成８カ月前倒しへ (10/3) Ｂ２広島応援　新パネル24枚 (10/3) 東京でインバウンドセミナー (10/3) 公民館の駐車場陥没、車２台落下 (10/3) ｢備後絣音頭｣ハワイで披露へ (10/3) 秋篠宮ご夫妻が錦帯橋など視察 (10/3) Ｆ35墜落　基地に再発防止求める (10/3) 経産省が風力発電で大臣意見公表 (10/3) 島根県、借金5372億円に減

トップ > 長野 > 11月23日の記事一覧 > 記事 【長野】 謎めく深海魚、剥製に　松本の小川さん制作 Tweet mixiチェック 2013年11月23日 リュウグウノツカイの剥製を手にする小川さん＝松本市笹賀で 松本市笹賀の魚類剥製アーティスト小川貴光さん（４８）が、珍しい深海魚「リュウグウノツカイ」の剥製を完成させた。佐賀県立宇宙科学館（佐賀県武雄市）から依頼があり、約半年かけて作り上げた。小川さんは「多くの人に見てもらい、剥製の魅力を知ってほしい」と話している。 リュウグウノツカイは通常、水深約千メートルの深海に生息。銀色に光る胴体と赤いヒレが特徴で、体長が一〇メートルを超えるものもいる。国内でも捕獲されたことはあるが、詳しい生態は謎のままだ。 剥製になったリュウグウノツカイは今年三月、佐賀県唐津市の神集（かしわ）島沖合で定置網にかかっているのを発見された。その後死んだため、

地元の食材にこだわり、ひと味違う「新・ご当地グルメ」の開発を目指している平内町で、「深浦マグロステーキ丼（マグステ丼）」を仕掛けた「じゃらんリサーチセンター」のヒロ中田さんの講演会が開かれた。　養殖ホタテの発祥地とされる町で、中田さんは「平内ホタテ貝盛り御膳（貝盛り膳）」と「平内ベビーホタテ丼（ベビホタ丼）」（いずれも仮称）という新・ご当地グルメを提案した。　町では、今後、町内の意欲のある飲食店に参加してもらい、１年ほどかけて調理法を考えていく。２０１４年末に商品を完成させ、１５年３月から売り出す計画だ。　マグステ丼にかかわった深浦町観光課職員で深浦マグロ料理推進協議会の鈴木治朗事務局長も講演。６月にマグステ丼を販売してから５カ月で約２万７６７０食が出て、「客の９２％が町外から来た」という。マグステ丼の売り上げのほか、コンビニ利用などの関連消費なども含めて約１億５千万円の経済効果があったこ

立地協定書に調印したヒューマンウェブの吉田琇則社長（右）と碇川豊大槌町長（左） ＝2013年10月9日、大槌町役場 復興が思うように進まず、焦燥感が募る大槌町で、久しぶりに明るい話題が続いた。カキ料理を提供する「オイスターバー」を全国展開するヒューマンウェブの進出が決まり、三陸沿岸の海洋環境を調査する学術研究船「新青丸」（しんせいまる）の母港になった。漁業の復興に向けて二つの拠点が大槌町にできることになる。 東京都中央区のヒューマンウェブと大槌町は10月9日、立地協定書を交わした。「大槌　牡蠣（かき）ノ星」プロジェクトとして、加工場とレストランを併設した複合施設を建設し、2015年度内の稼働をめざす。業界最大手の進出で、カキの加工、販売の一大拠点になることが期待されている。 ヒューマンウェブは2000年に設立された。東京、大阪、名古屋、横浜などにオイスターバーを23店舗持っている。2006