東日本大震災による津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の広田湾で養殖されたカキを振る舞う「牡蠣(かき)フェア」が15日、世田谷区の下北沢駅前の会場で開かれた。蒸したカキの無料配布、カキ鍋や焼きそばの販売などが行われ、来場者は「おいしい」と言いながら舌鼓を打っていた。 広田湾産のカキは、築地市場で高値で取引され、高級料亭などに流通するため、一般に出回ることは少ない。今回のフェアは、震災後から募金などを通じて同市の支援を行ってきた「しもきた商店街振興組合」が企画。14日も行われ、広田湾で養殖を営む村上覚政(あきのり)さん(37)らのカキが2日間で計5000個提供され、多くの来場者でにぎわった。 村上さんは津波で自宅やカキむきなどを行う作業場が流されたが、昨年作業場を再建し、仮設住宅に住みながら養殖に励む。今年になり、自信を持って提供できる2年もののカキが収穫できるようになったという。 村上
菊池貝類館(兵庫県西宮市)の館長、菊池典男さんが今年1月、97歳で亡くなった。西宮回生病院の元院長。全国でもまれな貝専門の博物館「西宮市貝類館」も、設立のキーマンとなった。自然を愛する純粋で豪放な人柄は、多くの人を引き付けた。追悼集を編み「存在の大きさをあらためて感じた」という西宮自然保護協会事務局の大谷洋子・市貝類館元研究員(68)に、在りし日の姿を聞いた。(田中真治) 菊池さんは、祖父が開いた西宮回生病院のある香櫨園浜近くで、生き物を友に育った。旧制甲陽中学から大学の歯科に進んだが、徴兵され満州へ。3年間のシベリア抑留後、ふるさとで再会したのが、子ども時代の貝の標本だった。 「虫も植物も何でも好きだったけど、台風被害で貝だけが残ってたそうです」 病院を兄と継ぐ一方、医療奉仕に通った奄美大島などで貝の収集にのめり込み、研究者と交流を深めた。日本貝類学会創設者で淡路出身の黒田徳米博士の高齢
安倍昭恵さん (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 日本のファーストレディー、安倍昭恵さんがメディアへの露出を増やしている。 夫の政策と真っ向対立する発言も目立つが、官邸のイメージ戦略という説もある。 * * * 強引な国会運営で特定秘密保護法を成立させた安倍政権の支持率が下がっている。新聞やテレビの世論調査では、軒並み10ポイント前後のダウン。いまだ高支持率を保っているとはいえ、そろそろ世論の“しっぺ返し”が気になるところだろう。 そんなタイミングで安倍晋三首相(59)の妻、「アッキー」こと昭恵さん(51)がメディアへの露出を増やしている。6月にあったNPO法人のセミナーで、自らを「家庭内野党」と語り、その後も、夫の意見と真っ向対立する「原発反対」「消費増税反対」などの持論を繰り返し表明している。 ■大学院で刺激受け開眼 12月7日付のウォールストリート・ジャーナル(電子
なかなか想像しにくいものですが、世界には沢山の無人島があります。日本だけでも、およそ7000島あるというから驚きです。 ハリウッド俳優が「島」を購入したニュースは良く聞きますが、それもどこか遠い話。 しかし、調べてみると1000万円以下で購入出来る島もたくさんあるようです。 その金額は大きいですが、島をまるごと買うと思えば、お手頃な気がしませんか? こちらのChandler Island (USA)は39,999ドル(およそ400万円)。 お次はこちらのMorans Island (Canada)63,042ドル(およそ630万円)。 こちらはアラスカです。Bauer Island (USA)は75,000ドル(およそ750万円)。 名前も気になる、Alligator Caye Parcel (Central America) は99,000ドル(およそ990万円)。 もちろん手軽にとは言
勝川 俊雄🐬 @katukawa 「日本のサバは脂が無いから、ノルウェー産をつかった」という偽装のニュースがでましたが、それには、こういう背景があります。→「魚がいても獲らない」 漁業先進国・ノルウェー 漁獲枠が大きすぎる日本 WEDGE Infinity(ウェッジ) http://t.co/7gs3Y4amWT 糸井 重里 @itoi_shigesato 「ベトナムの人もアフリカの人も、本当は脂の乗ったノルウェー産の魚を食べたいけど高くて買えないから値段の安い日本の魚を食べているんだって聞いて。 」日本の漁業が世界一だと、ずっと思っていたけど‥‥。 http://t.co/1YUkzCufhd 気仙沼の漁師さんがあんまりカッコいいので。 http://www.1101.com/fishermen/2013-12-12.html 第3回 ノルウェーから学んだこと。 "── 紀子さんは 最
三井不動産は16日、東京都新宿区にて同社が運営する新宿三井ビルディング内の職域食堂「しんじゅく季膳房(きぜんぼう)」にて、宮城県気仙沼市の阿部長商店の水産加工品を使用した「復興ランチメニュー」の販売を開始する。 東日本大震災の被災地域企業を「食」で復興支援 同メニューは、東日本大震災の被災地域企業が抱える経営課題解決に大手企業等の経営資源を効果的につなぐ、復興庁主催「地域復興マッチング『結の場』」の一環として行われるもの。 今回販売する第1弾の復興ランチメニューは、三陸産の海産物を使用した「結の場定食(さかなフライ4種盛り定食)」(580円)および「結の場丼(さんま竜田揚丼)」(580円)の2種類。 16日からの販売開始1週間は500食、以降水曜・金曜日に計200食を継続的に販売する予定で、「結の場定食(さかなフライ4種盛り定食)」には、高級食材ふかひれ製品の産地として世界的に知られていた
インドネシア 2013年12月16日(月曜日) 漁獲量5割を国内加工義務、2千トン超の漁船[農水] 海洋・水産省は、総トン数が2,000トンを超える漁船を操業する事……
冬の恵み生育順調 宇和島・岩松川アオノリ漁2013年12月16日(月) ツイート 【写真】日差しが注ぐ岩松川でアオノリを取る組合員ら=15日午前、宇和島市津島町岩松 愛媛県宇和島市津島町の岩松川で15日、アオノリ漁が6年ぶりに12月解禁となった。近年は生育遅れで年明け1、2月の解禁が続き、昨シーズンは3月までずれ込み収量も振るわなかった。岩松漁協組合員は「本来の冬の風物詩が戻ってきた」と笑顔を見せ、雲間から注ぐ日差しの下で漁にいそしんだ。 漁協によると、今期は雨が少なく、11月下旬からの水温低下などもあって生育環境が整った。森岡長利組合長は「供給量が少ない年内に出荷すると単価が1割程度が上がり、収量増加も期待できる」と話す。
魚の消費を拡大しようと大阪府中央卸売市場(茨木市)が梅花女子大学(同)などと一緒に、魚特有の生臭さを消す液体せっけんを開発した。水仕事の手荒れを防ぐ美肌成分も配合し、美しくありたいという“乙女心”にも訴える。「使いたくなる」せっけんの開発で、魚料理が食卓に登場する回数が増えるかもしれない。 大日本水産会の2012年度アンケートによると、魚離れが目立つのは20~30代。「週に3日以上魚を食べる」と答えた人は60歳以上の半数以下だった。 食卓から魚料理が減りつつあることを裏付けるように、同市場が取り扱う水産物量は年々減少。12年度は約5万1400トンで、最盛期の約14万トン(1988年度)の4割程度まで落ち込んだ。 ■女性目線 同市場は、魚離れの理由に必ず上がる「生臭さ」に着目。調理の際に手に残ってしまう臭いを解消できれば、若い女性の抵抗感が弱まると考え、消臭効果の高いせっけんの開発を企画した
2013年12月16日 ギンザケ養殖の日本水産 境港に水産加工施設建設 美保湾でギンザケの養殖事業を展開している日本水産(本社・東京都、細見典男社長)は、事業の本格化に伴い境港市竹内団地内に水産加工施設を建設する。現地で養殖事業に携わっている同社子会社などが出資し、新会社の「弓ケ浜水産」を設立して加工事業を展開。16日には鳥取市の知事公邸で鳥取県、境港市と加工施設設置に伴う協定を結ぶ。 今シーズンで3年目を迎えた美保湾でのギンザケ養殖は、県内外5カ所の養魚場で育てた幼魚約44万匹を海面いけすに移しており、来春には800トンの成魚を本格出荷できる見込みになっている。 事業が本格化するのに伴い、自社養殖したギンザケをはじめ天然魚、カニ、輸入魚などの水産物加工を手掛ける加工施設を建設する。施設は団地内の所有地3・3ヘクタール内に建設し、投資額は17億1千万円を予定。雇用計画は80人程度(新規20
缶詰の賞味期限は「3年」!? 2011年3月11日の東日本大震災後、災害対策としてストック食品、なかでも缶詰の売り上げが伸びている。「マルハニチロ食品」(東京都江東区)の缶詰製品の出荷数量は、2008年度を基準として2011年度が3%増、2012年度が6%増となっている。また同社が2012年8月に行った調査でも、家庭内のストック食品の第1位は缶詰で、約8割以上が備蓄しているという結果が出た。 日本缶詰協会の調査によると、缶詰の中で備蓄率が最も高いのは「ツナ缶」で、約7割の家庭にある。さらに、2011年の震災以後に備蓄されることが多くなったのもイワシ、サンマといった魚の缶詰だという。1缶が100~150gと見かけよりもボリュームがあり、カップ麺やインスタントラーメンと違って火や水が不要、乾パンなどと違って普通のおかずとして食べられる点が受けているようだ。 ただ意外に知られていないのが、缶詰の
北陸の代表紙。ニュース速報、石川と富山のニュース、コラム「時鐘」を掲載。
■太平洋ひとりぼっち 【斎藤博美】1962年8月。堀江謙一はヨット「マーメイド」号による太平洋単独横断を成功させた。23歳だった。 その年の秋、堀江は石原裕次郎から会いたいという申し出を受け、都内のホテルに出向いた。2人だけでルームサービスのカレーを食べながら、裕次郎が建造中だったヨットの話などをした。「映画の話は出ませんでした。何のために僕を呼んだのかわからなかった」。それでも海とヨットを熱く語る裕次郎に、堀江は好感を持った。 1カ月も経たないうちに、堀江の手記「太平洋ひとりぼっち」の映画化の話がくる。堀江は驚いた。別の会社で映画化の話があり、「契約もしていた。知らないところで話がついたんでしょうね」。
■集客増・地域活性化へ期待高まる サンゴ礁が広がる宇和海海中公園などへの集客を図ろうと、愛媛県愛南町御荘菊川に海の駅「あいなんかわうそ村」がオープンした。海からの玄関口となる船の停泊場所などが整備され、マリンレジャーの拠点として南予への集客に期待が寄せられている。 海の駅は、プレジャーボートやヨットなどで訪れるビジターらに船の係留やレジャー、食事などのサービスを提供する施設。国内で147カ所が登録され、県内では8カ所目。 「かわうそ村」は、海中公園を有する足摺宇和海国立公園エリアで初の「海の駅」として、今年11月に認定された。駅を運営する向田水産の向田陽二会長は、瀬戸内海をクルージングした経験から海の駅の利便性を痛感。「海中公園や海水浴場、温泉などと連携し、地域の活性化になれば」との思いから、自社の施設を改装した。 特産のカキや新鮮な魚介類を鉄板で焼くレストラン(40席)があり、来春にはサ
福島汚染水対策 浄化後の海洋放出は不可避だ(12月16日付・読売社説) 東京電力福島第一原子力発電所の汚染水封じ込めへ、取り組みを加速する必要がある。 政府の汚染水処理対策委員会が、汚染水発生を減らし、漏出を防ぐための追加対策をまとめた。 汚染水の元は、壊れた原発建屋に流れ込んだ地下水だ。対策委の分析によると、この地下水は、原発敷地内に降った雨水が地中に浸透したものとみられる。 浸透防止のため、敷地を舗装するのが追加対策の柱だ。1日約400トンに上る汚染水の発生が、大幅に減ることが期待される。 政府と東電は原発建屋への地下水流入を防ぐ「凍土遮水壁」設置も急いでいるが、前例のない工事だけに、トラブルも起き得る。追加対策と併せ、二重三重の手立てを講じるのは重要なことだ。 対策委は、汚染水を貯蔵している敷地内のタンクの壁を二重にするなど、安全強化も求めた。 現在のタンクは接合部が緩いといった欠点
川崎市の海で育てるワカメの種付け体験が14日、同市川崎区の稲毛神社境内で行われた。地元の子どもたち約20人が参加。宮城県東松島市から取り寄せたワカメの胞子の付いたロープを海中に沈めるネットにくくりつけていった。 川崎の海を舞台に環境保全活動に取り組む市民団体「かわさき海のみどりの会」(平野悦男(よしお)会長)の主催。かつて漁業の盛んだった川崎の海に親しんでもらうとともに、海水のさらなる浄化を目指して2010年から取り組んでいる。 胞子付きロープを取り付けたネットは、京浜運河に浮かぶいかだに固定して栽培。順調に育てば、400キロほどの収穫が見込めるという。 同会では来年3月に収穫祭も企画。ワカメのしゃぶしゃぶやみそ汁などを振る舞う予定だ。
全国で最も海苔(のり)を買っているのは千葉市民――。 そんな話を耳にした。けれども千葉市の海といえば港や工場、人工の砂浜……。海苔をふんだんに使う特産品や飲食店があるとも聞いたことがない。千葉市民はどうしてそんなに海苔を買うの? 「千葉市は2011年、12年と、海苔の購入額が全国1位です」。市の統計課で確かめたが、それは事実のようだ。県庁所在地などを対象にした総務省の家計調査で、2人以上の世帯あたりの年間支出額は千葉市が4378円で1位。2位の川崎市(3443円)を大きく引き離している。 ただ、12年の調査では、海苔を使う「おにぎり・その他」は10位、「すし(外食)」は13位とそれほど上位ではなく、市も「なぜ購入額が1位なのかはわからない」とのことだ。 そこで、地元の海苔店「本田商店」(中央区栄町)を訪ねてみた。店頭には「海苔日本一 千葉市」ののぼりが並び、商品にも日本一を示すシールが貼ら
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