【デンパサール=丸山修】インドネシア・バリ島沖でダイビング中の日本人女性7人が行方不明になっている事故で、独自に捜索活動を行っている地元の日本人に入った連絡によると、7人のうち4人が、バリ島沖のペニダ島周辺の海上で発見された。
インドネシア・バリ島南東沖のレンボンガン島付近で17日、スキューバダイビング中に行方不明になっていた日本人女性7人のうち5人の生存が確認された。事故発生から4日目の生還。ダイバーたちに何があったのか。地元では残る不明者の捜索が続けられる。 「私は元気です。(私以外の)4人は生きていると聞いた」 行方不明だったバリ島のダイビングショップ「イエロースクーバ」に所属するインストラクター、古川さおりさん(37)は救出後、レンボンガン島で朝日新聞記者にしっかりとした口調で話した。ウエットスーツ姿で自力で歩くこともできたが、ヘリコプターで搬送された。 古川さんによると、他のダイバー4人とも一緒だったが、16日に古川さんが近くを通りがかった船を呼びに行くために離れたという。古川さんは「(7人のうち)残る2人も生きているのではないか」と話した。 バリ島の警察当局によると、レンボンガン島付近のペニダ島にダイ
各地で取れる地魚を素材にした料理の人気を競う「Fish―1(フィッシュ・ワン)グランプリ」(水産庁、読売新聞社など後援)が1月、都内で初めて開催された。 小骨があることなどが敬遠され、肉よりも消費量が減っている魚食だが、出品作は魚をおいしく食べてもらおうとするアイデアであふれていた。受賞作の開発秘話や地域活性化に向けた動きを追った。 [大阪]ハモ、パクッと食べやすく 関西の夏を彩る魚といえばハモが有名だ。湯引きした白い身と梅肉の組み合わせは、味覚と視覚の両面から関西人を魅了してきた。 大阪市の水産物卸会社「うおいち」は、そのハモをフライにしてパンで挟んだ「なにわのハモカツバーガー」=写真=を考案し、大日本水産会会長賞を受賞した。ハモカツの上にレタスと輪切りのトマト、揚げたタマネギを載せ、たっぷりのタルタルソースで味付けをした。ハモカツを大阪名物、串カツのソースにくぐらせるなど、「大阪」を意
インドネシア・バリ島沖でスキューバダイビング中に行方不明になった山本栄美さん(33)は、那覇市でダイビングショップのインストラクターをしていた。実家は三重県志摩市にあり親戚は「朗らかで優しい子。早く見つかってほしい」と声を詰まらせた。 沖縄のダイビング仲間らによると、栄美さんは十数年前に那覇市に転居。現在の店とは別のダイビングショップで1、2年ほど働いた後、ハワイでインストラクターの資格を取った。 実家近くに住む親戚の民宿経営、山本己津子さん(72)によると、栄美さんは毎年、実家にマンゴーや黒砂糖などの特産品を送り帰省の際は土産物を手渡してくれることもあったという。親戚の柴原ミチ子さん(68)が営む真珠養殖を手伝うことも。栄美さんの祖母は地元でも有名な海女だったといい、小さい頃から一緒に海に潜り、地元の水産高校を卒業後はスキューバダイビングの専門学校に通った。柴原さんは「どこかで生きていて
日本共産党の紙智子参院議員(党農林・漁民局長)は14日、全国農業協同組合(JA全中)、全国漁業協同組合連合会(全漁連)、農業委員会の全国組織である全国農業会議所を訪問し、環太平洋連携協定(TPP)、農業、漁業の振興策などについて懇談しました。 JA全中では馬場利彦参事が応対。紙氏は参院予算委員会での質問を紹介し、「運動をさらに広げ、なんとしても食い止めたい」と語りました。馬場参事は「日本農業を守るという意味で、(重要5項目を守るとした)国会決議は守ってほしい」と強調しました。 全漁連の高浜彰漁政部長は円安などによる燃油高騰と水産物価格の低迷、後継者不足、福島原発事故への対応など漁業が直面している課題を指摘。「漁獲物の放射能検査など安全確保にがんばっている漁業者を応援する政策が必要です」と話しました。 全国農業会議所の柚木茂夫事務局長との懇談では、「各地に根差して活動する農業委員の活動は大事
身を切るような冷たい風が、錦江湾を吹き抜けていく。まだ薄暗い午前6時半、漁船は鹿児島県垂水市の垂水漁港を滑り出た。目前の巨大な桜島が時折、灰色の噴煙を吐く。 「ここらがよか」。大瀬美幸船長(57)は湾の真ん中付近で網を投入した。水深は約200メートル。ゆらゆらと網が沈んでいく。約30分後、底で口を開けて広がったのを見計らい、一気に巻き上げ始めた。「とんとこ漁」と呼ばれる底引き網漁で、狙いはナミクダヒゲエビだ。 錦江湾での水揚げ量は年30トン前後。これだけまとまった量がとれる海は世界でも数少ないという。国の統計では「その他のエビ」に分類されるため、全国の水揚げ量データはないが、年約1200トンの伊勢エビなどには遠く及ばない。深海にすむエビのため養殖もできず、広く流通することもない。
母に口酸っぱく言われたことがある。「地震のときは物なんかにこだわっちゃいけない。とにかく身一つで逃げなさい」。穏やかな海が広がる鎌倉市材木座に暮らす伊藤武子(82)はいま、その言葉をかみしめている。 母にそう言わしめたのは1923年9月1日の苦い経験だった。当時切り盛りしていた青果店「八百利」は光明寺のすぐそばにあった。 記録によって異なるが、当時の鎌倉町では、火災なども含め400人前後が犠牲になった。「鎌倉震災誌」は津波の死者数までは明らかにしていないものの、材木座の状況をこう伝えている。 〈光明寺門前は海嘯(かいしょう)のため殆(ほと)んど全滅した〉 「海嘯」とは、当時使われた津波と同義の言葉。家屋の被害については、明確な数字がある。 〈流失三十戸〉 「土台から流された」という伊藤の生家も、その中に含まれていた。「それでも母が語っていたのは、同じ場所で再建を果たすまでの苦労
さっき銀座の本屋に寄ったんですがね、落語の本がなかなかたくさん置いてありまして、棚の上から下までこう、ズラーッと。見てみると志ん生師匠と米朝師匠の本がおんなしくらい並んでまして、談志師匠の本となるとその倍くらいあるってのに、円生師匠の本は1冊っきり。さびしいもんです。円生師匠が大好きなあたくしゃあ実にくやしい。 そういやあもう35年も前ですが、円生師匠が亡くなったおんなじ時に上野動物園のパンダのランランも死にまして、新聞はランランの記事の方がずうっと大きかった。この差は何だってぇと、やっぱりどうも愛敬ってところはランランにゃあかなわない、円生師匠といやあ高座でにらんでるこわい顔しか思い浮かばないから、師匠も生前に1枚、ササでもかじってニッコリしてるところを撮ってもらやぁよかったのに……なんてえ話を、小朝師匠がマクラに使ってましたな。 ――と落語風に始めてみましたが、その円生師匠をほうふつと
17日午前9時25分ごろ、千葉県銚子市の犬吠埼灯台から北東12キロ沖合の海上で、小型底引き網漁船双葉丸(9・92トン)が転覆した、と市漁業協同組合が銚子海上保安部に通報した。 同海保によると、乗組員3人のうち2人が救助されたが、このうち船長の広畑泰行さん(60)=銚子市=がまもなく死亡した。市田光義さん(70)=同市=が行方不明になっているという。巡視船などが付近の海を捜索している。当時、付近には波浪注意報が出ており、波の高さは約3メートルに達していたという。
17日午前9時25分ごろ、千葉県銚子市の銚子港沖で、3人乗りの漁船双葉丸が転覆、1人が行方不明になった。銚子海上保安部によると、2人は僚船に救助されたが、うち1人が心肺停止状態という。 同保安部によると、行方不明の男性は70代とみられ、付近の海上を捜索している。 47NEWS 参加社一覧 北海道新聞 | 室蘭民報 | 河北新報 | 東奥日報 | デーリー東北 | 秋田魁新報 | 山形新聞 | 岩手日報 | 福島民報 | 福島民友新聞 | 産業経済新聞 | 日本経済新聞 | ジャパンタイムズ | 下野新聞 | 茨城新聞 | 上毛新聞 | 千葉日報 | 神奈川新聞 | 埼玉新聞 | 山梨日日新聞 | 信濃毎日新聞 | 新潟日報 | 中日新聞 | 中部経済新聞 | 伊勢新聞 | 静岡新聞 | 岐阜新聞 | 北日本新聞 | 北國新聞 | 福井新聞 | 京都新聞 | 神戸新聞 | 奈良新聞 |
はじめまして、いわき市小名浜在住の小松理虔です。 このたび、こちらでブログを書かせて頂くことになりました。いわきならではの旬のネタをお届けできればと思っております。どうぞよろしくお願いします。 初回は何について書こうかなとあれこれ思案していたところ、2月13日(木)の「福島民友」のニュースがどうにもこうにも釈然としないので、福島県のかまぼこメーカーに勤める一社員の立場から、この問題をざっくりと書いてみます。 福島県産品「買わない」30% 首都圏消費者の意識調査(福島民友 2014/2/13) 県商工会連合会は12日、昨年12月に首都圏の一般消費者を対象に行った県産食品などに対する意識調査の結果を発表した。県産品を「買わない」と答えた消費者は30.2%で、前回調査(2012年9月)の30.4%と比べほぼ同水準だった。首都圏の消費者の県産品に対する意識はこの1年間でほとんど変化がなく、本県への
■福島・いわき支局長 江川慎太郎 福島県いわき市小名浜にある県立いわき海星高校専攻科2年の高木美空(みく)さん(20)は、今春から水産庁の船舶職員として働く。県内唯一の水産・海洋系高校。海沿いの校舎は津波で甚大な被害を受け、近くの高校で一時、間借り授業を続けた。高木さんは「当たり前の暮らしが、一番かけがえがないということを、学びました。社会人になっても、くじけずに頑張る」と意欲を見せる。 水産庁の採用試験前、津波に命を奪われた同級生の墓を詣でた。工藤盛人(もりと)君(当時17)。笑顔が絶えないムードメーカーだった級友に祈る。「試験を受けるの。力を下さい」
尾鷲市の尾鷲港に近海マグロなど430匹が水揚げされた。ビンナガを主体にメバチ、カジキのほか、アカマンボウも魚市場にずらりと並び、仲買人らで活気づいた。 水揚げしたのは紀北町紀伊長島区のマグロはえ縄漁船「裕幸丸」(19トン、乗組員6人)。尾鷲沖から南南西約800キロの漁場から18日間の操業を終え、尾鷲港に13日朝、水揚げした。 裕幸丸は高鮮度を維持するため、釣れたばかりの魚を船内で生け締めし、魚槽の水を頻繁に入れ替える方法を取る。漁労長の東宏男さん(48)は「傷も少なく、身がよく締まって状態はいい」と話す。 今年に入って尾鷲港の近海マグロの水揚げは裕幸丸を含め4回目となり、同港から全国各地のスーパーマーケットなどに安定供給されている。(百合草健二)
東北電力によると16日13時現在、大雪および強風の影響により宮古市、釜石市、久慈市、岩泉町、山田町、洋野町、大槌町、田野畑村、野田村、普代村で停電が発生。東北電力は、山間部の積雪や倒木により車両や作業員が現地まで到達できないことなどから、復旧に時間を要する地域があるとしている。
キリバスの首都タラワの住宅近くに迫る海水。潮位が高い時は高床辺りまで水位が上がるという=2013年7月(共同) 【シドニー共同】南太平洋フィジーのナイラティカウ大統領は16日までに、中部太平洋の島しょ国キリバスの首都タラワを訪れ、地球温暖化による海面上昇でキリバスが実際に水没の危機にひんした場合、全住民を受け入れる用意があることを明らかにした。地元メディアが報じた。 ナイラティカウ氏は11日にタラワで開かれた式典で、海面上昇がこのまま続けば「キリバスの一部または全国民がフィジーに逃れ、住み着く必要が出てくるかもしれない」と指摘。その上で「困っている隣人にわれわれが背を向けることはない」と述べた。
美濃市の名物にしようと、美濃商工会議所は、かつて同市牧谷地区の家庭料理だったアユから取っただしを使ったうどん料理「にんめん」の復活に取り組んでいる。協力する市内の飲食店を対象に講習会や試食会を開催。3月までに評価の高い創作料理を「美濃あゆにんめん」と認定し、今春から飲食店で販売を始める計画だ。(青山丈彦) 「にんめん」は、牧谷地区を流れる長良川支流の板取川で捕ったアユを焼いたり、いぶしたりしただし汁の手打ちうどん。昭和30年代まで作られていたが、次第に作らなくなったという。 同商議所は、地域の活性化に役立てようと、ご当地メニューを開発する美濃グルメ開発実行委員会を約1年前に設立。「美濃あゆにんめん」の定義は、うどんなどの麺とアユを使った料理とした。東京から料理人を講師に招き、アユのさばき方や見せ方の工夫などの講習会を開催してきた。 同市中央公民館で今月開催された試食会には、日本料理店など4
高知県内の落ちアユ漁解禁 数は多いが小ぶり 高知県内の主な河川で1日、落ちアユ漁が解禁された。6年ぶり解禁の安芸市の安芸川は上流域で25センチクラスの良型が交じるなど好調。安芸郡東洋町の野根... 声ひろば 2018年12月2日、日曜日 1.「小農宣言」棄権に思う【黒岩靖夫、77歳、農業、香南市】国連の委員会は「家族経営など小規模の農家(小農)と農村で働く人々の権利に関する国連宣言... あけぼの 美男蔓(びなんかづら)と里の秋 【岡村敏子、83歳、香美市】11月の中旬、まさしく小春日の夕暮れの里山を犬の散歩の娘に杖(つえ)を突いての同行がほぼ日課である。谷川の岸の木々の紅...
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