マイワシおいしい2品 釧路市水産加工センター 消費拡大へ試作 (03/12 16:00) 北九州市の郷土料理「ぬかみそ炊き」をヒントに考案されたぬかイワシのレトルト食品 【釧路】道東沖で約20年ぶりに水揚げされ始めているマイワシの活用法を探ろうと、釧路市水産加工振興センターが「ぬかイワシのレトルト食品」と「しめイワシ」を試作した。 マイワシは多くが飼料用のミール原料になっているが、魚価の高い食用向けにも使えるようにすることが狙い。身がやわらかく鮮度が落ちるのが早いので、缶詰やレトルト食品に適しているという。 ぬかイワシは北九州市の郷土料理「ぬかみそ炊き」をヒントに考案。マイワシをぬか床に3日間漬け込み、酢や酒などと煮込む。しめイワシはしめサバと同じ方法で、酢や砂糖などで作った調味料に一昼夜漬ける。 11日に同センターで開いた試作品評会には水産加工会社の関係者ら約30人が試食。「マイワシの脂