完成！にゃんよ弁当　タイやアコヤ貝主役2016年02月04日(木) ツイート 【写真】完成した「にゃんよ弁当」をＰＲする生産者ら＝３日午後、宇和島市天神町 地元食材の認知度向上や販路拡大につなげようと、南予地域の生産者らが連携し企画した行楽弁当がこのほど誕生した。豊かな南予の味覚を詰め込んだ「にゃんよ弁当」。３月開幕のえひめいやしの南予博や２０１７年の愛媛国体での一般販売へ向け、７日に宇和島市内で試験販売を始める。 企画したのは、農水産物の生産や加工に携わる宇和島圏域の６事業者。県南予地方局が１３年度から開く「南予地域異分野生産者交流会」で出会い、付加価値の高い商品開発に取り組むなど親交を深めてきた。 自慢の食材を持ち寄った弁当は、しょうゆで甘辛く煮込んだアコヤ貝の身がたっぷり入った「あこやめし」と、どぶろくと麦みそに漬け込んだタイを焼き上げた「たいめし」がメーンの２種類。かき揚げや煮物な

だしの自動販売機 大阪市営地下鉄の千林大宮駅（大阪市旭区）そばの駐輪場に、「だし道楽」という商品ばかり並ぶ自動販売機がある。５００ミリリットルのペットボトルの中身は、和風だし。炭火焼きアゴ（トビウオ）が丸ごと１匹と昆布まで入っている。 値段は６５０円。昆布だけのだし（４５０円）もあるが、人気はアゴと昆布入りらしく、京阪電鉄の香里園駅（大阪府寝屋川市）から徒歩４分の自販機では売り切れていた。 一見、清涼飲料水と間違えそうな自販機に、「『おかんトラップ』を上回る擬態だ」とのけぞるのは、会社員の大川朋宏さん（４４）。大阪出身でいまは東京で暮らす。出張で大阪に帰った際に見たこの自販機が、遠い記憶を呼び覚ました。 「小学４年の夏。からっからに… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有

富山県氷見市の氷見漁協は４日、寒ブリの不漁を受け、今季は旬を告げる「ひみ寒ぶり開始宣言」を出さないと発表した。制度を始めた２０１１年以降、宣言を出せなかったのは初めて。 　漁協によると、昨年１１月から今年１月までの水揚げは約４千匹と、不漁だった昨季と比べても１０分の１以下。１００匹以上まとまって取れたのも４日しかなく、小さいサイズが多かった。 　県水産研究所によると、日本海の冷たい海域が北東に移動し、ブリの回遊ルートに影響を与えた可能性があるという。 　漁協の茶谷豊総務部長は「自然相手なのでどうしようもない。来シーズンの豊漁を祈りたい」と話している。

そんな節目を前にして、ある本を読んだ。前回の原稿で取り上げた「タクシーに乗る幽霊」の論文が掲載されている『呼び覚まされる霊性の震災学――３．１１ 生と死のはざまで』（新曜社）だ。東北学院大学の「震災の記録プロジェクト」(金菱清ゼミナール)の学生たちの論文はどれも非常に読み応えがあり、「あの日」と「あの日以降に起きたこと」、そしてそれが今も現在進行形であることに、改めて思いを馳せた。 第一章は、やはり宮城県石巻市のタクシードライバーの話。震災以降、季節外れの真冬のコートを着た乗客がタクシーに乗り、行き先を告げるものの、気づいたらいないという「不思議な現象」について、そんな体験をしたドライバーたちに聞き取りをしたものだ。

昔ながらの方法で乾海苔をつくる「海苔づくり教室」が２月27日（土）、野島公園で開催される。現在、参加者50人を先着で募集中だ。 昭和50年頃まで、富岡から野島の海岸にかけて盛んに行われた海苔の養殖。教室では、原料の生海苔を乾して海苔をつくる昔ながらの方法を体験できる。 時間は午前10時から午後３時頃まで。集合は９時45分。雨天時は翌日に延期する。対象は区内在住・在学の小中学生と保護者。昼食弁当と飲み物、タオル、スリッパ、筆記用具が必要。参加は無料だ。 希望者は往復はがきまたはＥメールに「海苔づくり教室」と明記し、住所、氏名、電話番号、学年、保護者氏名、保護者参加の有無を記入し、金沢区地域振興課区民活動支援担当（〒２３６―００２１ 金沢区泥亀２の９の１ 【メール】kz-bunka@city.yokohama.jp）へ。２月18日（木）必着。問い合わせは【電話】０４５・７８８・７８０７まで。

伊勢エビの人工飼育に国内で唯一取り組む「三重県水産研究所」（同県志摩市）で人工ふ化し同市沖に試験放流された稚エビ25匹のうち、1匹が出荷できる大きさに無事成長していたことが4日、分かった。研究所は、生態に謎の多い伊勢エビの安定漁獲につながる初の研究成果としている。研究所は人工ふ化した稚エビが自然環境に適応できたと判断。今夏、放流する稚エビには発信器を付け、成長に適した海域の

主力魚種サワラのブランド化を目指している南駿河湾漁協は3日、御前崎市港の同漁協でサワラの刺し身の試食会を開いた。漁師や仲買人ら約20人が参加し、血抜きをする生き締めと、自然死させる野締めのサワラを食べ比べ、鮮度の違いを学んだ。 静岡県の「水産物の価値を磨く事業」を活用した取り組み。県水産技術研究所の担当者からサワラの生き締めの方法について説明を聞いた後、食べ比べた。野締めが一般的という漁師たちは、生き締めのサワラについて「色がきれい」「食感に弾力がある」と感想を出し合った。同漁協は昨年6月にサワラのブランド化に着手し、最大消費地の岡山県の市場関係者を講師に招くなど勉強を重ねてきた。今後もブランド化の方策を探る。同漁協の担当者は「生き締めは手間が掛かるなど課題はあるが、よい魚を市場に出して御前崎市のサワラに付加価値を付けたい」と話す。

すし職人　谷原康造さん（３６） 京都市中央卸売市場内のすし店で働く。昨年１１月に名古屋市内であった全国すし技術コンクール大会の関西鮓（ずし）部門で優勝した。「先輩たちのおかげ」と語るのは、周りへの気遣いだけではなく、本音のようだ。 大会は１９７６年に始まり、ほぼ４年に１度開かれている。出場者は各都道府県から選ばれた精鋭ばかり。全員が同じ食材で競い合うので、勝負を決めるのは腕前だけだ。 関西鮓部門には２１人が参加し… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

いったいこの国に、国土や国民を守る気はあるのだろうか？　先月１５日、石垣島の漁師たちが尖閣諸島へ漁に行った。片道１７０キロの東シナ海を渡っていったというのに、ただの１匹も魚は釣れなかった。なぜか。尖閣の２マイル（約３７００メートル）以内に近づこうとすると、「日本人の上陸」を警戒する海上保安庁の巡視船やボートに阻まれた。それもあまりに近付くから、漁具を下ろしても魚がかかるはずもない。揚げ句、「中国公船が接近」してきたため逃げるように指示され、空身で帰ってきたのだ。 平成２２年の中国漁船衝突事件への政府の対応、特に命懸けで国の尊厳を守った海上保安官たちの崇高な行為を、事なかれ主義の国が踏み躙（にじ）ったと感じた私は、政府がそんな弱腰なら国民が国家の意思を示すしかないと、同じ志を抱く仲間や石垣の漁師たちと、これまで１５回、尖閣海域へ行った。当初は、上陸こそ禁じられていたものの島々に肉薄して漁がで

釜石市でキッチンカープロジェクトなどに取り組む釜石プラットフォーム（三塚浩之社長）は６日、同市の大町ほほえむスクエアで地元産の「かまいし桜牡蠣（がき）」を販売するカキフェアを開く。これまで釜石産ブランドとして首都圏を中心に売り出していた桜牡蠣を地元釜石でも味わってもらおうという試みで、今後は毎週土曜日に定期的に販売する。 同フェアはキッチンカーで大サイズ（約２５０グラム）の蒸しガキを１個３００円で販売。正午から午後６時まで。既存のキッチンカーの飲食店も参加する。 桜牡蠣は同市の室浜漁港でカキ養殖に取り組む佐々木健一さん（４３）と佐々新一さん（４９）が生産する。サクラの咲く５月頃まで出荷可能なことが名前の由来だという。 佐々木さんは「普段は首都圏向けだが、市民や復興支援に来ている人にも味わってもらい、桜牡蠣を広めたい」と意気込み、佐々さんは「『おいしい』という声を地元でも聞きたい」と張り切る

今が旬の日本海産マダラを山間で販売する「寒鱈（かんたら）祭り」が1月31日、交流センター雄川荘（雄物川町）にある「ほほえみ直売所」前で開かれた。 ダダミ入りのオスのマダラ　15,000円 売り場に並んだのは、秋田県にかほ市の金浦漁港と青森の漁港に水揚げされたもの。大ぶりで脂の乗ったオスとメスそれぞれ3尾と、地元で「ダダミ」と呼ばれ珍重されているマダラの白子100食、身とアラなどの入った鍋セット100食を用意。その場で食べられる「タラ汁」も300食分提供した。 この日、金浦漁港に揚がった新鮮な生食用のダダミは、10時の開店から30分ほどで品切れに。同市内で加工したサバやサケの干物も含め、正午過ぎにほぼ完売となった。 同イベントは海に面した、にかほ市金浦の物産館「にかほ陣屋」と内陸部の雄物川町農産物直売の会が連携し2014年から行っている。夏には岩牡蠣（いわがき）とスイカ、冬には寒鱈とリンゴな

ざっくり言うと 期間限定で発売される「辛辛魚らーめん」を筆者が実食している 辛いと熱いを通り越して痛く感じ、刺激が強すぎて震えるレベルだという 魚の旨味が濃厚で辛い中においしさがあるため、また食べたいと思うとのこと 提供社の都合により、削除されました。 概要のみ掲載しております。 関連ニュース ランキング

恥ずかしがり屋で普段は砂の中に潜ります 絶滅危惧種に指定されたウナギ。値段は文字通りうなぎ上りで、消費者にとって高値の花になっている。そんな中で、アールビーシーコンサルタント（岡山県津山市）のウナギを自宅で飼える鰻養殖キット『飼えるんです!』が人気を呼んでいるという。 ウナギの飼育は水質管理がとても難しく、養殖のプロでも致死率が３０％と高い。そこで、微生物が増殖し分解作用を急速活性させる働きを持つ、天然素材100％のバクチャーという独自のシステム（詳細はこちらの 動画サイト ）を活用。水槽内のお掃除は増繁殖した微生物におまかせで、水替え不要の簡単な飼育を実現した。キレイな水で育つウナギは病気になりにくく、薬などの投与は不要。キットは水槽、エアポンプパイプ（寝床用）など飼育に必要な道具類とウナギ稚魚がセットになっているとのこと。気になるウナギの味はというと、ヌメリ、臭みもなくおいしいという。