豊洲の照明、マグロ映えず=見え方変わり目利きに影響 2018年10月13日15時05分 魚の見え方が築地市場(東京都中央区)と違うため、より慎重に目利きがされている豊洲市場のマグロ売り場=12日、東京都江東区 東京・豊洲市場(江東区)のマグロ売り場で、移転前の築地市場(中央区)に比べて「光の具合が変わり、魚がしっかり見えない」(仲卸業者)といった声が多く上がっている。照明器具の配置や性能が変わったためとみられるが、肝心な目利きに影響を与える要因だけに、取引関係者に困惑が広がっている。 水産仲卸、初の500業者割れ=30年で半数以下に-豊洲市場 早朝のマグロ売り場では競りが始まるまでの間、仲卸業者らがマグロ1匹ずつを入念に下見するのが慣例。特に重視するのが、鮮度や品質の判断材料となる尾を切った断面や、サンプルで置かれた切り身の色合いだという。 豊洲が開場した11日以降、生マグロ売り場では「明