京都府警は2日、嫌がらせの117番を半年間で約12万回繰り返したとして、京都市南区の男(51)を業務妨害の疑いで逮捕した。男は電話をしたことは認めているが、嫌がらせ目的については否認している。 京都府警によると、男は今年6月から毎日1千回以上、携帯電話から理由のない117番を繰り返し、NTT時報お知らせセンターの業務を妨害した疑いがある。男が電話を頻繁に繰り返したことで、10月には担当する女性オペレーターがのどを痛め、一時深夜の案内サービスを中止するなど業務に支障をきたしたことから、男の逮捕に踏み切った。逮捕直前の11月28、29日には電話の回数が約2万回まで急増していた。 調べに対し、男は「時報の声にムラムラしてやった」と電話を繰り返しかけたことを認める一方、業務妨害の意図については「嫌がらせではなくオペレーターへの好意」と容疑を否認しているという。また11月末に回数が増えた理由について
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