ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」の代表・猪子寿之が、変わりゆくメディア環境のなかのアジアと日本をめぐって思索する新連載。第3回の今回は、非言語的コミュニケーションの可能性について。 グローバル社会は英語だ、グローバル化するためには英語が重要だ、みたいなことが昨今よく言われている。日本企業にも、英語を社内の公用語にするなんてところが出てきている。一方で、世界のいけてるグローバル企業は逆に、英語ではなくて、非言語化を重要視している気がしている。例えば、ナイキのロゴからも、スターバックスのロゴからも、英語の表記がなくなってアイコンだけになった。そして、企業の消費者に対するコミュニケーションも、非言語な方法にシフトしている。例えば、勢いのあるグローバル企業の消費者へのコミュニケーションを見ると、有名人が出て、なんかしゃべったり、キャッチコピーのような言葉を使ったりするというよりは、プロジェ
「日本一美しい32歳」とも「日本一エッチなお姉さん」ともいわれ、いまやたんなるグラビア・アイドルの領域を軽々とこえて、ほとんど国民的なエロティック・シンボルとなった壇蜜。かの女は女優なのか、やっぱりグラドルなのか、それとも、たんにひとりの、波もあれば凪もある人生を渡る一個人にすぎないのか? 文:鈴木正文(GQ) Photos: Brooke Nipar Styling: Jason Lee Coates @ AVGVST Hair: Ken @ AVGVST Make-up: Yoshi.T @ AVGVST Styling Coordinator: Hirohito Suzuki @ H3O Nails: Risa Kanemoto @ nadine Special Thanks to: STUDIO EASE ブラ ¥13,650、ショーツ ¥11,550〈ともにAubade/
今でこそ、金属やカーボンというイメージのある自転車だが、その昔、発明されたころは木製だった。以来、さまざまなメーカー、工房が木製自転車を作り続けているが、ひとつ究極的なモデルが登場した。それがドイツの家具メーカー、トーネットとイギリスの建築家/デザイナーAndy Martin氏によるコラボレーションバイクだ。 木材はその繊維によって振動吸収性に優れている側面があり、重量を考慮しなければ実は乗り心地、乗り味のよい自転車を作れる可能性がある。多くの木製自転車はプライウッド(積層合板)でできており、このような曲げ木のものは珍しい。価格未定。〈Thonet/Thonet www.thonet.com/〉 金属やカーボン素材が当たり前の自転車だが、今でも木製の特別なものを作っているメーカーや工房が世界中に存在している。もちろん性能で最新素材のものに及ぶべくもないが、かといってレースに出るわけではなく
英語力はもはやビジネスマンの必須スキルとなっている。海外留学、駅前留学もいいが、もっと気軽に集中的に英語を学べる方法がある。 文:柿原恒介 写真:東 泰秀(ホストファミリー)、依田純子(人物) Japan is the best place to learn English. ある日、会社で上司に聞かれる。「君、英語で仕事できる?」。「もちろん」と即答できない人は、国内留学を一考してみては? 国内留学とは、日本に暮らす外国人宅に滞在する勉強法。期間は4泊5日を中心に、1泊でも1週間以上でも可能で、その間はホストファミリーと寝食を共にし、使用言語は英語のみ。短期集中で、英語力を磨くことができる。 2002年から国内留学を手掛けているLily English Center(以下、LEC)代表・青木有里さんは言う。「国内留学は、“海外留学をする時間や予算がない”という生徒さんの悩みに応えて始
3Dプリンターを活用した究極のオーダーメイドバイク! 「Ralf Holleis」のステンレスラグピスト 物作りの現場で新たな試作、または製品作成として活用されている3Dプリンター。商品完成までの期間短縮を問われるこの時代において、従来より格段に早く製作が出来る、RP(ラピッド・プロトタイピング)用機材として注目されている。これをいち早く自転車製作に活用する動きがある。「Ralf Holleis」のピストバイクは、そんな製造技術の最先端に位置するものだ。 写真の一部を見ると、まるで高層ビル群のミニチュアが製作されていくようだ。だが縦線部分は形状を構成するためのあくまで補助部。プラモデルでいえば、ランナーに相当する。3Dプリンターは下から上に積層していくために必要となるもので、最終的に削除する。金属パーツを作る3Dプリンターはいくつか形式があり、スチール、アルミ、チタン、インコネル(ニッケル
眼鏡のような小さなモニタをかけることで視界全域にわたる迫力ある映像を映し出すヘッドマウントディスプレイ。ドイツの光学機器の名門、カールツァイスがアメリカで新しいヘッドマウントディスプレイをリリースした。 40インチの画面を2mの距離から見たケースと同じ視野角を持つ。視力調整はー5から+2まで調整可能で近眼のユーザーも眼鏡やコンタクトなしに迫力の映像を楽しむことができる。また、HDMI端子、アナログAV端子、iOSデバイスなど多様なデバイスと接続が可能という。iPhone端子などで接続した場合、連続6時間、HDMI接続の場合は2.5時間の使用が可能。重量は約120g。日本での販売は未定。$749〈Carl Zeiss/www.zeiss.com〉 カールツァイスといえば、ライカ、コンタックス、ハッセルブラッド、そしてソニーなどのそうそうたるカメラメーカーにレンズを供給してきた泣く子も黙る超名
自転車はたくさんのギアを持つわりに、未だクルマのようなオートマチック(自動変速)が登場してこなかった。アメリカのスポーツバイクブランドGTから今回リリースされた「ミートボール」は、そんな自動変速を搭載したシティバイクだ。 ブレーキはペダルを逆回転させるとリアブレーキがかかるいわゆるコースター式。写真は本国仕様で、日本仕様は前輪ブレーキが追加されている。タイヤサイズは700c(クロスバイクと同じ直径)カラーは写真のマットグレーのみ。サイズはXXS〜Mまで。10月上旬発売予定。¥73,500〈GT/ライトウェイプロダクツジャパン tel.03-5950-6002〉 人間の力という限られた出力を効率よく使うため、多くの自転車は多段のギアを持っている。ところが、その変速は基本的に乗り手がギアを選択し自分のちょうど良いペダルの重さや回転数(ケイデンスという)、速度に合わせる必要があった。乗ること自体
iPhone内のさまざまなコンテンツを、ケースに入れる感覚で簡単に投影できるiPhone 4S/4用プロジェクター「400-PRJ016」が発売された。しかも予備のバッテリーとしても使用することができるとあれば、日常のさまざまなシーンで活用の場が広がりそうだ。 本体サイズは68×126×20mm、重量125g。光学エンジンはDLP。解像度640×480、明るさANSI 最大35ルーメン、スクリーンサイズ 6〜60インチ。投射距離約20〜200cm。バッテリー容量:1850mA。¥23,800〈SANWA SUPPLY/サンワダイレクト tel.086-223-5680〉 サンワダイレクトの「400-PRJ016」は、iPhone 4S/4にカバーのように装着し、写真や動画を最大60インチで投影できるモバイルプロジェクター。iPhoneケースのような形状をしており、iPhoneをスライドして
本屋以上の本屋として人気を呼んでいる代官山 蔦屋書店。そこには新しい日本の資本主義を支えていこうというカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭社長の「野望」が込められている。 ますだ・むねあき 1951年生まれ。大阪府枚方市出身。同志社大学経済学部卒。1983年、「TSUTAYA」の前身である「蔦屋書店」を枚方市で開業。1985年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社を設立、代表取締役社長に就任。 いま、東京でもっとも話題の書店が「代官山 蔦屋書店」。TSUTAYAで知られるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が2011年12月、東京都渋谷区に開いた店舗だ。 注目に値するのは、ここがフツウの本屋でないことだ。旧山手通り沿いに並んだ、3つの棟が空中回廊で結ばれている。そこに、人文や写真集、アート、料理、自動車、建築、旅行などの分野の単行本、そして内外の雑誌など
HANEBRINK社は過去にMTB用のダブルクラウンフロントサスペンションを作っていたこともある、マニアなら知る人ぞ知るメーカーだ。しかし自転車そのものを作っているといのは、さらにディープな人しか知らないかも知れない。クルマのように太い小径タイヤが特徴で、通常のMTBが苦手な砂浜や雪道なども走破できるのが個性的なバイクだ。このバイクに電動モデルが加わった。 フレームは6061-T6アルミニウム。フロントフォークはオリジナルのデュアルクラウン式サスペンション。8インチのトラベルは調整式。ホイールは20×8インチチューブレスタイプ。バッテリーはリチウムイオンタイプで36V、9.6A。モーターは600Wをたたき出す。リアサスペンションモデルも要望により製作できるとのこと。一回の充電で最大20マイル(約32km)の走行が可能。$5,550〈HANEBRINK/HANEBRINK http://w
あらゆる活動を数値化してモチベーションアップ。まったく新しいデジタルデバイス「NIKE+ FuelBand」発表 スポーツブランドのナイキがまったく新しいデジタルデバイス「NIKE+ FuelBand」を発売した。これは従来の心拍や歩数、カロリーとはまったく違う、スポーツにおける活動を数値化するというものだ。フィットネスや日常生活をより活発にするためのものという。 「NIKE+ FuelBand」はデバイスとしてみればデジタルインジケーターがついたラバーバンドといえるが、その測定や通信なども含めたひとつのシステムのようなものと考えた方が良さそうだ。アメリカでの価格は$149。日本での発売は冬を予定しており価格未定。〈ナイキ/ナイキお客様相談室 tel.0120-500-719〉 今回、ナイキが発売した「NIKE+ FuelBand(ナイキプラス フューエルバンド)」は、人の日々の様々な動き
アジアが勢いを増し、世界の勢力地図が大きく変わり始めているのはすでに周知のこと。経済、文化、教育、観光その他、西高東低の流れはすでに過去のものだ。アジア経済に詳しい評論家の山形浩生が、GQ MENが知っておくべき傾向と対策を伝える。 文・山形浩生 どんな産業であれ、今後どう見ても当分日本国内の市場が大きく拡大するようなシナリオを思い描ける人はほとんどいないだろう。人口構成の変化もあるし、それ以上に日銀がひたすらデフレ継続策を続け、そして政府は円高放置や狂ったような増税への固執で、日本にわずかに残った産業もつぶそうとしているとしか思えない。デフレ経済はひたすらパイが縮む経済だ。あなたがスティーブ・ジョブズの再来なら、あるいはこの日本でも大ヒット商品を次々に打ち出せるかもしれない。でも天才より圧倒的に数の多いぼくたち凡人は、そうはいかないだろう。日本国内の仕事はすべて、せいぜいが現状維持しか期
世界で唯一、お城で作られる自転車アレックスモールトンが誕生してから60年。世界中に“モールトニア”と呼ばれる愛好者をもつ特別な自転車のスペシャルモデルが、このたび限定販売された。 フラットハンドルとドロップハンドルを選択可能。ギアは1×11速。リアハブに内装変速型のシマノ・アルフィーネ11を装備している。ホイール径は初期型の「F型」と同じ17インチだ。バーテープ、サドルにイギリスのブルックス社製品を採用する。同郷だけに相性は抜群だ。完成車のみの発売となる。¥699,300〈Alex Moulton/ダイナベクター tel.03-3861-4341〉 小径車(車輪が小さな自転車のこと。およそ20インチ以下の大人用自転車を指す)はその押しの強くないカジュアルなルックスから、街乗りやホビーユースと思われがちだが、この英国製アレックスモールトンは、ロードバイクを向こうに回しても互角の戦いを演じられ
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