スマートフォン向けのアプリとそれを配信するマーケットが活況を呈しているが、一方で高い売り上げを上げるアプリがゲームに極端に偏るなど、問題点も見られる。スマートフォン向けコンテンツといえばiOS向けやAndroid向けに開発された“ネイティブ”アプリが真っ先に挙げられるが、HTMLベースのコンテンツも数多い。 こうしたHTMLベースのコンテンツを配信する上で注目されるのが、iPhone版の「auスマートパス」などの月額定額料金のコンテンツ配信プラットフォームだ。今回は携帯電話事業者主体の定額コンテンツ配信プラットフォーム(以下定額プラットフォーム)の可能性と課題について探る。 ゲームに“偏る”アプリマーケット 本連載ではこれまで、App StoreやGoogle Playなど、スマートフォンのアプリを扱うマーケットの動向を解説してきた。スマートフォンのコンテンツの主流はアプリであり、「パズル
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