asahi.com（朝日新聞社）：津波被害の文献知りながら「記録なし」と説明 関西電力 - 社会

関西電力の原発がある福井県若狭地方での過去の津波被害をめぐり、関電が被害を記述する文献の存在を把握しながら、「文献記録はない」と地元などに説明してきたことが２６日、分かった。 文献に記述があったのは１５８６年に発生した「天正大地震」。敦賀短大の外岡慎一郎（とのおか・しんいちろう）教授（日本中世史）によると、京都の神社に伝わる「兼見卿記（かねみきょうき）」と、ポルトガル人宣教師ルイス・フロイスの「日本史」の二つの文献に、若狭地方が地震にともなう大津波に襲われ、多数の人が死亡したとする記述があった。 一方、これまで関電は地元への広報誌などで、「文献などからも周辺で津波による大きな被害記録はありません」と説明してきた。 関電によると、１９７５年発行の「日本被害地震総覧」（東京大学出版会）が天正大地震は岐阜県付近を震源とする内陸地震だったとしていることから、同社は「津波は起こらなかったと判断

[zyugem]

ていうか日本の海岸線で津波が来ないところなんて存在するの？

[hakaiya]

電力会社の言うことを信じていたら死ぬな。

[Mash]

ノアの方舟伝説まで遡れば世界中で津波被害に遭ったことが無い場所存在しないことに

[flasher_of_thought]

1975年発行の「総覧」を根拠に当時の一次史料を否定するか？あと、1970年から稼働している美浜の評価に1975年発行の資料をどのように使用したのか？謎は深まるばかりだ。ちなみに「日本被害津波総覧」の方は1985年刊。

[usataro]

「総覧」は1975年の編纂物だし、震源域や地震の推定も現代の解釈。「兼見」「日本史」は同時代史料だから、後者をデータとして重視すべきは当然。関電は基本的な史料批判ができてない。

[steel_eel]

記録がなくても地質調査で津波が来たことがあるかどうかはわかるはずなんだが、そういう調査もして無いの？

[flowing_chocolate]

問題は科学ではなく、科学を取り扱う企画経営者。科学者が何を言ったところで、金を出す側である企画経営者の希望的観測が優先される。

[klaftwerk]

まあ統計資料って自分に都合の良い記事を組み合わせて提出するから、これも広報としては「日本では」普通。だがなあ、こんなずさんなことしてたら駄目だろうに。

[realtime24]

津波被害の文献知りながら「記録なし」と説明　関西電力

[tdam]

とりあえず早く津波対策しろ。

[kokogiko]

日本に原発が出来てはや40年程度。400年前と言えばたかだかその10倍に過ぎないのに、それを「なかった事」にする程度の想定で作られてる原発って一体…。

[kaerudayo]

関電内では80年代にこの資料を知っていたらしいが、「そんな昔話だよｗ」と考慮されもしなかったし、津波についての科学的な調査は「これからやる」って、ＮＨＫで言っていたなぁ、おぉこわ。

[akakit]

「京都の神社に伝わる「兼見卿記（かねみきょうき）」と、ポルトガル人宣教師ルイス・フロイスの「日本史」の二つの文献に、若狭地方が地震にともなう大津波に襲われ、多数の人が死亡したとする記述」

[at_yasu]

よくあるよくある

[nextworker]

「説明責任」で済ますべきじゃないでしょ。刑事責任を負わせたいわ。