安井 至 - 新聞案内人 ：新ｓ あらたにす（日経・朝日・読売）

宇宙からみる地球温暖化（1/5） 「宇宙から」とはそもそも大げさだが、そのこころは２つある。 ひとつはこの銀河系宇宙を支配している物理学的な原理に則った視野が必要ということであり、もう一つは、地球を外から見る視野が必要だということである。 こんなレベルの話をしなければならない状況がでてきた。これまで気候変動の科学的根拠を提供してきたＩＰＣＣ（気候変動に関する政府間パネル）が崩壊しつつあるといった報道が海外を中心に昨年からあった。それがとうとう日本でも、一部科学者からの意見が学術誌だけでなく、週刊誌などでも表明されはじめているからである。 ○データ捏造の疑い もともとは、温度データの捏造に近い行為があったという英国の事件が発端である。それに加えて、今年になってから、「2035年にはヒマラヤの氷河が消滅する」という極論を述べたインド人科学者のインタービュー記事がＮＰＯによって引用され、そ

[pantheran-onca]

安井さんは0.1％がgreyと推定するが、実際に調べた結果（12カ国のチームによる）は、IPCCの18,531報のreferenceのうち、5,600報がgrey reference。およそ30％がgrey。http://www.noconsensus.org/ipcc-audit/IPCC-report-card.php

[onkimo]

クライメイトゲート事件など。また、25% 削減目標について

[oguogu]

科学的には正しくても政治的に受け入れられなければ、どうしようもない。アメリカで懐疑論が高まりCO2削減が進まなければ新興国も削減には応じない。その中で日本だけが25%も削減する意味はあるのかという問題。