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川喜田二郎のKJ法: 人机交互論
ユーザビリティ活動では「データをカード化して、似たようなカードをひとまとめにしていく」という分析... ユーザビリティ活動では「データをカード化して、似たようなカードをひとまとめにしていく」という分析をよく行います。これは一般的には『 KJ法® 』(英語では Affinity diagram )と呼ばれています。この手法は文化人類学者の川喜田 二郎 博士―東京工業大学教授などを歴任し、特にネパールをフィールドとした研究で有名―によって開発され、1967年に発表されました。 博士は、自分の研究上の必要から、フィールドワーク(野外調査)で得られる雑多で膨大な資料を分析するための独自の方法論を編み出しました。そして、その手法を学術的利用の範疇にとどめず、アイデア創出や会議の効率化といったビジネスへの応用も踏まえた発想法として体系化したのです。実に40年以上を経た枯れた手法なのですが、その効力は色あせることはありません。 KJ法の手順 最もオーソドックスな手順は以下のとおりです。 データの単位化:
2009/09/15 リンク