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展覧会情報建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳
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展覧会情報建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳
スイスのペーター・メルクリと日本の青木淳。このふたりの建築家の間に直接的なつながりはありません。... スイスのペーター・メルクリと日本の青木淳。このふたりの建築家の間に直接的なつながりはありません。けれども、絵画や彫刻を強くリスペクトしている点では共通しています。 だからでしょうか、それぞれが設計した《彫刻の家》と《青森県立美術館》という美術館は、いずれも、作品と厳しく対峙する空間を持っています。また、ふたりとも、かわいい雰囲気が大好きなのに、とてもクールな建物につくるという点でも似通っています。 本展は、そんな彼らが、頭の中にあるアイデアにかたちを与えていくプロセスに注目します。したがって、会場に、いわゆる完成模型や図面などはありません。では、なにが展示されるのか? チューリヒからは、プロジェクトとは関係なくメルクリが描く膨大な数のドローイングの中から選ばれた約300枚と、《ノバルティス・キャンパス・ビジターセンター》(2006年竣工)のためにつくった愛らしいスタディ模型14点がやってき