benli: 角川歴彦さんの誤解

角川歴彦さんの最大の誤解は、エンドユーザーによる著作物の享受を「著作物の利用」に含めている点にあります。しかし、歴史的にも、比較法的にも、あるいは国際条約との関係でも、著作物を享受すること自体は著作物の「利用」に含まれていません。'エンドユーザーが著作物を享受をしたことについて著作権者等に利益還元を行わない'という状況は、著作権システムとしてはそもそも正常なのです。例えば、書籍を借りて読んだ場合に、少なくとも借主は、営利目的であったか否かを問わず、その書籍を読んだことによる利益の一部を著作権者に還元などしてこなかったわけです。 近年、エンドユーザーが著作物を享受する際に、著作物を自己使用目的で複製することが広く行われるようになりましたが、これとて、社会経済的に見ると、エンドユーザーによる著作物の享受の一態様でしかないので、そのことについて著作権者等に利益還元を行わないということは、著作権シ

[Zephyrs]

権利者は「既得権益です」って言えばいくらピンはねされても意欲を削がれずに笑って許すらしいよ。（いつぞやのアニメプロデューサとか）

[DRAM64KB]

最大の誤解は、エンドユーザーによる著作物の享受を「著作物の利用」に含めている点

[banraidou]

貸与権のライセンス料のどれくらいが出版社に流れているのか、データはあるのだろうか。具体的なデータや数字を見たことがない。どっかに聞けばわかるかな？

[mohno]

変なことを言うと突っ込まれるという例。出版社云々は自分でやればいい話。

[pukada]

著作者より力を持った隣接権者に問題