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生得の瞳と優しい手への贈り物。峠三吉『原爆詩集』(二)。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
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生得の瞳と優しい手への贈り物。峠三吉『原爆詩集』(二)。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
今回は、峠三吉の『原爆詩集』から六篇の詩を紹介させていただきます。これらの詩は、生得の瞳と優しい... 今回は、峠三吉の『原爆詩集』から六篇の詩を紹介させていただきます。これらの詩は、生得の瞳と優しい手への贈り物だからです。 『八月六日』、『仮繃帯所にて』、『としとったお母さん』、『ちいさい子』、『微笑』、『ある婦人へ』。 どの詩も、「国家」や「民族」や「社会」ではなく、ひとりひとりのひとを、命をみつめ、語りかけ、思いやり、思いをともにしようと懸命に、歌っています。 そのことは、この詩集の「あとがき」に彼が記した次の言葉にも、現れ出ていると私は思います。 このように語れる彼を私はほんものの詩人だと感じ敬愛せずにいられません。 「これは私の、いや広島の私たちから全世界の人々、人々の中にどんな場合にでもひそやかにまばたいている生得の瞳への、人間としてふとしたとき自他への思いやりとしてさしのべられざるを得ぬ優しい手の中へのせい一ぱいの贈り物である。どうかこの心を受取って頂きたい。」 六篇の詩に込め